転職の不安を自信に変える転職Tipsメディアsomalico「転職の成功ノウハウ」ページ

転職の成功ノウハウ 自己分析
2026.05.28 2026.05.29

自己PRプレゼンのスライド例|面接で伝わる構成・話し方・例文を解説

自己PRプレゼンのスライド例|面接で伝わる構成・話し方・例文を解説
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

自己PRをプレゼン形式で求められると、履歴書や職務経歴書に書く自己PRとは少し違った難しさがあります。
「何枚くらいスライドを作ればいいのか」
「自己紹介と自己PRは何が違うのか」
「強みをどう見せれば、面接官に伝わるのか」
このあたりで手が止まる人は多いです。
自己PRプレゼンで大切なのは、きれいなスライドを作ることではありません。面接官が知りたいのは、あなたがどんな強みを持ち、過去にどのように行動し、入社後にどう活躍できるのかという点です。
つまり、自己PRプレゼンは「自分を紹介する資料」ではなく、「入社後に活躍できる根拠を伝える資料」と考えると作りやすくなります。
この記事では、自己PRプレゼンの基本構成、スライド例、話し方のコツをわかりやすく解説します。

自己PRプレゼンは「結論・経験・成果・活かし方」で構成する

自己PRプレゼンでは、最初に結論を伝えることが大切です。

面接官は限られた時間の中で、応募者の強みや人柄、仕事への向き合い方を見ています。冒頭で「私の強みは何か」が見えないと、話の軸がつかみにくくなります。

おすすめの構成は、次の流れです。

  1. タイトル・氏名
  2. 自分の強み
  3. 強みが表れた経験
  4. 具体的に行動したこと
  5. 成果・学び
  6. 入社後の活かし方

たとえば、自己PRで「課題解決力」を伝えたい場合、いきなり「私は課題解決力があります」と言うだけでは弱くなります。

どのような課題に気づき、どんな行動を取り、その結果どうなったのか。そこまで示すことで、強みに説得力が出ます。

また、自己PRプレゼンでは、スライド1枚に情報を詰め込みすぎないことも重要です。文字が多すぎると、面接官はスライドを読むことに意識が向いてしまい、あなたの話が残りにくくなります。

1枚のスライドでは、伝えたいことを一つに絞りましょう。プレゼン時間が3分から5分程度なら、5枚から6枚ほどのスライドで十分です。

転職活動の場合は、応募企業の仕事内容と自己PRの内容をつなげることが欠かせません。自分の強みをどう表現すれば企業に響くか迷う場合は、転職エージェントとの面談で職務経験を整理しておくと、プレゼンの軸が作りやすくなります。


自己PRプレゼンのスライド例

ここでは、転職面接で使いやすい自己PRプレゼンのスライド例を紹介します。今回は「営業事務から事務職へ応募する場合」を想定します。

スライド1:タイトル

自己PR
氏名:山田 花子
応募職種:営業事務

このスライドでは、余計な情報を入れすぎないことが大切です。名前と応募職種が見やすく表示されていれば十分です。

スライド2:私の強み

私の強みは、課題に気づき、業務改善に向けて行動できることです。

このスライドでは、自己PRの結論を一文で伝えます。

「コミュニケーション力があります」「責任感があります」などの言葉も使えますが、できれば応募職種と結びつく表現にしましょう。

事務職なら、正確性、改善力、調整力、段取り力。営業職なら、課題把握力、提案力、関係構築力。接客職なら、相手の立場で考える力、状況対応力などが使いやすいです。

スライド3:強みが表れた経験

前職では営業事務として、見積書作成や受注処理を担当していました。
業務の中で、確認漏れによる書類の差し戻しが発生しやすいことに課題を感じました。

このスライドでは、どのような場面で強みが発揮されたのかを書きます。

ポイントは、話を大きくしすぎないことです。自己PRプレゼンでは、派手な実績よりも、実際に自分が考えて行動した経験の方が伝わります。

スライド4:具体的に行動したこと

確認漏れを減らすため、チェック項目を一覧化しました。
さらに、部署内で共有し、誰が対応しても同じ基準で確認できるようにしました。

このスライドでは、自分が取った行動を具体的に伝えます。

自己PRでよくある失敗は、「頑張りました」「工夫しました」で終わってしまうことです。面接官が知りたいのは、その中身です。

どのように工夫したのか。
何を変えたのか。
周囲とどう連携したのか。

ここまで説明できると、実際に働く姿が想像されやすくなります。

スライド5:成果・学び

確認作業の手戻りが減り、担当者同士のやり取りもスムーズになりました。
この経験から、日々の業務の中で課題に気づき、小さな改善を積み重ねる大切さを学びました。

成果は、できれば数字で示せると強くなります。

たとえば、「差し戻し件数が月10件から月3件に減った」「確認時間を1日あたり30分短縮できた」などです。ただし、数字がない場合は無理に作る必要はありません。

数字を盛るよりも、実際に説明できる範囲で書いた方が信頼されます。

スライド6:入社後の活かし方

貴社でも、正確に業務を進めるだけでなく、周囲が働きやすくなる改善に取り組みたいです。
自分の担当範囲に責任を持ち、チーム全体に貢献できる存在を目指します。

最後のスライドでは、応募企業でどう活躍したいかを伝えます。

ここが弱いと、ただの過去の経験紹介で終わってしまいます。自己PRプレゼンでは、「だから貴社で活躍できます」という流れを作ることが大切です。


自己PRプレゼンで失敗しないためのポイント

自己PRプレゼンでは、スライドの見た目よりも「話の伝わりやすさ」が重要です。

まず気をつけたいのは、文字を詰め込みすぎないことです。スライドに文章をびっしり書いてしまうと、面接官は読むだけで疲れてしまいます。スライドには要点だけを書き、詳しい内容は口頭で補足しましょう。たとえば、スライドには「確認漏れを防ぐチェック項目を作成」とだけ書き、話すときに「見積書作成時にミスが起こりやすい項目を洗い出し、担当者ごとに確認基準がずれないよう一覧化しました」と説明すると、自然に伝わります。

次に、デザインにこだわりすぎないことも大切です。デザイナー職など一部の職種を除けば、派手なアニメーションや凝った装飾は必要ありません。むしろ、シンプルで読みやすい資料の方が好印象です。色は2色から3色程度に絞り、文字サイズは大きめにします。見出しと本文の差をつけるだけでも、十分に見やすくなります。

また、話す時間にも注意しましょう。3分指定ならスライドは4枚から5枚ほど、5分指定なら5枚から7枚ほどが目安です。面接本番では、スライドを読むだけにならないようにしましょう。各スライドで伝える要点だけを覚えておき、自分の言葉で話す方が自然です。転職活動では、プレゼン内容と職務経歴書の内容にズレがないかも確認しておきましょう。書類では「調整力」を強調しているのに、プレゼンでは「営業力」だけを話していると、印象が散らばります。職務経歴書、面接回答、自己PRプレゼンの軸をそろえると、採用担当者にも伝わりやすくなります。


まとめ

自己PRプレゼンで大切なのは、以下の3点です。

  1. 「強み・経験・行動・成果・活かし方」の順で作る
  2. スライドには要点だけを書き、詳しくは口頭で補足する
  3. 最後に応募企業でどう貢献できるかを伝える

派手な実績や凝ったデザインよりも、自分の経験を具体的に語ることが、面接官に伝わる自己PRにつながります。

一覧へ戻る 一覧へ戻る