転職の不安を自信に変える転職Tipsメディアsomalico「あの人の転職事情」ページ

「すぐ転職したい！」という気持ちはなかったのですが、「自分の市場価値を知りたい」「自分はどんな評価をしてもらえるんだろう」という興味があり、3年ほど前から性格診断を受けるような感覚で転職サイトに登録し、継続的に見ていました。

実際に3年前に一度、スカウトをいただいた転職エージェントとお話した際に、自分だけでは想像がつかないような求人を紹介してもらえて面白かったという経験から、また興味深いスカウトがあればお話を聞いてみようと思っていました。

自分のスキルが活かせそうなこと、ポジティブな効果を実感できるプロジェクトに関われることを大切にしました。

前職ではシステム導入のプロジェクトマネージャー（PM）で5年以上同じ仕事に携わっており、このままキャリアを重ねることに対してモヤモヤとした心配が私の中にありました。
また、銀行では、業務改善というより法制度の変更に最低限対応するといった性格のプロジェクトが多く、スピード感に欠ける面もあったため「システム導入や業務変更の結果ポジティブな効果をもたらす」「スピード感ある環境で多くのプロジェクトを経験できる」仕事がもっとしたいという気持ちもありました。

それこそ5年以上プロジェクト続きで転職を考える余裕などなかったのですが、あるとき突然仕事が少し落ち着いたタイミングがあり、自分のキャリアについてモヤモヤした思いに向き合う時間ができました。

そんなタイミングでソマリの松本さんから「モヤモヤを整理して、転職以外の選択肢も含めフラットにキャリア相談しましょう」というスカウトが届き、自分の気持ちとシンクロして魅力的に思い、お会いすることにしました。

松本さんとの初回面談の際にリクルートをご紹介いただきました。
最初聞いた時は良い印象も悪い印象も特になかったのですが、松本さんがリクルート出身ということもあり、「組織の立ち位置」や「募集の背景」「リクルートと銀行のスピード感の違い」など、解像度の高い情報をご説明をいただき、自分が活躍できるイメージができて興味が湧きました。

そして迷っているうちに案件がなくなるリスクを踏まえ、リクルートだけはまず挑戦してみよう！と応募を決めました。

選考が始まると面接のたびに松本さんから面接官の情報や見られるポイントなどの詳しい情報をいただきました。
さらに、準備した受け答えの内容が適切であるか壁打ち相手にもなってくださり、しかもいつも即レスで応えてくれて…本当にありがたかったです。

結果的に、一次面接、二次面接、最終面接ともにしっかり受け答えができ、内定をいただきました。

内定の知らせを受けた時はすごく嬉しかったです。とはいえ、受諾するかは真剣に考えましたが、2つの理由でリクルートに行くことを決断しました。
1つ目は、タイミングの良さにご縁を感じたこと。
2つ目は、年齢を踏まえると転職先でのチャレンジや成長が許容されるのは今がラストチャンスだと思えたことです。

松本さんにはそういったご相談にも乗っていただきましたし、初転職で内定後の流れも全く分からなかったので、退職交渉や内定受諾などのプロセスの進め方も詳しく教えていただきました。すごくありがたかったです。

転職したいけど、今の会社の待遇に満足しているし、慣れ親しんだ環境だし、ある程度評価されているし、辞めなくてもいいかなぁ…そうモヤモヤすることはたくさんあると思います。

でも、一度転職に興味を持ったのであれば、諦める理由を一旦置いて、「転職しようかな」と思い始めた理由や気持ちに素直になって行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
実際に動いてみることで、私が今回選考に応募したいと直感した時のように、自分を引き留めていたものを超える新たな発見があるかもしれません。