【人間関係 本】もう疲れた…と感じたら読むべきおすすめ本7選【仕事・友人・家族にも】


(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
「言いたいことがうまく伝わらない」
「相手の機嫌に振り回されて疲れてしまう…」
人間関係の悩みは、誰にでも訪れるものです。そして、多くの人が共通してつまずきがちなテーマでもあります。
今回は、そんなときに頼れる【人間関係の本】を厳選してご紹介します。心理学・自己理解・会話術など、それぞれの視点からあなたを助けてくれる一冊がきっと見つかるはずです。
『嫌われる勇気』岸見一郎/古賀史健(ダイヤモンド社)
アドラー心理学をベースに、「他人にどう思われても、自分の人生を生きる」という考え方を提案したベストセラー。
対話形式で読みやすく、「承認欲求から自由になる」ことの大切さに気づかせてくれます。
人間関係に振り回されがちな人におすすめの一冊。
『反応しない練習』草薙龍瞬(KADOKAWA)
「なぜあの人にイライラするのか」「なぜ気にしすぎてしまうのか」
仏教的な視点から、“反応しない”という新しい対人ストレスの乗り越え方を教えてくれます。
一歩引いて物事を見ることで、人間関係の悩みがすっと軽くなる感覚を得られるはず。
『人は話し方が9割』永松茂久(すばる舎)

日常会話や職場のコミュニケーションで「うまく話せない」と感じる人に向けて、シンプルで実践しやすい会話のコツを教えてくれるロングセラー。
「まずは笑顔」「うなずく」「相手に関心を持つ」など、即効性のある内容が多く、人間関係が変わりはじめる一冊です。
『一瞬で「気がきく人」がうまくいく』松澤萬紀(すばる舎)
「空気が読めないと思われたくない」
「周囲と円滑に付き合いたい」そんな人におすすめ。ビジネスマナーに限らず、“相手の立場で考える”習慣を身につけるための具体例が豊富に掲載されています。
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる本』山名裕子(大和出版)
繊細で空気を読みすぎてしまう、いわゆるHSP気質の方に刺さる内容。
「相手の機嫌に振り回されてばかり」な自分に疲れてしまう方に、「ほどよい距離感で人と接する」方法を教えてくれます。
『察しない男説明しない女』五百田達成(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
性別や性格によるコミュニケーションのズレを、軽妙な語り口でユーモラスに解説。
パートナー、職場の異性、家族との関係に悩む人におすすめです。相手の“分かり方”の違いを知るだけで、ストレスが減ることを実感できます。
『「自分の小さな箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティチュート(大和書房)
米国発の自己啓発書でありながら、ビジネス・家庭・人間関係すべてに通用する深い学びがある一冊。
人間関係の悪化は、「自分自身の思い込み」によって起きるという気づきを与えてくれます。

まとめ|悩んだときは「本の言葉」に背中を押してもらおう
人間関係の悩みは、自分ひとりで抱えると出口が見えなくなりがちです。
でも、信頼できる一冊と出会うことで、考え方が少し変わったり、気持ちが軽くなったりするものです。今回ご紹介した7冊の中に、今のあなたにフィットする言葉や考え方がきっとあるはずです。
「もう無理…」と思ったときほど、本を開いてみてください。誰にも言えない悩みの突破口になるかもしれません。