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転職の成功ノウハウ 面接対策
2025.09.20 2025.09.29

【転職 適性検査 ボロボロ】落ちた…と思っても大丈夫!巻き返すための具体策と考え方

【転職 適性検査 ボロボロ】落ちた…と思っても大丈夫!巻き返すための具体策と考え方
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

「SPIで時間が足りなかった」
「性格診断の結果に自信がない」
「まさかここまでできないとは…」

転職活動中の適性検査が思うようにいかず、「これで不採用確定かも」と落ち込む方は少なくありません。
でも安心してください。適性検査が“ボロボロ”でも内定を取った人は、実はたくさんいます。
この記事では、適性検査がうまくいかなかったときの捉え方、企業側の評価基準、次に向けた具体的な対策について解説します。

適性検査がうまくいかなくても合否は決まらない?

まず知っておきたいのは、適性検査=合否を決める絶対的な指標ではないということです。

企業によって検査結果の扱いは大きく異なります。

●重視される場合

大手企業や新卒採用に近い枠組みでは、SPIなどの適性検査を「足切り」として利用するケースがあります。数値が一定基準に達しないと書類や面接の内容に関係なく不採用となることも。

●あくまで“参考資料”の場合

中途採用では、「面接>職務経歴書>適性検査」の順に重視される傾向があります。
特に中小企業や即戦力を求める企業では、適性検査の出来に左右されないケースも多々あります。

つまり、「ボロボロだったかも」と思っても、面接の印象やこれまでの実績でカバーされている可能性があるということです。


適性検査で落ちた?と感じたときにやるべきこと

①結果が来るまでは「合否はまだ分からない」と割り切る

不安になる気持ちはわかりますが、企業からの連絡がないうちは、自己判断で「落ちた」と決めつけないことが大切です。


②面接や次の選考に向けて準備を進める

仮に適性検査の点数が低かったとしても、次の面接で逆転できる可能性は十分あります。
自己PRや志望動機の整理、企業研究など、次の選考に集中しましょう。


③どうしても不安なら転職エージェントを通じて確認する

応募企業が転職エージェント経由であれば、適性検査の評価基準や合否の傾向を把握している担当者が多く、不安な部分も相談できます。

「この会社はSPIがかなり重視されるので、他の企業にも並行して応募しましょう」といったアドバイスをもらえることも。


次回に備える!適性検査対策のポイント

適性検査は「慣れ」が重要です。次のチャンスに備えて、以下のような対策をしておくと安心です。


SPI(能力検査)対策

  • 市販のSPI問題集を解く(1日30分でもOK)
  • 時間配分の感覚をつかむための模擬試験を受ける
  • 「分からない問題を飛ばす勇気」を持つ

→特に中途採用ではスピード重視の傾向があるため、「全部正解」よりも「一定以上のスコア」を安定して出せる力が求められます。


性格診断の注意点

  • 「良い人に見られたい」回答は見抜かれる
  • 自分の性格に正直に答えることが最適解

性格検査に“正解”はありません。企業は「自社の社風と合うか」を見ているだけなので、嘘をついてもミスマッチになりやすく、逆効果です。


まとめ

今回のポイントをおさらいします。

  • 転職の適性検査がボロボロでも、不採用とは限らない
  • 中途採用では、面接や職歴が重視されることが多い
  • 不安なときは転職エージェントを通じて企業対応を確認できる
  • 次回に向けてはSPIのスピード感や性格診断への慣れが重要

失敗したかも…と感じても、それが転職活動の終わりではありません。
むしろ、ここで冷静に対応し、次に活かせる人が最終的にチャンスをつかんでいます。焦らず、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

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