【転職の二次面接はほぼ内定?】実際の合格率・落ちる人の共通点・確実に内定をつかむ対策まで解説
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
二次面接とは、企業が「確認」をする場
転職における二次面接は、一般的に次のような目的で行われます:
上位層からの人物評価(上層部や部門責任者による)
・入社後の具体的な働き方・配属先とのマッチ確認
・意欲や志望動機の“本気度”の見極め
・年収・入社日など条件面のすり合わせ(企業によっては最終面談と兼ねる)
転職における二次面接は、一般的に次のような目的で行われます:
上位層からの人物評価(上層部や部門責任者による)
・入社後の具体的な働き方・配属先とのマッチ確認
・意欲や志望動機の“本気度”の見極め
・年収・入社日など条件面のすり合わせ(企業によっては最終面談と兼ねる)
【記事概要】
二次面接=ほぼ内定?実際の通過率は?
◆ 通過率の目安(実務経験者向け・中途採用の場合)
| フェーズ | 通過率(目安) |
| 書類選考 | 約30〜40% |
| 一次面接 | 約30〜50% |
| 二次面接 | 約60〜80% ←ここが「ほぼ内定」と言われる理由 |
二次面接を通過すれば、内定を出すことを“本格的に検討している”ケースが多いのは事実です。
ただし、「最終的なジャッジ権限を持つ役員や事業部長」が納得しなければ、ここで落ちることも十分にあり得ます。
二次面接で「落ちる人」の特徴

◆ ① 一次面接と話がブレている
- 「志望動機」や「自己PR」の軸がずれている
- 一次では熱意を見せたのに、二次ではトーンダウン
→ 社内で共有された評価と違う印象を与えると、信頼を失う原因に。
◆ ② 条件交渉で強気すぎる or 曖昧すぎる
- 「年収600万以上でないと嫌です」など一方的な主張
- 「入社日は未定で…」など曖昧な返答
→ 相手が“この人は調整しづらそうだな”と感じると見送りの判断をされることも。
◆ ③ 雰囲気・受け答えが合わない
- 偉そう・過剰に堅苦しい・逆に砕けすぎ
- 役員面接では特に「社風との相性」が重視されます
→ 能力以上に「一緒に働きたい人か」が評価されるのが二次面接です。
内定を確実にするための二次面接対策

◆ ① 一次面接の内容を復習して、一貫性を持たせる
- 前回の質問内容・話したエピソードをメモしておく
- 同じ質問に対して“前回と同じ考え”を再提示できるようにする
◆ ② 相手の立場を意識した受け答えを
- 部門長や役員が面接官の場合、「組織にどう貢献できるか」の視点が重要
- 「この人に任せたら安心だ」と思わせるために、成果や課題解決の話を具体的にする
◆ ③ 条件面(年収・入社日)の準備をしておく
- 希望年収の根拠や理由を明確に
- 入社可能日はカレンダーを確認して即答できるように
◆ ④ 質問タイムで「本気度」を示す逆質問を用意
例:
- 「御社では中途入社された方がどのように組織に馴染んでいるか、教えていただけますか?」
- 「ご担当者様が感じる、〇〇部門の課題や今後の方向性をお聞かせいただけますか?」
→“一緒に働くイメージ”を伝えることで、好印象を与えられます。
二次面接後の流れと注意点
◆ 合否連絡の目安
- 通常:3日〜1週間以内
- 即日 or 翌日連絡が来ることも=内定率高め
◆ 面接後のお礼メールは送ってもOK(任意)
- ただし「選考に影響しない」のが一般的
- 丁寧さや誠意を伝えたい場合は、短く送っても◎
まとめ|二次面接は“チェック”の場。油断禁物!
- 一貫性・意欲・条件確認の3点を意識して臨むと内定に近づく
- 二次面接は「確認」であり、合格率は高め(60〜80%)
- ただし、「落とされる」理由も確実に存在する