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転職の成功ノウハウ 面接対策
2024.10.28 2024.11.05

面接で「逆質問ありますか?」と聞かれた時のベスト質問4選|聞くべき質問と注意点

面接で「逆質問ありますか?」と聞かれた時のベスト質問4選|聞くべき質問と注意点
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

転職活動において、面接は避けて通れないステップですが、ほとんどの面接で「逆質問」の時間が設けられます。
逆質問は、自分の興味や関心を示し、会社の文化や業務内容について深く理解するための重要な時間ですから、「特に質問はありません」という回答をしてしまうと、意欲が低いと見なされて不合格になってしまうこともあります。
しかし、何を質問するとよいのか困ってしまうこともありますよね。
今回は、面接の逆質問で聞くべきポイントについてご紹介します。

企業が「逆質問」の時間を設ける理由

どのような逆質問をするとよいのか考える前に、企業はなぜ面接で逆質問の時間を設けるのかを考えてみましょう。企業は候補者からの質問から、こんなことを読み取りたいと思っています。

  • 候補者がどの程度会社や事業に興味を持ってくれているのか
  • 転職先を決める上で大切にしていることはなにか
  • 候補者はどのような性格か

逆質問の時間を設けることで、候補者の志望度はどれくらい高いのか、会社に定着してくれそうな人材かどうか、自己中心的であったり組織に不和をもたらすような人物でないか、などを判断したいと思っているのです。

面接の逆質問は候補者にとって「自分をアピールする絶好の機会」と捉えることができます。
これを踏まえて、逆質問で聞くべきことを具体的に見ていきましょう。

会社の文化とチームの雰囲気について

質問例:

  • 「この会社で働く上で最も大切にされている価値観は何ですか?」
  • 「チーム内でのコミュニケーションの取り方や、働き方の特徴を教えてください。」

会社の文化やチームの雰囲気を知ることは、自分の価値観や働き方が企業とマッチしているかを確かめる上で非常に重要です。
このような質問をすることで、採用企業からも「働くイメージを具体的にしようとしている」「組織に関心をもってくれている」と評価してもらうことが可能です。

ただし、会社のカルチャーや大切にしている価値観は採用サイトに大きく書かれていることも多く、単純に「価値観は何ですか?」だけ聞くと採用情報をちゃんと調べていないと判定されて逆効果になることもあります。
そういった場合は「御社の⚪︎⚪︎という価値観にすごく共感したのでより詳しく教えてください」など、会社を研究した上でより深く聞きたい意図が伝わるように質問しましょう。

業務内容やキャリアパスについて

質問例:

  • 「このポジションでの主な業務内容を具体的に教えていただけますか?」
  • 「キャリアパスについての考え方や、成長の機会はどのように提供されるのか教えていただきたいです。」

業務内容を具体的に理解することで、入社後のギャップを減らすことができます。
また、キャリアパスや成長の機会について尋ねることで、自分がどのように成長できるか、どのようなスキルを身につけることができるかを知ることができます。

ただし、成長機会を「与えてもらう」スタンスが全面に出すぎてしまうと「テイカー気質な人物だ」と捉えられてしまうリスクがあります
自ら学びスキルアップをする、という前提を伝えた上で企業が提供する成長機会について確認することを心がけましょう。

会社の将来とビジョンについて

質問例:

  • 「会社の今後のビジョンや目標について教えてください。」
  • 「この業界での競争優位性や、将来の展望についてどう考えていますか?」

会社のビジョンや目標を理解することで、自分がそのビジョンに共感できるか、会社の将来性に安心感を持てるかを確認することができます。
また、業界での競争優位性を知ることで、会社の強みや弱みを理解し、自分がどのように貢献できるかを考える手助けになります。

ただし、会社HPやリリースなどのIR情報に掲載されていることをストレートに質問してしまうと「企業研究が不足している」「志望度が低く、その場しのぎの質問をしている」と捉えられてしまうリスクがあります
そういった場合は、会社側が開示している競争優位性や将来の展望を知っていることを伝えた上で、さらに一歩踏み込んだ理解をするための質問をしましょう。

事業・組織課題について

質問例:

  • 「この事業の目標を達成するために現在課題になっていることは何ですか?」
  • 「組織が抱えている課題と、それに対して私に期待していることを教えてください。」

企業にとって中途採用は事業課題・組織課題を解決する方法の一つです。
そのため、あなたの採用においても背景には必ずなんらかの課題があるといえるでしょう。
採用の背景となる事業課題・組織課題を理解することは、あなた自身が入社後期待される役割を知ることにつながるため、非常に重要です。
また、採用企業から「自らの役割を捉えて解決に導いてくれそうな人材」という評価をしてもらえる可能性が高く、ぜひ逆質問に取り入れていただきたい質問です。

まとめ

逆質問を通じて、自分にとって最適な職場かどうかを見極めることの重要性と、逆質問の内容によって企業からの評価が大きくかわることが分かったと思います。

弊社、転職エージェントであるソマリを使えば、あなたのキャリアや転職理由に基づいた「逆質問すべきこと」を知ることができます。また、逆質問では聞きづらいが本当は知りたいことを確認するサポートもいたします。

ソマリの転職支援をご希望される場合は、「無料転職相談」からご希望をお寄せください。

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