転職の不安を自信に変える転職Tipsメディアsomalico「転職の成功ノウハウ」ページ

転職の成功ノウハウ 書類作成
2025.09.26 2025.09.08

【ポイント】契約社員→正社員登用自己PRの書き方のコツ

【ポイント】契約社員→正社員登用自己PRの書き方のコツ
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

1.実務経験を具体的に述べる

→自社での業務内容や成果をアピールできるのが最大の強みです。

2.“正社員として働く覚悟”や視点を見せる

→契約社員との違い(責任感、視野の広さなど)を意識した姿勢を盛り込みます。

3.今後の貢献意欲を伝える

→今後どう成長し、組織にどのように貢献したいかを明示しましょう。


【例文1】一般事務職/社内の信頼と正確さをアピール

私は現在、御社で契約社員として一般事務を担当しております。これまで約2年間、経理補助やデータ入力、電話対応などの業務を通して、「正確かつ丁寧な仕事」と「周囲との連携」を常に心がけてきました。
日々の業務で意識してきたのは、ミスを防ぐためのWチェックや、上司や他部署との円滑なコミュニケーションです。その結果、締め処理や資料作成の正確さを評価いただく機会も増え、少しずつ仕事の幅も広がってきました。
今後は、正社員としてより責任ある立場で業務改善や後輩指導にも関わり、職場全体の業務効率化にも貢献したいと考えています。


【例文2】販売・接客職/即戦力とホスピタリティをアピール

契約社員として約1年半、御社の店舗で接客・販売を担当してまいりました。お客様一人ひとりに合ったご提案を意識した接客スタイルで、多くのリピーターのお客様にご指名をいただけるようになったことが、私の自信とやりがいにつながっています。
接客だけでなく、商品ディスプレイや在庫管理、後輩スタッフの指導にも積極的に関わってまいりました。
正社員としては、売上管理や店舗運営全体を見渡す視点を持ち、チーム全体のサービス品質向上と売上貢献に寄与していきたいと考えております。


【例文3】IT・技術系職種/業務改善や提案力をアピール

現在は契約社員として、社内のシステム運用保守業務に従事しています。障害対応やマニュアル作成を通じて、正確な作業だけでなく「業務の効率化」を意識して取り組んできました。
実際に、定例業務の一部を自動化するツールを提案・実装したことで、作業時間の削減と属人化の解消に貢献できたと感じています。
今後は正社員としてさらに視野を広げ、チーム全体の課題解決や新たな改善提案に主体的に取り組み、長期的に会社へ貢献できる存在を目指したいと考えております。


まとめ|契約社員だからこそ伝えられる“即戦力”と“実績”

同じ会社での登用を目指す場合、「すでに会社の文化や業務に精通している」=即戦力として強みになります。
その上で、「正社員になったらこうしたい」「今よりも主体的に動く覚悟がある」といった意志を言葉にできるかが、選考突破の鍵です。

一覧へ戻る 一覧へ戻る