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あの人の転職事情
2024.11.29

業務委託から正社員へ!ビジョンへの共感を大事に、急成長SaaS企業へ

業務委託から正社員へ!ビジョンへの共感を大事に、急成長SaaS企業へ

ひとりひとりのキャリアと人生があるから、型押しの転職だってない。ソマリで転職された方にお話を伺いました。

性別

Kさん・31歳・マーケティング

転職回数4回
正社員として会社のミッションやバリューに共感して働ける環境を求めて転職活動を開始。

マーケティング会社

マーケティング
業務委託
年収550万
社員数 約50名

急成長SaaS企業

マーケティング
正社員
年収600万円
社員数 約150名

業務委託から正社員へ、再び転職を決意した理由

転職を考えたきっかけ

私はずっと正社員で働いていましたが、1年前に前職に出会い、「正社員から一旦離れてみて業務委託で働くのもアリかも」と思って飛び込んでみました。

しかし、実際にやってみると、「業務委託ならでは」の働きにくさを感じることが増えてきました。
会社に対して共感を持ちづらく、むしろ「責任感を求められても、それは私の業務範囲ではないのでは?」みたいに感じる場面も多く…最終的に、「これなら正社員で働く方が自分に合ってる」と思うようになりました。

また、正社員として働いた最後の会社は、「自分が会社でどう活躍したいのか」が曖昧なまま入社してしまい、ミスマッチを経験しました。
この経験から、次はきちんと自分のやりたいことや活躍できる場を明確にして、転職を成功させたいという気持ちがありました。

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転職で大切にしたこと

今回の転職では、特に3つの軸を大事にしました。

まず1つ目はカルチャーフィットです。
変化を起こす人よりも組織に馴染む人を求めている会社は自分には合わないと感じていたので、そういう会社は避けようと思いました。

2つ目は会社のミッションやバリューへの共感です。
表面的に掲げているだけじゃなく、実際に事業運営に反映されているかどうかを重視しました。
ミッションがしっかりしていると、働いていて「なぜこの仕事をするのか」が明確になると思ったからです。

最後は自分のスキルがちゃんと求められる環境です。
これまでの広告業務やマーケティングの経験をしっかり活かせるかどうかが、転職先を選ぶ上で大きなポイントでした。

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直感と権威性を信じてエージェントを選ぶ

転職エージェント選び

私はまずビズリーチやWantedlyに登録して、情報を集めながらエージェント3社を選びました。
選び方としては、タイトルや文章からきちんとしてそうかを直感的に見たり、そのメディアでのランクや肩書きなどの権威性を主に見ていました。
その中で、「代表取締役」という肩書きを見て、しっかりしたアドバイスをいただけそうだと思い、ソマリの中嶋さんからのメールに返信して面談をしました。

すると、他のエージェントさんは条件面を中心に話すことが多くて、「希望年収は?」「勤務地は?」という感じだったのですが、中嶋さんは違いました。

「これまでどういうことをしてきましたか?」
「どんな環境で働きたいですか?」

といった、自分自身の価値観や強みを深掘りしてくれたんです。
そのおかげで、自分でも気づいていなかった「こういう働き方がしたい」という部分を引き出してもらえました。

結果、「この人なら信頼できる」と思えたので、中嶋さんのご支援をメインに、転職活動を進めていくことにしました。

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求人・会社選び

中嶋さんから紹介されたのは、急成長中のSaaS企業である現職のマーケティング職でした。
正直、最初は「BtoBのSaaSかぁ…ちょっと地味そうだな」って思っていました(笑)。
でも、中嶋さんから企業情報を詳細に聞いたり、社員が書いているnoteを見たりすると、「なんか雰囲気いいかも」とだんだん興味が湧いてきました。

現職は、会社として掲げているミッションと実際に営んでいる事業が密接にリンクしていて、「納得感を持って働けそう」と思えたことも、応募を決めた大きな理由でした。

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Stock photos by Vecteezy

共感と適性を重視した面接プロセス、次第に確信へ

面接プロセス

現職の方とは、カジュアル面談1回と面接3回の計4回お会いする機会がありました。
カジュアル面談では事業内容や働いている人たちの雰囲気を知ることができて、「ここ、結構いいかも」と思いました。

一次面接では、これまでのキャリアについて具体的に話しました。
二次面接では「自分がこの会社でどう活躍できるか」をじっくり伝えることに集中しました。
面接を進めるうちに、「ここなら自分の経験が活きる」と確信が持てるようになり、どんどん志望度が高まっていきました。

面接対策については、それぞれの面接前に中嶋さんから「この会社はこういうところを重視しています」とか、「次はこういう質問が来るかも」とアドバイスをもらえたので、心の準備をして臨むことができました。

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内定・意思決定

ありがたいことに、最終面接が終わってその場で内定をいただけました!
実は、前職が忙しくなりそうなことを事前に中嶋さん経由でお伝えしていただいたところ、最終面接前にオファー面談の日程も組んでいただきまして…ご配慮いただいたおかげですごくスムーズに内定が出ました。

そして、事前に「年収は希望の範囲で調整します」と言われていたこともあり、迷うことなく「ここで働きたい」と即決できました。

「この会社なら、自分の価値観とスキルを活かしながら働ける」と確信を持てたのが大きかったです。

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「軸の設定」「フィット感」「信頼できるエージェント」が成功の秘訣

転職成功へのアドバイス

私が今回の転職で学んだのは、「自分の軸をしっかり持つこと」の大切さです。

例えば、年収や肩書きだけで転職を決めるのは少し考え直した方がいいのではと思います。
短期的には良くても、長続きしない可能性が高いからです。
転職活動では、まず自分が「どう働きたいか」「どんな環境なら活躍できるか」をじっくり考えることが大事だと思います。

また、同じ企業の面接は、回数を重ねた方がいいと思いました。
1回や2回ではお互いのことが分かりきらないので、3回、4回と会話して、お互いのフィット感を確認することが重要だと思います。

最後に、信頼できる転職エージェントを見つけることが重要です。
中嶋さんのように、条件だけではなく価値観やキャリアの深い部分まで考えて提案してくれる人がいると、転職活動がぐっとスムーズになると思います。

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担当エージェントから一言

中嶋 竜之介

中嶋 竜之介
(代表取締役)

神奈川県横須賀市出身・元Amazon&リクルート・転職支援実績約50名※独立後

Kさんは業務委託で仕事をしていましたが、チームで一体感を持って仕事をしたいという希望をお持ちだったことが非常に印象的で鮮明に記憶しています。
大企業、中小企業問わず、業務の進め方/組織作り/カルチャーは多種多様で個人商店の集まりという組織も多数あると思います。
一方で今回ご転職いただくSaaSスタートアップは、事業フェーズ的にも、元々のカルチャー的にも、まさに一体感ある組織をお持ちだったことがKさんに上手くフィットし、ご入社が決まり大変嬉しく思いました。
今後のご活躍を祈念しております。

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