転職先の業界をどう選ぶ?自分に合った業界を見つける3つのポイント
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
どの業界で働くかによって、求められるスキルや経験、ベースとなる年収レンジ、将来のキャリアパスが大きく変わります。
本記事では、転職先を選ぶ際の業界選択のポイントを詳しく解説します。
自分の興味と強みを確認する
興味と強みの一致
転職を成功させるためには、自分の興味と強みを確認し、それに適合する業界を選ぶことが重要です。
ただし、例えば「ファッションに関心があるからアパレル業界で接客の仕事をする」というような選び方をした結果「自分が好きなのはファッションであって接客ではなかった」と失敗をしてしまう事例も数多くあります。
自分の興味を「ファッション」「スポーツ」のような名詞で考えるのではなく、「営業をする」「分析をする」のような動詞で考えることでモチベーションを高く保って働ける仕事を見つけることができます。
とはいえ、自分のことは自分ではなかなかわからないものです。自分の興味や強みを客観的な視点の意見を聞くために、転職エージェントを利用するのも一つの方法です。
様々な業界とのパイプを持つプロの視点からアドバイスをもらうことで、明確になっていなかった自分の興味や適性を見つけることができます。
業界の将来性を見極める
成長性のある業界
業界の将来性も業界選択の重要なポイントです。成長性のある業界は、将来的なキャリアの幅が広がるだけでなく、スケールの大きな昇給・昇進を期待できます。
例えば、AIやSaaSなどの分野は今後の成長が期待されているため、長期的な視野で見ても魅力的です。
情報収集
最新の業界動向を把握するためには情報収集が欠かせません。
書籍やWEBメディア&SNS、友人・知人のネットワーク、転職エージェントなどから情報を得て、転職先の業界を吟味するとよいでしょう。
企業文化と労働環境を考慮する
企業文化の適合
業界によって企業文化や労働環境が大きく異なる場合があり、転職先の業界選びの際に考慮する必要があります。
自分の価値観や働き方に合った文化の業界や企業で働くことで、ストレスなく働き続けることができます。
労働環境の確認
企業ホームページや口コミサイト、実際にその業界で働いている人のSNSなどを活用して、業界の労働環境に関する情報を得ることができます。
ただし、口コミサイトは退職者や退職希望の在籍者が転職の際に登録して口コミを投稿していることが多いため、マイナスの方向に偏った意見も多いです。また、SNSでは日頃の仕事の愚痴が発信されていることも多いでしょう。
そのため、口コミサイトやSNSだけで情報収集をするのではなく、実際にその業界で働いている知人や、業界の内情に詳しい転職エージェントからも情報を集めて多角的でフラットな目線で評価をすることが大切です。
まとめ
転職先を選ぶ際の業界選択は、以下3点が大きなポイントになります。
- 自分の興味と強みを確認する
- 業界の将来性を見極める
- 企業文化と労働環境を考慮する
転職先の業界選択は、興味やスキルだけでなく、将来のキャリアパスや労働環境など多角的に考える必要があります。
この記事で紹介したポイントを参考に、自分の興味と強みをしっかりと見極め、成長性のある業界を選ぶことが重要です。
また、企業文化や労働環境についても十分に情報収集し、自分に合った職場を見つける努力が求められます。
転職活動は大変なプロセスですが、転職エージェントの力を借りることで、自分では気づかない新たな可能性や最適な選択肢を見つけることができます。
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