【例文あり】共感力を自己PRにする方法|人の気持ちを汲み取れる力は武器になる
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
しかし、共感力とは「相手の気持ちを察して行動する力」であり、営業、接客、事務、介護、医療、教育など幅広い職種で重宝されるスキルです。
大切なのは、「共感力がある」と主張するだけではなく、その力を発揮して相手にどう貢献したのかを具体的に伝えること。
この記事では、共感力を自己PRとして効果的に伝えるためのポイントと、すぐに使える例文をご紹介します。
共感力をアピールする3つの構成ポイント
① 相手の気持ちをどう読み取ったか
→「どう共感したか」を“エピソード”で示す
② その共感をもとに、どんな行動をとったか
→「相手目線で考えた」工夫や姿勢を伝える
③ 結果としてどうなったか
→「相手が安心した」「信頼された」など成果や評価に触れる
共感力を活かした自己PR|職種別例文

■ 例文①:接客・販売職の場合
私の強みは、お客様の気持ちに寄り添い、言葉にならないニーズを汲み取る共感力です。
アパレル販売では、お客様が商品に迷われている際、好みや雰囲気を丁寧に観察し、「こんなシーンで着てみては?」と提案することで、結果的に購入につながるケースが多くありました。
実際に「あなたに相談してよかった」とお声がけをいただくことも多く、売上目標の120%を継続して達成することができました。
■ 例文②:営業職の場合
私は営業活動において、顧客の“言葉にされない課題”に気づくことを大切にしています。
ヒアリングでは事業の背景や担当者の立場を理解するよう努め、「実はそこも困っていて…」と追加のご相談をいただくことも多く、結果的に提案の幅が広がりました。
共感をベースとした関係構築により、既存顧客からの紹介件数が前年比150%となり、部内でも高く評価されました。
■ 例文③:医療・介護・福祉職の場合
相手の立場に立って考える共感力を、介護現場での業務に活かしてきました。
利用者様の表情や言動を細かく観察し、言葉にできない不安や不調を事前に察知することを心がけています。
「自分のことを分かってくれている」と安心していただけることが信頼関係につながり、夜間の不安行動が減少した事例もありました。
■ 例文④:事務・サポート職の場合
サポート業務では、表面上の依頼だけでなく、「なぜその依頼が必要なのか」まで考えるようにしています。
担当者が抱える事情やスケジュールを想像することで、事前にフォロー資料を準備したり、声がけのタイミングを工夫したりと、相手が動きやすい環境を整えるよう意識しています。
その結果、他部署からも「気が利く」「仕事がスムーズに進む」と信頼を得られるようになりました。
注意点:共感力だけで終わらせない

「共感力があります」「人の気持ちがわかります」で終わってしまうと、どう活かせるのかが伝わりません。
共感力は“察する”だけでなく、“それを行動に移して成果につなげた”ことが評価されます。
- 具体的なエピソード
- その場面での自分の行動
- 結果や周囲の反応
この3点をセットで話すように意識しましょう。
まとめ|共感力は、地味でも企業が求めている“人間力”
特別な成果がなくても、“相手のために動けた経験”があれば十分
共感力は対人関係を円滑にし、信頼を築く力
「察する力」だけでなく、「行動に移した実例」で伝えると効果的