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転職の成功ノウハウ 転職活動の進め方
2025.10.10 2025.10.02

【転職活動でLINEを使うときの注意点とマナー】やりとりをスムーズにするために知っておきたいこと

【転職活動でLINEを使うときの注意点とマナー】やりとりをスムーズにするために知っておきたいこと
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

最近では、転職エージェントや企業の担当者とLINEで連絡を取り合うケースが増えています。
特に20〜40代の転職者では、メールよりもLINEのほうが反応が早く、利便性が高いと感じる人も少なくありません。
とはいえ、LINEはあくまでプライベート寄りのツール。
使い方を間違えると「ビジネスマナーが欠けている」と判断され、印象を損ねる可能性もあります。
この記事では、転職活動でLINEを使う際のマナー、注意点、適切な文面例をご紹介します。

LINEで連絡が来るのはどんな時?

LINEが使われるのは、主に以下のようなケースです。

● 転職エージェントとのやりとり

  • 面談日程の調整
  • 応募書類の提出依頼
  • 応募先企業の情報提供
  • 面接前後のフォロー

● 一部の企業採用担当者とのやりとり

  • 中小企業やベンチャー企業で導入例あり
  • 現場責任者から直接LINEで連絡が来ることも

特にスピード感を求められるポジションや、内定後のフォローでは、LINEが活用されやすい傾向があります。


LINEでやりとりする際の注意点

LINEは気軽なツールですが、転職活動中は“ビジネスモード”で使うことが必須です。

◆ 注意点①:言葉づかいは敬語が基本

LINEでも「です・ます調」+丁寧な言葉遣いが原則です。
友人に送るようなカジュアルな口調や絵文字、スタンプはNGです。

NG例:

「了解でーす!よろしくです♪」
「はい!明日行きます!」

OK例:

「承知いたしました。明日、○時に伺います。どうぞよろしくお願いいたします。」


◆ 注意点②:即レスが基本(遅くとも当日中)

LINEは「すぐに返せる」ツールとして見られているため、
返信が半日〜1日遅れると、「熱意がない」「連絡に不安がある」と思われる可能性も。

→ 通知を見たら、その場で返信 or 予定を確認して必ず当日中には返信しましょう。


◆ 注意点③:既読スルーしない

「既読したのに返信がない」という状態は、企業やエージェントに不安を与える可能性があります。
返信が遅れる場合は、ひとことでもいいので事情を伝えておきましょう。

例:

「ただいま社内におりますので、18時以降にご返信させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。」


シーン別LINE返信例

◆ 面談日程の調整

〇月〇日(火)14時〜15時の間で面談可能です。ご都合はいかがでしょうか?

【返信例】
お世話になっております。〇〇(自分の名前)です。
ご連絡ありがとうございます。〇月〇日(火)14時より問題ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。


◆ 応募書類の提出依頼

履歴書と職務経歴書をご送付いただけますか?PDF形式でお願いいたします。

【返信例】
ありがとうございます。
履歴書・職務経歴書をPDF形式にて添付いたします。ご確認のほど、よろしくお願いいたします。


◆ 面接後のフォロー

本日は面接お疲れさまでした。先方からのフィードバックが届き次第ご連絡いたします。

【返信例】
本日は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
先方のご連絡をお待ちしております。引き続きよろしくお願いいたします。


LINEでトラブルにならないための工夫

リスク対策
スタンプや絵文字で軽く見られるテキストのみ・敬語で送信
返信が遅れてしまう既読前に通知で確認 → 予定が分かれば即返信
連絡履歴が流れてしまう重要事項はメールで再確認・保存
相手をブロックしてしまううっかり操作に注意。やりとりはビジネス専用アカウントが理想

LINE活用のメリットと使い分け

LINEは「スピード」と「気軽さ」が強みですが、全てをLINEで完結させるのはリスクもあります。

ツール向いている用途
LINE日程調整、急ぎの確認、簡易連絡
メール応募書類の送付、正式な連絡、履歴を残す内容
電話急ぎの対応、複雑な説明、トラブル時

→ LINEは“連絡補助ツール”と考え、重要なやりとりは必ずメールでも残しましょう。


まとめ|LINEでも「ビジネスマナー」を忘れずに

LINEは転職活動をスムーズに進める便利なツールですが、使い方を間違えると印象を損なうリスクもあります。
「カジュアルさ」と「丁寧さ」のバランスを意識して使いましょう。


最後に押さえておきたいポイント3つ

  • 大事な連絡はメールでも残すことを忘れずに
  • LINEでも敬語+ビジネスライクな表現が基本
  • 返信は“早く・丁寧に”が信頼につながる
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