NTTコミュニケーションズの年収は高い?職種・年代別の給与と働き方を徹底解説
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
NTTグループの一員ということで「年収が高そう」「福利厚生が手厚い」といったイメージを持たれることも多いですが、実際の給与水準や昇進制度、働き方のリアルについてはあまり知られていないのが現状です。
本記事では、NTTコミュニケーションズの年収について、職種別・年代別・役職別の水準を解説しつつ、転職活動で注意すべきポイントについても触れていきます。
職種別に見るNTTコミュニケーションズの平均年収
NTTコミュニケーションズの給与体系は、NTTグループ共通の等級制度と職能給+成果評価をベースに構成されています。基本給+ボーナスに加え、諸手当や福利厚生の充実度も年収に大きく影響します。
1. 営業職(法人向けソリューション営業)
- 平均年収:約600万円〜850万円
- 30代前半:650万円前後が一般的
- インセンティブ要素は限定的
法人営業を中心に、大手企業へのネットワーク・クラウド・セキュリティ提案などを行います。「営業」と言ってもテレアポや飛び込みではなく、提案型のコンサルティング営業が主流。成果は評価に反映されますが、完全歩合ではなく安定志向の給与設計です。
2. 技術職(ネットワーク・クラウド・セキュリティ)
- 平均年収:約650万円〜900万円
- 上流工程やプロジェクトマネージャーは1,000万円超もあり
ネットワーク構築・運用・保守、クラウド設計、セキュリティアーキテクトなど多岐にわたります。専門性の高さが評価されやすく、資格や実績により昇給が狙いやすい職種です。
3. 管理・企画系職種(経営企画・人事・法務など)
- 平均年収:約700万円〜950万円
- 本社勤務が多く、役職付きで年収上昇が見込める
事業企画や制度設計など、グループ全体を支えるポジション。年収は高水準ですが、求められる業務の幅も広くなります。

年代別・役職別の年収目安
NTTコミュニケーションズは年功序列の傾向を残しつつも、成果主義を取り入れた等級制度を採用しています。そのため、早期昇格によって年収が大きく伸びるケースもあります。
| 年代 | 想定年収 | 備考 |
| 20代前半 | 約400万円〜500万円 | 初任給は22〜25万円+手当 |
| 30代 | 約600万円〜800万円 | 主任クラスで700万円前後が目安 |
| 40代 | 約800万円〜1,000万円 | 課長クラスで900万円超が一般的 |
| 50代 | 約1,000万円〜1,200万円以上 | 部長・本部長級で年収大幅アップ |
- 賞与は年2回(6月・12月)
- 残業手当は全額支給
- 時間外労働は抑制傾向にあり、ワークライフバランスは良好
働き方・社風・転職時の注意点
NTTコミュニケーションズは、大企業ならではの制度と落ち着いた社風が特徴。近年はグループ再編(NTT Ltd.との統合)なども進み、グローバル展開やDX人材の強化に注力しています。
ポジティブな点:
- リモートワーク・フレックス制度が整備されており、働きやすい
- 福利厚生(住宅補助、企業年金、退職金など)が非常に充実
- スキルアップ支援や資格取得制度も豊富
注意点:
- プロパー社員が多く、中途入社者には保守的に映ることも
- 組織規模が大きいため、意思決定が遅いと感じるケースあり
- 年収面では、外資系IT企業に比べると見劣りすることも
こうした文化や昇進・評価の仕組みは、外からは見えづらい部分です。そのため、IT業界に強い転職エージェントを活用して、企業理解を深めながら対策を練るのが現実的なアプローチです。

まとめ|NTTコミュニケーションズの年収を理解する3つのポイント
- 年収水準は国内大手IT企業の中でも「高めの安定型」
- 技術・企画系職種は専門性が高く、年収アップの伸びしろも大きい
- 福利厚生や働きやすさを重視する人にとっては非常に魅力的な職場
NTTコミュニケーションズは、短期的な高収入よりも「長期で安定的にキャリアを築きたい人」に向いている企業です。自身のキャリアビジョンと照らし合わせながら、企業研究を深めていくことが、納得のいく転職につながります。