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2025.10.13 2025.10.07

【2024年最新】アメリカの平均年収はいくら?日本との比較・職種別データも解説

【2024年最新】アメリカの平均年収はいくら?日本との比較・職種別データも解説
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

グローバルなキャリアや海外就職を考える際、多くの方が気にするのが「アメリカの平均年収って実際どのくらい?」という点です。
日本では年収400〜500万円が平均的とされていますが、アメリカは物価も高く、収入の水準も大きく異なります。
この記事では、アメリカの平均年収・中央値・職種別の傾向・生活コストとの関係性を最新データをもとに解説します。

アメリカの平均年収(2023〜2024年)

アメリカ合衆国労働省および統計局(Bureau of Labor Statistics:BLS)の最新データ(2023年末時点)によると、

◆ 平均年収(年収 Mean)

  • $65,470/年(約970万円 ※1ドル=148円換算)
    ※フルタイム労働者全体の平均値

◆ 中央年収(年収 Median)

  • $58,604/年(約867万円)

※「平均」は高収入層が数値を押し上げるため、中央値の方が実感に近いとされています。


年齢別|アメリカの平均年収

年齢層平均年収(USD)円換算(約)
20〜24歳$36,100約534万円
25〜34歳$52,832約781万円
35〜44歳$64,116約948万円
45〜54歳$66,196約980万円
55〜64歳$64,781約959万円

(※参考:BLS / U.S. Census Bureau)

→ 日本に比べて、20代後半〜30代前半の年収水準が高めであることが分かります。


職種別の平均年収(2024年)

アメリカでは職種による年収の差が非常に大きいのが特徴です。以下に主な職種の例を紹介します。

職種平均年収(USD)円換算(約)
医師$229,300約3,393万円
弁護士$135,740約2,010万円
ソフトウェアエンジニア$127,260約1,882万円
看護師(RN)$81,220約1,202万円
教員(高校)$65,930約976万円
事務職(一般)$45,800約678万円
飲食サービス従業員$30,160約446万円

注: チップ文化があるため、飲食業などは公式統計より実収入が高いケースもあります。


日本との比較|どれくらい差がある?

◆ 日本の平均年収(国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査)

  • 平均年収:458万円
  • 中央値:約370万円

アメリカの平均年収(約970万円)と比べると、約2倍の差があると言えます。
ただし、物価・税金・医療保険の負担もアメリカでは高く、単純比較はできません。


高年収でも注意したい「生活コスト」

アメリカでは収入が高くても、次のような支出が重くのしかかります。

費用項目内容
家賃都市部(NY、SF)では月20〜30万円が相場
医療費保険なしだと診療1回数万円〜数十万円
教育費大学授業料は年間500万円を超えることも
税金州によって所得税・消費税・住民税が異なる

→ 「収入=使えるお金」ではないことに注意が必要です。


アメリカで高年収を得るための条件とは?

  • 英語力(ビジネスレベル以上)
  • 専門職スキル(IT・医療・法務など)
  • 学位(大学卒以上が一般的)
  • 就労ビザ・グリーンカードの取得

特に日本人がアメリカで働く場合は、ビザのハードルと就労先のスポンサー探しが重要です。


まとめ|アメリカの年収は確かに高いが、コストとのバランスがカギ

アメリカの平均年収は日本と比べて高い水準にありますが、それに比例して生活コストや税金、医療費の負担も大きくなります。
そのため、「収入の多さ」だけでなく、「何にどれだけかかるのか?」をセットで考えることが大切です。


最後におさらい:

  • 生活コスト・税制も考慮して判断を
  • アメリカの平均年収は約970万円(2023年データ)
  • 職種や年齢で大きな差があり、医療・IT系は高年収傾向


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