転職の不安を自信に変える転職Tipsメディアsomalico「あの人の転職事情」ページ

自分があと何年働けるのか、どのようなキャリアを積んでいきたいのかを逆算して考えたとき、38歳という今のタイミングが最後のチャンスだと思いました。

管理職としての経験が積めるかどうか。それが今回の転職で一番大切にした軸でした。
同時に、これまで培ってきた自分のスキルや知見を活かせるかどうかも重視しました。

特に、突発的なトラブルを冷静に処理できた時や、自分が考えたプランがうまく回った時にやりがいを感じていたので、そういった経験が評価されるような環境で働きたいと思いました。

転職活動を始めた当初は、広く情報収集をしながら複数の選択肢を探っていました。
前職は企業から直接オファーを受けて入社したため、転職エージェントを使うのは今回が初めての経験でした。

そんな中で出会ったのが、ソマリの中嶋さんでした。こちらの希望を丁寧に聞き出し、将来のキャリアを見据えた提案をしてくれたことが印象的で、「この人となら安心して進められる」と思えたのが大きかったです。

管理職ポジションに絞って、複数社の求人を紹介いただきました。
特に印象に残っているのは、現職の会社との出会いです。自分の強みを活かしつつ、成長機会が多く、かつ新たな挑戦ができる場所だと感じました。

また、中嶋さんが求人票には書かれていない企業の風土やマネジメント体制についても詳しく説明してくださり、判断材料としてとても参考になりました。

複数の企業と面接を進める中で、最初は自分の志望がやや曖昧だったと思います。
でも、面接を重ねていくうちに「やはり自分は管理職としての経験を積みたいんだ」と気づき、その思いが徐々に明確になっていきました。

現職の会社との面接では、役割の期待値やチームの状況についても丁寧に説明があり、自分がそこでどんな価値を発揮できるかがイメージしやすかったです。

中嶋さんとも逐一共有しながら、面接ごとに振り返りと準備を重ねていけたことも、自信をもって臨めた理由のひとつです。

最終的には、内定先の条件と自分のキャリアプランを丁寧に比較検討しました。
実は、前職でもあと1年働けば年収は同水準に到達する見込みでした。

でも、それを待っていては成長のチャンスを逃す気がしたんです。
実際、今回の転職で年収は700万円から800万円へとアップ。条件面でも満足のいく結果になりました。

信頼できる上司や家族とも相談し、自分の強みをどう活かせるかを多角的に考えた結果、「この会社で挑戦しよう」と決断できました。

これから転職を考える方には、「自分が大切にしたい軸を最初に明確にしておくこと」を強くおすすめします。
情報に流されてしまうと、どれが正しい選択なのかわからなくなってしまうので、最初に「これは譲れない」という条件を整理することが大切です。

また、自分だけで決めようとせず、信頼できる人に相談しながら進めることで、より客観的な判断ができると思います。
私自身、ソマリの中嶋さんに相談する中で、自分でも気づいていなかった強みや志向性に気づけた場面が何度もありました。

結果として、「挑戦したい」と心から思える環境に出会えたことは、エージェントの支えがあったからこそだと感じています。