【転職6回目は多い?】不利になるのか・面接での伝え方と対策を解説
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
「書類や面接でどう見られるんだろう…」
そんな不安を感じている方へ。
転職回数が多いことは確かに採用側が注目するポイントではありますが、その理由や背景、今後の見通しによって評価は大きく変わります。
この記事では、転職6回目というキャリアが「不利に見られるケース」と「問題にならないケース」の違いを解説し、履歴書・面接での効果的な伝え方、そして採用担当者が実際に見ているポイントを紹介します。
【記事概要】
転職6回目は多い?採用担当者のリアルな見方
一般的に、「転職回数が多い」とされるのは以下のようなケースです。
| 年代 | 転職回数の目安 | 印象 |
| 20代後半まで | 3回以上 | 多めと見られることが多い |
| 30代後半 | 4〜5回以上 | 内容次第で懸念されることも |
| 40代以降 | 6回以上 | 業界や職種によっては一般的 |
つまり、「転職6回目」=一律で不利、というわけではありません。職種・業界・年代・在籍年数・転職理由といった要素によって印象は大きく変わります。
採用担当者が気にするのは「転職回数」ではなく「転職理由の一貫性」
以下のような場合は、ネガティブに捉えられる可能性が高まります。
- 在籍期間がすべて短く(1年未満など)、継続性に欠ける
- 転職理由に一貫性がなく、場当たり的に見える
- 前向きな理由が説明できない
逆に言えば、理由が明確で、キャリアの軸がぶれていなければ問題にならないことも多いのです。
履歴書・職務経歴書での書き方と注意点

転職回数が多い場合、書類選考を突破するためには以下のポイントを意識しましょう。
● 1社1社の経歴は簡潔に、要点を明確に
すべてを詳しく書くと長文になりすぎるため、要点を3〜5行程度にまとめるのがベスト。業務内容と成果を端的に示し、共通点を見せましょう。
例)
「営業職として新規開拓と既存顧客のフォローを担当。常に顧客ニーズに寄り添った提案を行い、前年比120%の売上達成。これまでの職場でも常に顧客対応を軸にキャリアを重ねてきました。」
● 転職理由を正直かつ前向きに書く
短期離職がある場合も、理由をあいまいにせず、簡潔に書くことが信頼につながります。
例)
「入社後に業務内容が当初の説明と大きく異なっていたため、やむを得ず退職を決断。」
面接で転職回数をどう伝えるべきか

転職回数が多い人に対して、面接官は以下のような質問をしてくることが多いです。
- なぜこれまで何度も転職をしたのか?
- 今回の転職で最後にしたいと思っているか?
- これまでの経験はどう活かせるのか?
● 面接では「軸の一貫性」と「成長意欲」を伝える
例)
「私は一貫して“人と向き合う営業職”を軸にキャリアを築いてきました。職場環境や組織体制の変化が続きましたが、その中でも常に顧客の課題に向き合う姿勢は変わりませんでした。今後はより安定した環境で、自分の経験を活かして中長期的に貢献したいと考えています。」このように、「転職=ブレ」ではなく「挑戦と成長の結果」だと伝えることがカギになります。
転職回数が多くても選考突破する人の共通点
- 自分の強みを言語化できている
- 職歴に一貫した軸がある
- 書類と面接で矛盾がない
- 前職の不満より、次の目標に焦点を当てている
また、転職エージェントを活用して客観的なアドバイスを受けている人も多く、
「伝え方の工夫」や「企業ごとの傾向」に合わせた対策が成功につながっています。
まとめ|6回目の転職でも、伝え方次第で不利にはならない
- 転職6回目は珍しくないが、「理由と一貫性」が重要
- 書類では簡潔に経歴をまとめ、前向きな転職理由を添える
- 面接では「軸」「意欲」「長期的な貢献意識」を明確に伝える
- 客観的な視点を得るために、転職エージェントの活用も有効
転職回数は「弱点」ではなく「経験値」です。
その価値をどう見せるかは、あなたの準備と伝え方次第で変えられます。