マルチタスクを自己PRで伝えるには?例文・書き方・注意点を解説
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
図形問題と聞くと、「センスがないと解けない」「数学が苦手だから不安」と感じる人もいるかもしれません。けれど、実際にはひらめきだけで解く問題ではありません。よく出るパターンを知り、見る順番を決めておけば、正答率は十分に上げられます。
図形問題で見られているのは、空間認識力、規則性を見抜く力、情報を整理して考える力です。仕事でいえば、資料の構造を理解する、手順の違いに気づく、複数の条件を整理する力に近いものがあります。
この記事では、適性検査の図形問題でよく出るパターン、解き方のコツ、効率的な対策方法をわかりやすく解説します。
適性検査の図形問題でよく出るパターン

適性検査の図形問題には、いくつか定番のパターンがあります。問題ごとに見た目は違っても、考え方は似ていることが多いです。
まず多いのが、図形の回転問題です。
三角形、矢印、記号、黒い部分などが、時計回りや反時計回りに一定の角度で動いていく問題です。たとえば、1つ目から2つ目で90度回転し、2つ目から3つ目でも90度回転しているなら、次も同じ方向に回転すると考えます。
次によく出るのが、反転問題です。
左右反転、上下反転、または回転と反転を組み合わせた問題です。反転問題は、なんとなく見ていると混乱しやすいため、目印を一つ決めるのがコツです。矢印の向き、黒い点の位置、欠けている部分など、動きを追いやすい部分に注目します。
また、図形の数や位置が変化する問題もあります。
丸や四角の数が一つずつ増える、黒い部分が右へ移動する、線の本数が変わる、といったパターンです。このタイプでは、図形全体をぼんやり見るのではなく、「数」「向き」「色」「位置」のどれが変化しているのかを分けて考えると解きやすくなります。
さらに、展開図や立体図形の問題も出題されることがあります。
サイコロの展開図から向かい合う面を考える問題や、立体を回転させたときの見え方を選ぶ問題です。空間認識が必要に見えますが、これも慣れで対応できます。特にサイコロ問題は、向かい合う面、隣り合う面、回転後も変わらない関係を確認するのが基本です。
転職活動では、企業や職種によって出題される適性検査の種類が異なります。SPI、玉手箱、CAB、GABなど、検査形式によって図形問題の出方も変わります。応募企業でどの検査が使われやすいか不安な場合は、転職エージェント経由で選考情報を確認できることもあります。
図形問題を解くときのコツ
図形問題で大切なのは、最初から答えを探しにいかないことです。
選択肢を先に見てしまうと、どれも似て見えて迷いやすくなります。まずは、問題に並んでいる図形の変化を確認しましょう。
見る順番は、次のように決めておくと便利です。
- 図形の数は変わっているか
- 図形の向きは変わっているか
- 黒い部分や白い部分の位置は変わっているか
- 線や点などの細かい要素は増減しているか
- 回転、反転、移動のどれが起きているか
この順番で確認すると、変化のルールを見つけやすくなります。
たとえば、図形の中に黒い丸があり、それが左上、右上、右下、左下と動いているなら、次は左上に戻る可能性があります。このように、位置の変化は時計回りに追うと見つけやすいです。
回転問題では、図形全体を頭の中で回そうとすると混乱することがあります。その場合は、目印を一つだけ決めてください。矢印の先、欠けた角、黒い三角形など、特徴のある部分を追うと、全体の動きが見えやすくなります。
反転問題では、左右と上下を混同しないことが重要です。左右反転なら、左にあったものは右へ移りますが、上下の位置は変わりません。上下反転なら、上にあったものは下へ移りますが、左右の位置は変わりません。ここを丁寧に確認するだけで、ケアレスミスを減らせます。
また、図形問題は時間をかけすぎないことも大切です。
適性検査は制限時間が厳しいことが多いため、1問に長く悩むと後半の問題に手が回らなくなります。30秒から1分考えてもルールが見えない場合は、いったん飛ばす判断も必要です。満点を狙うより、解ける問題を確実に取る方が点数は安定します。
図形問題の対策方法とNG勉強法
図形問題の対策では、問題集を大量に解くよりも、「なぜその答えになるのか」を確認することが大切です。
最初は時間を測らずに、パターンを覚えるつもりで解きましょう。回転、反転、移動、増減、重ね合わせ、展開図など、どのタイプの問題なのかを分類しながら進めると、次に似た問題が出たときに対応しやすくなります。
慣れてきたら、時間を測って解きます。
適性検査では、知識よりも処理スピードが問われることがあります。ゆっくり解けば正解できるのに、本番では時間切れになるという人も少なくありません。練習の後半では、1問あたりの時間を意識しましょう。
一方で、避けたい勉強法もあります。
それは、答えだけを見て覚えることです。図形問題は、まったく同じ問題が出るとは限りません。答えを暗記しても、本番で少し形が変わると対応できなくなります。
大切なのは、答えではなく考え方を覚えることです。
「この問題は黒い部分が時計回りに動いている」
「この問題は図形全体が90度ずつ回転している」
「この問題は線の本数が一つずつ増えている」
このように、ルールを言葉で説明できるようにしておくと、本番でも落ち着いて解けます。
また、図形問題が苦手な人ほど、最初から難しい問題に手を出しがちです。しかし、基礎パターンが身についていない状態で応用問題を解いても、苦手意識が強くなるだけです。まずは簡単な問題で「見る順番」を体に覚えさせることから始めましょう。
転職活動中は、書類作成や面接準備と並行して適性検査対策を進める必要があります。応募先でどの検査が出やすいか、対策の優先順位をどうつけるかは、選考情報に詳しい転職エージェントからヒントを得られることもあります。すべてを一人で抱え込まず、効率よく準備する視点も大切です。
まとめ
適性検査の図形問題では、次の3点を意識しましょう。
- 回転、反転、移動、増減、展開図などの頻出パターンを知る
- 「数・向き・色・位置」の順に変化を確認する
- 答えを暗記せず、ルールを説明できるように練習する
図形問題は、才能だけで決まるものではありません。見る順番と考え方を身につければ、苦手な人でも十分に得点を伸ばせます。