【退職する側】感謝を伝えるメッセージ例文集
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
送り手としては「失礼がないようにしたい」「気持ちをちゃんと伝えたい」と思うものの、
いざ書こうとすると、硬すぎたり、逆にくだけすぎたりして難しさを感じる場面もあります。
本記事では、退職する側から上司・同僚・後輩へ感謝の気持ちを伝えるためのメッセージ例文をシーン別に紹介します。
メール・カード・挨拶の場など、さまざまなシチュエーションに応じて使えるように構成していますので、ぜひ参考にしてください。
【記事概要】
全体に向けたメッセージ(メール・朝礼など)
お世話になった職場全体に、感謝を伝える場合の定型文です。
例文:
このたび一身上の都合により、〇月〇日をもって退職することとなりました。
これまで皆様には、公私にわたり温かく接していただき、心より感謝しております。
至らない点も多々あったかと存じますが、皆様と共に働けたことは私の財産です。
今後は新たな環境で精進してまいります。
短い間でしたが、本当にありがとうございました。
上司・先輩へのお礼メッセージ
指導や支えを受けた上司・先輩への個別メッセージには、感謝をより具体的に。
例文:
これまで本当にお世話になりました。
〇〇さんには、入社当初から多くのことを教えていただき、時には厳しく、そして温かくご指導いただいたことに心から感謝しています。
〇〇さんのような上司のもとで働けたことは、私にとって貴重な経験となりました。
今後の仕事にも、この経験を活かして頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
同僚・同期へのフランクなメッセージ

同期や仲の良い同僚には、少し柔らかい表現でもOKです。
例文:
これまで本当にありがとう!
忙しいときに助け合った日々や、ランチで話したこと、飲み会で笑いあったこと…全部良い思い出です。
一緒に働けて心強かったし、楽しかった!
これから別々の道になるけど、お互い頑張ろうね。
またどこかで会える日を楽しみにしています!
後輩への励ましメッセージ
退職時に「引き継ぎ」だけでなく、「応援」の言葉を添えると好印象です。
例文:
短い間でしたが、一緒に働けて嬉しかったです。
仕事に対する真摯な姿勢や吸収力の早さに、こちらが刺激をもらうことも多々ありました。
これからも自信を持って、いろんなことにチャレンジしてください!
陰ながら応援しています。何かあれば、遠慮なく連絡くださいね。
寄せ書きやお菓子に添える一言メッセージ
気軽に伝える短文タイプ。手書きカードなどに添える場合におすすめ。
例文:
- お世話になりました!新天地でも頑張ります。
- 皆さんと一緒に働けて、本当に楽しかったです!
- 支えてくださりありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
- またどこかでお会いできる日を楽しみにしています!
メールの締めくくりの一言(退職挨拶メールの文末に)
例文:
末筆ながら、皆様のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
今まで本当にありがとうございました。
まとめ|退職メッセージは「ありがとう」と「前向きな一言」を
退職する側のメッセージは、これまでの感謝を言葉にして伝えるチャンスです。
丁寧な言葉づかいを心がけつつ、感情を込めすぎず、でも冷たすぎず。
お世話になった人たちが、読んで温かい気持ちになるような内容が理想です。