転職の不安を自信に変える転職Tipsメディアsomalico「あの人の転職事情」ページ

私はかねてから35歳までに大きな飛躍を遂げるために転職をする必要性を感じていました。

前職では早いうちに商品企画部に入り、マーケティングやPMOとしての経験を経営メンバーと近い距離で実践でき、成長を実感しながら充実して仕事をしていました。
そんな折、成果もかなり上げて成績的にも会社公式の昇格の評価基準を満たす中、「年次が若いから」という理由で昇格できない出来事が発生しました。

このことをきっかけに、元々抱いていた飛躍を遂げるための転職願望や、前職だと年次が上がるにつれて全国転勤の頻度が上がることに先行きの不安定感を抱いていた思いなどが沸々と再燃し、転職に向けて舵を切る決意を固めました。

転職の大きな軸は3つです。
❶業界の成長性など、自己成長できて強い実績を上げられる環境
❷転勤リスクが少ない安定した働き方ができること
❸年収を大きく落とさないこと

前職は保険業界に属しており、私は年次のわりに高めの給与をいただいていました。
次の転職は今後の飛躍のためのステージにしたいという思いを大切にしつつ、年収のバランスも取れる環境を手に入れたいと思って行動しました。

まずは転職活動とはなんぞやを知るために、dodaXやリクルートエージェントといった転職サイトに登録し、自然とエージェントを頼るようになっていきました。
並行して業界研究のために四季報を購入し、成長マーケットとしてSaaS業界に目を付け、SaaS企業の求人を紹介してくれるエージェントを選定するようにりました。
ソマリの中嶋さんとの出会いも、「SaaSの成長マーケットに身を置き、自身の市場価値を高めましょう」という内容のスカウトからで、まさに自分が思い描いていたことと合致したので会うことにしました。

私の転職軸を説明した上で中嶋さんから紹介されたのは、現職を含めた2社でした。
どちらも成長企業で、特に現職はSaaSでありながら黒字化も果たしている基盤の強さが魅力的でした。
加えて現職の場合、「ネクストキャリアを踏まえて成長できる環境を提供する」と会社ごととして発信されている旨を聞き、私の飛躍願望を叶えられるスキルを磨ける環境だと納得感を感じて応募の決意を固めました。

異業界の会社を複数応募し、最終的に10社ほど面接しました。
各社の選考を進めていく中で、その会社の競合優位性やキャリアパス、社風などは私一人では分からず、どういう表現をすればどう刺さるのかの壁打ちを随時、中嶋さんにさせていただきました。
常に親身に寄り添って頂いて心強かったことが印象に残っております。

その甲斐もあり、多く企業の面接はきっちりとこなすことができ、スムーズにパスできました。

最終的に現職とその他2社の合計3社から内定をいただきました。
どこに意思決定するかはかなり迷いましたが、主に家族に相談して、中嶋さんからも客観的なアドバイスをいただいて確かめながら現職に決めました。

決め手は、「ネクストキャリアを踏まえた成長できる環境」と「ワークライフバランス」です。

現職では、同年代と比較して高い年収をいただいてましたが、自身の実力に見合っているのか疑問に思うようになってきました。
それゆえに、自身の実力が対外的に評価されるジョブ型のキャリアに切り替えたいと思い、現職ではそれが実現できると思えました。
年収面で見たら一時的に下がってしまうものの、現職で経験とスキルを身に付けて今後飛躍させる、そのために必要な学習期間だと納得しました。

また、現職は平均残業時間が20時間程度で、ワークライフバランスが取れる環境が家族視点で考えた時に大きかったです。

私が今回の転職活動を通じて感じたのは、「次のステップを見据えて、今いる場所で成果を出すこと」が重要だということです。
転職先で求められるスキルや経験が明確に示せるよう、まずは今の職場でしっかりとした実績を残すことが大切だと強く思います。
次の企業が自分を採用する理由をしっかり提示できるようにするため、今の環境で全力を尽くすことが重要です。

これから転職を考える人も、まずは現在の職場で成果を出し、実績を積むことで、次の転職先でも評価されるようになると思います。
その上で、良い転職エージェントと出会い、正当にスキルを評価してもらうことが転職活動を成功させるカギだと感じました。
そういった意味で、中嶋さんに対する満足度は100点満点でした。
現職で全力を出し切って会社のために尽くすのは当然のこととして、もしまた転職をする必要性が出てきたら、きっと中嶋さんを頼ると思います。