転職活動の進め方|【要注意】書類選考や面接など転職活動でついやってしまうミスとその防ぎ方・回避方法
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
ここでは、選考フェーズごとに起こりがちなミスと、その対策を詳しく紹介します。
書類選考:誤字脱字や情報の不備
ミスの内容
書類選考でよくあるミスは、誤字脱字や情報の不備です。大切な応募書類に誤字脱字があると、注意力不足や志望度が低いのではとの印象を持たれてしまうリスクがあります。
また、例えば営業職なのに営業実績が記載されていない、デザイナーなのにポートフォリオが添えられていないなど、職種に求められる記載すべき情報がない場合も、選考から外れる原因になります。
避けるためのポイント
書類を提出する前に必ず第三者にチェックしてもらいましょう。転職エージェントに相談すると、プロの視点からアドバイスをもらえ、ミスを防ぐことができます。
また、志望する企業の仕事内容や求めるスキルを十分に理解し、自分の経験をどう活かせるかを明確に伝えることが重要です。
面接:準備不足や緊張による失敗
ミスの内容
面接での失敗として多いのは、準備不足や緊張によるものです。特に、企業の情報を十分に調べていなかったり、自分の強みや経験をうまく伝えられない場合は、面接官に良い印象を与えられません。
また、マナー違反や身だしなみの不備も評価を下げる要因になります。
避けるためのポイント
面接前には、企業研究を徹底し、予想される質問に対する回答を準備しましょう。
上場企業の面接を受ける場合は、事前にIR(投資家向け情報)を読み込むことがお勧めです。会社についてよく調べているという良い印象を与えることができるだけでなく、IRには会社・事業として持っている課題が必ず書いてありますから、ご自身がどのように貢献できるかをアピールする材料にできます。
また、模擬面接の実施も効果的です。模擬面接により事前にロープレできていることで緊張を和らげ、本番でのパフォーマンスを向上させることができます。
内定後:条件交渉や辞退のタイミング
ミスの内容
内定を受けた後、条件交渉や内定辞退の対応でのミスもよく見られます。たとえば、提示された条件に対する不満をストレートに伝えてしまうことです。
条件改善が上手くいかなかったが入社することにした場合、先方との関係性が悪化してしまい入社後の人間関係で苦労するかもしれません。他方、内定後に嬉しさの内定承諾に飛びついてしまうことも後々後悔することになる可能性があります。
避けるためのポイント
内定後は、冷静に提示された条件を確認し、交渉についてはできれば転職エージェントを介して行いましょう。転職エージェントはあなたの意向を直接的に伝えずとも、たとえば「これくらいまで年収を上げられれば内定を承諾してもらえる可能性が高まります」のようなコミュニケーションを取ることで、あなたのイメージを損なうことなく条件交渉を行ってくれます。
また、冷静な頭で現職やその他の内定先と条件面を見比べることが、後悔のない転職を実現するのに非常に重要です。嬉しいという感情を一度クールダウンさせて、改めて思考を巡らすことをおすすめします。
まとめ
転職活動でありがちなミスを避けるためには、選考フェーズごとに気をつけるべきポイントをしっかりと押さえておくことが重要です。
まず、書類選考では、誤字脱字や情報の不備が命取りとなるため、内容の精査と第三者による確認が欠かせません。
また、面接ではIR等で企業の情報を十分に調べ、自分の強みを的確に伝えるための準備が必要です。準備不足や緊張によるミスを避けるために、模擬面接などを活用して自信を持って臨むことが求められます。
最後に、内定を受けた後も冷静さを保ち、条件交渉については転職エージェントの力を借りることが重要です。これらのポイントを意識することで、ミスを避けながら転職活動を円滑に進めることが可能です。
転職活動でありがちなミスを避けるために、転職エージェントの利用は非常に有効です。
私たちソマリもあなたの円滑な転職を実現するために、全力でサポートいたします。
ご支援を希望される場合は「無料転職相談」からご希望をお寄せください。