【自己PRがないと感じる人へ】「何もしてこなかった」は思い込みです|強みに変わる具体例と書き方
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
実はそれ、自己PRを難しく捉えすぎているだけです。
企業が知りたいのは「すごい実績」ではなく、
あなたの仕事への向き合い方・継続力・周囲への姿勢などの「人柄」と「ポテンシャル」です。
つまり、「何もしてこなかった」のではなく、あなたが“価値に気づいていないだけ”なのです。
【記事概要】
「何もしてこなかった」人の中にもある強みの種
以下のような行動・姿勢はすべて立派な自己PRの材料になります。
| 日常業務でよくあること | 自己PRになるポイント |
| 毎日コツコツ仕事をこなした | 継続力・責任感 |
| 指示通りに正確に作業した | 正確性・ミスの少なさ |
| 突発的な依頼に対応した | 柔軟性・対応力 |
| 同僚の仕事をフォローした | 協調性・サポート力 |
| 遅刻・欠勤がほとんどない | 信頼性・自己管理能力 |
「当たり前のことを当たり前にできる」ことは、企業にとって最も重要な能力のひとつです。
自己PRを作る3ステップ(簡単フレーム)

STEP1:自分の行動を選ぶ
例:「毎月決められた事務処理をミスなく完了させた」
STEP2:どう意識して取り組んだか
例:「チェックリストを自作し、再確認を徹底していた」
STEP3:その結果、どんな信頼を得たか
例:「部署内で書類確認を任されるようになった」
実際の例文
■例文①:コツコツ型の自己PR(事務職向け)
私は日々の業務を正確に継続することに強みがあります。前職の事務職では、毎月数百件の請求書処理を担当し、引継ぎまでミスゼロを維持しました。
そのために独自のチェック表を作成し、入力から送付までの工程を可視化することで、業務の抜け漏れを防いでいました。大きな成果ではありませんが、小さな正確性を積み重ねることで、上司や同僚から信頼される存在になることができました。
■例文②:サポート型の自己PR(販売・接客向け)
目立つ成果を挙げた経験はありませんが、常に周囲の状況を見て行動することを心掛けています。前職では混雑時に他の担当のフォローに入り、クレームの早期対応や待ち時間の緩和につなげました。
直接的な売上貢献ではなくても、店舗全体の満足度向上に寄与する姿勢が評価され、「安心して任せられる」と言われたことが私の自信につながっています。
■例文③:未経験転職向け(工場・製造業)
特別なスキルはありませんが、与えられた仕事を安定して継続できる点が強みです。製造ラインでは単調に見える作業でも集中力を切らさず、半年間無遅刻・無欠勤で稼働率向上に貢献しました。
今後はこの継続力を土台に、新しい技術も積極的に学び、戦力として成長していきたいと考えています。
「何もない」は武器になる

企業は「即戦力」だけを求めているわけではありません。
むしろ、真面目に仕事に取り組む人材・伸びしろのある人材を求めています。
だからこそ、完璧な自己PRではなく、**“等身大+ポジティブな姿勢”**が重要です。
まとめ|自己PRは「すごさ」より「伝わるリアルさ」が大事
- 自己PRは派手である必要はない
- 日々の仕事の中にも「強みのヒント」が隠れている
- 誇れる実績よりも「姿勢・信頼・継続力」が評価される
自己PRが思いつかないときは、以下の一言から始めてみてください:
「私は〇〇を大切にして仕事を続けてきました」
そこから、あなたの強みは自然に形になります。