外資コンサルから事業会社へ、やりがいと裁量を求めて見つけた理想の環境

ひとりひとりのキャリアと人生があるから、型押しの転職だってない。ソマリで転職された方にお話を伺いました。
Iさん・27歳・マーケティング/企画
転職回数2回
事業会社への思いと働き方の改善を目的に、転職活動を開始。
大手外資系コンサル
コンサルタント
正社員
年収900万円
社員数 約150名
大手外資系EC
マーケティング/企画
正社員
年収1,000万円
社員数 約15,000名
【記事概要】
やりがいはある。でも、この働き方は続けられないと思った
転職を考えたきっかけ
今回の転職は「もともと事業会社に行きたかった」という気持ちに加えて、役職が上がったタイミング、そしてライフイベントの変化が重なったことがきっかけでした。
結婚を見据える中で、コンサル特有の不規則で過酷な働き方を続けることに現実的な不安を感じたんです。
私がいた外資系コンサルでは、プロジェクトの多くが短期型でした。
繁忙期には深夜3〜4時までの作業や、土日稼働も珍しくありませんでした。
在宅であっても業務量は変わらず、常駐プロジェクトでは終電帰りが常態化していました。
やりがいはありましたが、この働き方を今後も長く続けていくのは難しいと感じ、転職を決意しました。
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転職で大切にしたこと
コンサルで培ったスキルを活かしながら、「自分の仕事が事業にどう活きるか」を長期的な視点で実感できる環境を求めていました。
短期プロジェクトではなく、腰を据えて取り組める事業フェーズで、成果に手応えを感じたいと思ったからです。
また、裁量を持って自分なりに考えながら動けることも重要でした。
さらに、給与面でも極端なダウンは避けたいという思いもありました。
ワークライフバランスも含め、働きやすさと成長実感を両立できる環境が理想でした。
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BtoC志向を軸に、スカウト経由で幅広く探索
転職エージェント選び
転職活動はLinkedInを活用してスタートしました。
実際に4社ほどのエージェントとやりとりし、それぞれ異なる強みを持った方々と出会いました。
LinkedIn経由では、特定の業界や職種に特化した中小エージェントからのスカウトが多く、それがむしろ自分の希望を絞るうえで有効でした。
また、事前にチャットで希望条件やスキル感を共有できたため、面談に無駄がなかったのも良かったです。
ソマリの中嶋さんからは、求人票の中でもリクルートや現職の大手外資系ECなど、ピンポイントのご提案をいただき、目に留まったのがきっかけで面談に進みました。
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求人・会社選び
最初はBtoCに近い事業を展開している企業を中心に見ていました。
特にECやAIなどのテクノロジーを活用して、ユーザーに直接価値提供できる企業に惹かれていました。
実際に受けたのは、ベンチャー企業のEC支援会社、AI関連の事業会社、コンサルティングファームなどでした。
また、ソマリ経由ではリクルートの紹介もいただいており、現職とは別の軸で興味を持っていました。
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一度は断ったオファー…最終的に気づいた“納得できる理由”
面接プロセス
実は現職の選考は2回目でした。
1回目は2024年に受け、2次面接で不採用になりました。
その後、他社選考を並行して進める中で、今回はご縁をいただくことになりました。
中嶋さんからは、選考対策として現職特有の企業カルチャーへの理解を深めるシートを共有いただき、それが非常に役立ちました。
特に「成果を定量的に語る」「わかりやすく自信を持って伝える」という点は、1回目の反省を踏まえて徹底しました。
ちょうど社内でPM的な役割を任されていたタイミングでもあり、その成功体験を通じて自信がついたことも、選考突破に繋がったと思います。
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内定・意思決定
実は現職以外の企業でもオファーをいただいており、現職はお断りしてそこに意思決定しようとしていたタイミングで、再度お声がかかりました。
正直一度辞退の連絡もしていたのですが、中嶋さんが粘り強く魅力を伝えてくださり、再検討することにしました。
一番のネックだと思っていたのが「年収」だったのですが、よくよく詳しく計算してみると実際に提示された条件は想像していたほど下がらず、むしろ現職とほぼ変わらない水準でした。
福利厚生やキャリアパスも含めて総合的に判断した結果、「今後のキャリアを長期的に考えたらここだ」と確信し、最終的に現職への入社を決めました。
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成功の鍵は「自信を持って伝える力」
転職成功へのアドバイス
転職で一番大事なのは、「自分のやってきたことを自信を持って伝えられるかどうか」だと思います。
定量的成果や行動特性を重視する企業では特に、自分の経験をどう言語化するかが大きなポイントになります。
1回目の選考ではそれがうまくできず落ちてしまいましたが、2回目では自分の中で納得のいく成果があったことで、自信を持って臨めました。
業績や数字だけでなく、「そのときどう考えたか」「どう動いたか」まで整理しておくと、面接でも説得力が増します。
また、信頼できるエージェントとの出会いも重要です。
中嶋さんは、大手外資系ECで元々働いていた経験もあり、社内文化や評価制度までリアルに教えてくださいました。
企業の「良いこと」だけでなく、逆サイドの情報に関してもフラットな視点で提供してくださったのが、安心して意思決定できた大きな理由です。
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