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あの人の転職事情
2025.07.01

教育業界から外資系EC大手へ。やりたいことと向いていること、自分軸を信じ抜いた転職

教育業界から外資系EC大手へ。やりたいことと向いていること、自分軸を信じ抜いた転職

ひとりひとりのキャリアと人生があるから、型押しの転職だってない。ソマリで転職された方にお話を伺いました。

性別

Hさん・28歳・マーケティング/企画

転職回数2回
通販事業の「自分で商品をつくり、売るまで手がけられる面白さ」をもう一度味わいたいという思いと「外資系企業で働きたい」という思いから、転職活動を開始。

日系大手教育関連会社

マーケティング/企画
正社員
年収640万円
社員数 約17,000名

大手外資系EC

マーケティング/企画
正社員
年収1,200万円
社員数 約15,000名

通販の「つくる楽しさ」と「届ける面白さ」をもう一度

転職を考えたきっかけ

2社目として教育業界に転職し、マーケティング職に携わる中で、自分が本当にやりたい仕事は何かを改めて考えるようになりました。
教育業界は「絶対にミスが許されない」という特性上、慎重さや正確さが非常に求められます。もちろん意義のある仕事でしたが、その一方で、スピード感や柔軟性に欠ける点にジレンマも感じていました。

また、自分のキャリアを振り返る中で、1社目で経験した通販事業の「自分で商品をつくり、売るまで手がけられる面白さ」が忘れられず、またあの感覚を味わいたいと思うようになりました。
そこに加えて、いつかチャレンジしてみたいと思っていた「外資系企業で働く」という目標も重なり、転職を決意しました。

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転職で大切にしたこと

軸として大切にしていたのは「ものづくりに関わりながら、しっかりとデータに基づいて成果を可視化できる環境」です。
私は“データ人間”というタイプではありませんが、再現性を持って説明したり、正しく評価される環境で働くには、やはり数値が欠かせないと考えています。

また、今回の転職では「社風との相性」も非常に重視しました。
2社目で文化の違いに戸惑う経験をしたことで、「論理だけでは人は動かない」ということを実感。合理性を保ちながらも人へのリスペクトを大切にする組織で働きたいと強く感じるようになりました。

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スカウトで始まった、ご縁と偶然

転職エージェント選び

もともと「いいところがあれば」というスタンスで、ビズリーチなどに登録してスカウトを待つ形が中心でした。
自分から積極的に応募しても通過率が高くなかったという過去の経験もあり、「声がかかる=何かしら評価されている可能性がある」という考えで、受動的にチャンスを探していました。

そんな中で、現職の大手外資系ECの求人に関するスカウトをソマリの松本さんからいただき、「自分なんかが行けるはずない」と思いつつも、憧れの企業であることもあり、話を聞いてみることにしました。

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求人・会社選び

他にも外資系を中心にいくつかのエージェントと面談をしましたが、「今だ!」と思える求人にはなかなか出会えませんでした。
そんな中で、ソマリの松本さんから紹介された現職のポジションは、PB商品の開発・販売というこれまでのキャリアとも非常に親和性が高く、興味を惹かれました。

特に、自社製品をプロデュースするだけでなく、パートナー企業とのダブルネームで商品を展開できることもあり、スケール感・影響力ともに魅力を感じました。

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選考は想像以上に“人”を見ていた。自然体で挑めた面接

面接プロセス

現職の選考は、「論理性」「成果主義」といった堅いイメージを抱いていました。
しかし、実際にはどの面接官も非常に親身で、こちらの話をじっくり聞いてくれるスタイルでした。だからこそ、「これは相手も相当エネルギーを使ってくれてるな」と感じるほど、濃密なコミュニケーションができたと思っています。

特に印象的だったのは、定量的な成果よりも「どう仕組み化して誰でもできるようにしたか」や「上司と意見が異なった時にどう対処したか」といった、行動や価値観にフォーカスした質問が多かったこと。
表面的な成果だけでなく、その背景や再現性をしっかりと見ている印象でした。

加えて、ソマリの松本さんからは過去内定者の回答例や、現職の面接で特に見られるポイントをまとめたExcel資料もご提供いただき、これが大きな助けになりました。
その内容がなければ、的外れなアピールをしていたかもしれません。

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内定・意思決定

内定通知を受け取った瞬間、「これはもう行くしかない」と即決でした。
選考を通して「ここで働きたい」という気持ちがどんどん高まり、他と迷うことは一切なかったです。

提示されたオファー年収が以前の倍近く(640万→1200万)だったことには正直驚きました。
ただし、金額の高さよりも「Earn Trust(信頼を得る)」というキーワードを組織として大切にしている点に惹かれたのが、最終的な決断の理由です。

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「好き」より「向いている」を見極めると、転職は強くなる

転職成功へのアドバイス

一番大事だと感じたのは、「自分の軸を早めに定めること」です。
私の場合、「マーケ×デジタル販売」でキャリアを築きたいと明確に決めていたことで、社内異動の話が出たときも迷わず転職に舵を切れました。

また、「好きなこと」よりも「向いていること」をベースに選ぶ方が、長く安定して働けるのではと感じています。
人から褒められたり、自然と感謝されたりすることに目を向けて、自分の“強み”に気づけると、納得感のあるキャリア選択ができると思います。

そして、私のように一見高いハードルに感じる企業でも、しっかりと対策を積み重ねればチャンスはあります。
その過程で、ソマリの松本さんの存在は本当に心強かったです。特に「その会社に好まれる伝え方」への指摘は、転職エージェントだからこそ提供できる価値だと感じました。

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担当エージェントから一言

松本 直孝

松本 直孝
(共同創業者・執行役員)

愛媛県出身・外資系商社の人事→リクルート→SmartHRを経て現職

この度はご転職おめでとうございます!
最初の面談でも非常に真摯に対応いただき、文字通り「信頼を得る」ことに長けた方だなと感じたことを思い出します。
面接対策を進めるにつれて、ご紹介させていただいた企業が大事にする考え方や価値観がとても似ており、ご活躍いただけるのではという思いが確信に変わっていきました。
新天地での益々のご活躍をお祈りしております!

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