転職の不安を自信に変える転職Tipsメディアsomalico「あの人の転職事情」ページ

私が転職を決めたのは、前職の事業部撤退がきっかけでした。
前職はSaaS企業で、フィールドセールスを担当していましたが、突如として営業部隊を大幅に縮小させるという発表があり、新規顧客の開拓がほぼ止まる状況に直面しました。この会社でのキャリアを考えた時に先行き不透明感を感じました。
加えて、現在の領域に留まらず、プロダクト開発にも意見できる強い営業として成長したいと考えていたので、このままでは目指していたことが実現できないと思い、転職を決断しました。

転職活動で私が重視したのは、
❶会社のビジョン・ミッションに対してのプロダクト開発基盤と安定性
❷キャリアアップに挑戦できる環境
❸会社の風土・チームの雰囲気
の3点です。
特に、PMF（プロダクトマーケットフィット）しているかや優れたCTO・エンジニア部隊が組成されているかなど、プロダクトの開発が円滑に進む環境があるかどうかは、営業として成果を上げる上で非常に大切だと思い、重要視しました。

転職活動を始めた際、まずはたくさんの情報を仕入れることを目的に10名ほどのエージェントと会いました。その傍ら、「モヤモヤの状態から相談を受けます」というスカウトをソマリの松本さんがくれ、自身の考えを整理するためにお会いしました。

その目的通り、松本さんは、まず私の考えを丁寧に聞き出してくれ、かつ、押し付け的なことは一切せずに私がどうしたいのかを大事にしてくれて、すごくフィット感/伴走感を感じながらモヤモヤしていた部分を一緒に整理してくれました。

こんな感じで、「情報収集」と「思考整理」それぞれの目的に合うようにエージェントを厳選していきました。

そういった最中、SansanやSmartHRといったSaaSのメガベンチャー企業に興味を抱き、松本さんに率直にどう思うか相談しました。
いずれの会社に対しても人材紹介のプロフェッショナルから見た意見をくださる一方、「決めるのはSさんです」と私を尊重してくれたのがありがたかったです。
最終的に、Sansanは営業スキルを伸ばすための環境が整っていて、プロダクトの開発基盤もしっかりしていると思い、今回の転職軸にバチっと当てはまったので応募意志を固めました。

Sansanの選考中も、松本さんには手厚くサポートしていただきました。
面接の準備から、面接後のフィードバックまで、常に適切なアドバイスをもらいながら進められ、PDCAサイクルを上手く回すことができました。
そして面接を通じて、Sansanの組織文化や、求められているレベル感が自分にすごくマッチしていると感じました。
Sansanは日本のSaaS業界のトップを走っている企業であり、そこで営業のスペシャリストとして成長できる環境が整っていると思えました。

最終的にはSansanとSaaS企業2社の合計3社から内定をもらいましたが、Sansanでの成長機会や挑戦の場が自分に最もフィットすると感じていました。
とはいえ、客観的な意見も集めて吟味した上で決断したいと思い、知人や松本さんに助言を求めました。

私自身が元々SaaS業界で働いていたこともあり、内定をくださった会社で働く知人もいて、解像度の高い「中の人」の意見をいただくことができました。一方で、転職エージェントからみるプロ目線での意見を松本さんからいただき、両者共通してSansanは「営業が強く、業界トップの会社で働ける成長環境が魅力」と改めて確認できたので、安心してSansanへの入社を決断できました。

今回の転職活動で学んだことは、できるだけ多くの情報を集めることの重要性です。
今回の転職では、さまざまなエージェントや、知人からのアドバイスを得ました。
いろいろな客観的な意見がありましたが、それぞれを紐解いて共通点を見つけ、新たな発見をすることが大切だと思えました。
それに合わせて重要だと感じたのは、自分で決めるということです。
今回、松本さんはあくまで私の意思を尊重し、サポートしてくれましたが、最終的な判断を私に委ねてくれたことが、納得感のある決断につながったと思います。

これから転職を考えている方に伝えたいのは、まずはしっかりと情報を集めることです。
そして、自分が心から信頼できる/伴走してくれるエージェントと出会い、一緒に進めることが、転職成功のカギになるということです。