転職活動でズル休みはあり?面接で休むときの伝え方と注意点
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
「有給を取りたいけれど理由を聞かれそう」
「転職活動中だとバレたくない」
「体調不良と伝えて休んでもいいのかな」
このように悩む人は少なくありません。
結論として、転職活動のために嘘をついてズル休みするのはおすすめできません。
バレたときに信頼を失うだけでなく、退職までの人間関係が悪くなる可能性があります。
この記事では、転職活動で休みたいときの考え方、会社に伝えやすい休み方、面接日程の調整方法をわかりやすく解説します。
【記事概要】
転職活動でズル休みは避けたほうがいい理由
転職活動中に、面接のために休みたい場面はあります。
ただ、体調不良ではないのに「体調が悪い」と嘘をついて休むのは避けたほうが安全です。
理由は、あとからバレる可能性があるからです。
たとえば、面接先の近くで同僚に会う。
SNSの投稿で外出がわかる。
短期間に体調不良の休みが増えて不自然に思われる。
こうしたことで、会社に疑われることがあります。
また、嘘をついて休むと、自分自身も落ち着いて面接に臨みにくくなります。
面接中も「会社から連絡が来たらどうしよう」と気になってしまうかもしれません。
転職活動では、今の会社を円満に退職することも大切です。
退職日まで気まずくならないためにも、できるだけ正当な方法で休みを取りましょう。
面接で休むときは有給休暇を使うのが基本
平日の面接に行く場合は、有給休暇を使うのが基本です。
有給休暇は、労働者に認められた休暇です。
取得理由を細かく説明する必要はありません。
会社に伝えるときは、転職活動と正直に言う必要はありません。
次のような表現で問題ありません。
- 私用のため
- 所用のため
- 家庭の事情のため
- 通院のため
- 役所手続きのため
一番使いやすいのは「私用のため」です。
例文:
〇月〇日ですが、私用のため有給休暇を取得させていただきます。
業務に支障が出ないよう、前日までに必要な対応を済ませておきます。
理由を深く聞かれた場合も、無理に詳しく話す必要はありません。
「私用のため、詳細は控えさせていただけますと幸いです」
「家庭の用事があり、終日お休みをいただきたいです」
このように、落ち着いて伝えれば問題ありません。
有給を取りにくいときの対処法

職場によっては、有給を取りづらい雰囲気があるかもしれません。
その場合は、面接日程を調整できないか応募先に相談しましょう。
企業によっては、始業前、終業後、昼休み、オンライン面接に対応してくれることがあります。
面接日程を調整したいときは、次のように伝えられます。
例文:
面接日程のご連絡をいただきありがとうございます。
現職の業務都合により、可能でしたら〇月〇日18時以降、または〇月〇日午前中で調整いただくことは可能でしょうか。
お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
無理にズル休みするより、先に日程調整を相談するほうが安心です。
また、半休を使う方法もあります。
午前休や午後休であれば、丸一日休むより目立ちにくい場合があります。
面接がオンラインなら、昼休みや勤務後に受けられるケースもあります。
ただし、現職の勤務時間中に会社のPCや会議室を使って面接を受けるのは避けましょう。
どうしても当日に休む必要がある場合
急に面接が入ったり、日程変更が難しかったりすることもあります。
その場合でも、嘘の体調不良を使うより、できるだけ「私用」や「急用」として伝えるほうが無難です。
例文:
急で申し訳ありません。
本日、私用のためお休みをいただきたくご連絡いたしました。
担当業務については、必要な引き継ぎ事項を共有いたします。
ただし、当日の急な休みは職場に負担がかかることがあります。
できれば面接日程が決まった時点で、早めに休みを申請しましょう。
また、転職活動が長引くと、平日の休みが何度も必要になることがあります。
その場合は、応募先をまとめて調整し、同じ日に複数の面接を入れるなど、休む回数を減らす工夫も大切です。
転職活動がバレないための注意点

転職活動中は、休み方以外にも注意したいことがあります。
特に、会社の人に知られたくない場合は、次の点に気をつけましょう。
- 会社のメールアドレスで応募しない
- 会社のPCで求人を見ない
- 面接の電話を職場で受けない
- スーツ姿が不自然にならないよう注意する
- SNSに面接や外出の投稿をしない
- 同僚に転職活動の話を広げない
転職活動は個人の自由ですが、現職の業務に支障が出ると印象が悪くなります。
今の会社に迷惑をかけずに進めることが、円満退職にもつながります。
まとめ
転職活動で面接に行くために、ズル休みをするのはおすすめできません。
ポイントは次の3つです。
- 嘘の体調不良ではなく、有給休暇や半休を使う
- 会社には「私用のため」と伝えればよい
- 面接日程は、応募先に調整を相談してもよい
転職活動では、今の会社との関係を必要以上に悪くしないことも大切です。
休み方に迷ったら、嘘を重ねるより、正当な休暇を使って落ち着いて面接に臨みましょう。