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あの人の転職事情
2024.10.22 2024.11.05

日系大手消費財メーカーから大手外資系ECへ。モノを作る側から売る側への転身

日系大手消費財メーカーから大手外資系ECへ。モノを作る側から売る側への転身

ひとりひとりのキャリアと人生があるから、型押しの転職だってない。ソマリで転職された方にお話を伺いました。

性別

Kさん・28歳・マーケティング/企画

転職回数1回
モノを作るだけではなく、モノを売るための分野にも挑戦したいと思い転職活動を開始。

日系大手消費財メーカー

研究開発職
正社員
年収600万
社員数 約7,500名

大手外資系EC

マーケティング/企画
正社員
年収1,150万円
社員数 約15,000名

モノ作りだけではなく、売る力にも挑戦したい

転職を考えたきっかけ

私は前職は研究職でしたが、ある日「私は今、何でこんなことをしているんだろう?」と感じる瞬間がありました。仕事に対する疑問が徐々に募り、特にチーム内での価値観の違いに苦しんでいたことが大きな理由です。

周囲は困難で達成できない仕事に対して「仕方ないよね」というマインドで結果にコミットすることを避け、ぬるま湯体質で動いている中、私だけが「どうやれば達成できるのか」を考え抜いて結果を追求していて、強いギャップを感じていました。
次第に「自分がやりたいからやっている」という気持ちから、「自分がやらなければならないからやっている」という使命感だけが残るようになり、この状況を打破したいと思い、転職を考えるようになりました。

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転職で大切にしたこと

転職活動において、私は「やりたいこと」をしっかり見極めることを重視しました。それまで研究職に携わってきましたが、いつしか「モノを作るだけではなく、そのモノを売るプロセスにも興味がある」と感じるようになったのです。性能がどれだけ良くても売り方次第で結果が変わる、という現実に直面し、「売ること」の重要性に気づいたことが大きなきっかけでした。この新しい視点をキャリアの中心に据え、マーケティングなどモノを売るための分野に挑戦したいという思いが強まりました。

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Marketing Stock photos by Vecteezy

非テンプレメールで予想してない角度の求人提案

転職エージェント選び

転職活動の初期段階では、複数の転職サイトに登録し情報収集をしていました。転職エージェントにも5人ほど会いましたが、結局希望を満たす決め手がある提案もなく、次第に転職の熱量が下がっていきました。

そんな折に、ソマリの松本さんから「大手外資系EC企業を受けてみませんか?」というタイトルのスカウトメールを受け取りました。これまで全く考えたことの無かった会社だったので思わず目に入り興味本意で開封すると、本文がテンプレではなく、私の経歴や価値観をしっかり見てくれている内容で、とても響くものがありました。そこで松本さんと面談を行い、自分のキャリアパスや適性を見てもらうことにしました。

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求人・会社選び

松本さんからは、マーケティング的な力が蓄えられる現職のマーケティング/企画職のポジションを紹介されました。もともとモノを売る側への興味が湧いていたことに加え、外資系の現職ではバックグラウンドを重視せず、その人自身の資質を見て決めると伺い、研究職でマーケティング経験のない私でもモノづくりの経験を活かして挑戦することが可能な点に魅力を感じ、チャレンジしてみることにしました。
最終的に選考に進んだのは現職のみでした。

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新たな環境への挑戦心と留まる安心感の間で決断に迷い

面接プロセス

エージェント選びや求人選びで直感を大事にしていたのと同じように、面接でもありのままの自分を見せ、相手とのフィット感を直感的に感じることを重要視し、あえて過剰に対策せず挑むことにしました。

現職の選考は2次面接まででした。
1次面接では、配属予定部署のマネージャーとお話しし、その場で「一緒に働きたい」という相手の気持ちを強く感じました。リラックスした雰囲気で面接が進み、仕事内容やカルチャーのフィット感も確認でき、非常に良い面接でした。
2次面接では、1on1を複数回繰り返していろんな社員の方と面談するという選考でした。1次面接ではフィット感を感じていた一方、いろいろな社員と話せたからこそ、1次面接とは違った違和感や緊張感があり、働く上での不安も少しよぎるようになりました。

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内定・意思決定

無事に内定の連絡を受けたときは嬉しい反面、迷いもありました。2次面接で感じた不安や、その不安を払拭するためにネットで口コミを見たらさらに不安を掻き立てられる内容を見つけるなど、連鎖的に迷うようになりました。

そこで、私が尊敬する人たちにどう思うかフラットな意見を聞くことにしました。すると即答で「挑戦したいから、ワクワクしたから受けたんでしょ。絶対行った方が良い」という回答をいただき、ハッとしました。

仮に前職に留まったら「新しい挑戦をしない後悔」と「現状に留まる安心感」のどちらの感情を強く抱くのかをよくよく考え、最終的に挑戦する方を選ぶべきだと思いました。相談した友人たちが「興味を持ったなら挑戦すべき」と背中を押してくれたことも、決断の後押しになりました。

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Stock photos by Vecteezy

自然体の自分を見せて、自分に合う企業と出会う

転職成功へのアドバイス

転職活動を振り返って大切だと感じたことは、「変に受かろうとしないこと」です。自分の本音を隠して企業に合わせるのではなく、やりたいことを軸に自然体で臨むことで、自分に合った企業に出会える可能性が高まります。

また私自身、外資系ECへの転職は全く視野に入れていなかった中で松本さんと出会い、今回のご縁に恵まれました。松本さんは、決定権が私にあることを最大限尊重してくれて、あえて一歩引いてサポートをしてくれたその距離感が非常に自分に合っていました。

自分のキャリアに自信を持ち、ビジネスパートナーとして自分に合うエージェントを見つけ出して前向きに挑戦していくことが、転職成功のカギだと実感しました。

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担当エージェントから一言

松本 直孝

松本 直孝
(共同創業者・執行役員)

愛媛県出身・外資系商社の人事→リクルート→SmartHRを経て現職

ご転職おめでとうございます!初回の面談で、「本当はもっと自分の持てる力を最大限発揮したい」という想いがとても強い方だと感じました。同時に、現職では周囲のカルチャーとのギャップも多いようにお見受けしたことが印象的でした。ただ、感じているギャップを伺えば伺うほど、現職のカルチャーにマッチするなと想い、ご提案をさせていただいたのですが、そのままトントン拍子で内定受諾まで突き進んでおられました。
ご自身の価値観にあう環境で働くことを選ばれ、すごくよい意思決定をされたと私自身思っています。新天地での輝かしいご活躍をお祈りしております。

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