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2026.04.02 2026.03.13

父親の職業に影響された志望動機の書き方とは?実例つきで解説【就活・転職対応】

父親の職業に影響された志望動機の書き方とは?実例つきで解説【就活・転職対応】
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

「父が〇〇の仕事をしていて憧れたから」「父の働き方を見て自分もそうなりたいと思った」──このように、家族の影響で職業を選んだ人は少なくありません。
しかし、就職・転職活動では「憧れ」だけの動機では説得力が足りず、本人の思考や行動が見えるかどうかが重要になります。
本記事では、父親の職業に影響を受けた志望動機を効果的に伝えるための書き方と構成のポイントを解説し、就活・転職それぞれに対応した例文も紹介します。

志望動機に「父親の影響」を使うのはアリ?

結論から言えば、「父親の影響」自体は悪いものではありません。むしろ、職業観が育まれた原体験として自然な動機であり、書き方次第では深みのある志望動機になります。

ただし、以下のような状態だと印象が弱くなります。

  • 「かっこいいと思ったから」など感情的な理由だけで終わっている
  • 自分自身の経験や行動に結びついていない
  • 応募先との接点がない

重要なのは、「影響されたその後、あなたが何を考え、どう動いたか」です。


書き方の基本構成|3ステップで整理しよう

志望動機をわかりやすく、かつ説得力ある形で伝えるには、次の3ステップで構成するのがおすすめです。

① 父親の職業・働き方からどんな影響を受けたか

→ 子どもの頃に見た姿や、父との会話、仕事ぶりで印象に残っていることなど

② その影響を受けて、自分がどんな行動・選択をしてきたか

→ 進路選択、学び、アルバイト経験、興味の変化など

③ 応募先でその思いをどう活かしたいか

→ 応募企業・職種と自分の志向や価値観がどう合っているかを示す

この構成で組み立てることで、ただの感情的な動機から、「考え抜かれた志望動機」へと昇華できます。


【例文】父親の職業に影響された志望動機(就活向け)

◆ 営業職志望(大学生・新卒)

私が営業職を志望したきっかけは、父の影響です。父は建材メーカーの営業として働いており、取引先の課題に寄り添いながら長く信頼関係を築いてきました。子どもの頃、休日でも相談の電話に丁寧に対応している父の姿を見て、単にモノを売る仕事ではなく、「人と信頼を築く仕事」だということを実感しました。

大学では経営学を学び、BtoB営業の役割やマーケティング戦略を学ぶ中で、法人営業の面白さに惹かれるようになりました。ゼミ活動では企業への提案型企画にも参加し、課題を分析し、相手に応じた解決策を提示する力を培いました。

御社のように、顧客との長期的な関係構築を重視する営業スタイルに共感しております。父のように信頼される営業パーソンを目指し、誠実な対応と学ぶ姿勢で貢献していきたいと考えています。


【例文】父親の職業に影響された志望動機(転職向け)

◆ 技術職へのキャリアチェンジ(20代・第二新卒)

ものづくりに対する興味を持った原点は、父の姿でした。父は金属加工の職人として働いており、小さい頃から工場で機械や図面に触れる機会が多く、自然とものづくりに対する関心が育まれました。

大学卒業後は営業職として勤務していましたが、自分でも手を動かして何かを形にする仕事がしたいという思いが強くなり、現在は製造業界へのキャリアチェンジを目指しています。CADや基本的な機械知識については独学を始めており、現在はスクールで実践的なスキルを習得中です。

御社のように製品設計から開発まで一貫して携われる環境であれば、父から受け継いだ「ものづくりへの誠実な姿勢」を活かし、実務を通じて着実に成長していきたいと考えています。


志望動機がうまくまとまらないときは?

父親の職業から影響を受けたものの、うまく言葉にできなかったり、「伝え方が重たくなりすぎるのでは」と不安になる方も多いです。

そんな時は、以下のように整理してみてください:

  • 父の仕事のどんな姿勢・価値観に影響を受けたか
  • 自分の経験・選択にどのように影響を及ぼしたか
  • 応募先でその考えをどう活かせるか

また、自分の言葉でうまくまとめられないときは、転職エージェントに相談して書類の添削やアドバイスをもらうのも一つの方法です。第三者の視点を通すことで、客観的な整理ができ、より深みのある志望動機に仕上げることができます。


まとめ|父の背中から始まる「あなた自身の物語」を言葉にしよう

  • 「父親の影響」を動機にするのは問題なし
  • 大切なのは、「自分が何を感じ、どう行動したか」まで伝えること
  • 応募先との接点・貢献イメージも忘れずに盛り込む

志望動機は、あなたの価値観や行動の背景を伝えるチャンスです。
父親の職業や姿勢に影響を受けた経験があるなら、それは立派な原体験です。ただし、「父が好きだったから」だけではなく、あなた自身の言葉と意志に変換して伝えることが、選考を突破するための鍵になります。

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