【在宅ワークの志望動機】例文付き!未経験でも採用される書き方のコツつのヒント


(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
ただし、採用側から見ると「自己管理ができるか」「生産性を維持できるか」が特に重要視されます。今回は、在宅ワークの志望動機をどう作れば好印象を与えられるのか、例文付きでご紹介します。
在宅ワークの志望動機で押さえるべきポイント
まず、在宅ワークの志望動機で特に大切なのは以下の3つです。
- なぜ在宅で働きたいのかを明確にする
単に「通勤が嫌だから」ではなく、業務効率の向上やライフスタイルに合わせた生産性の維持など、ポジティブな理由を伝えましょう。- 在宅でも信頼される働き方ができると示す
自己管理能力、コミュニケーション方法、成果を出すための工夫を具体的に書くと説得力が増します。- その会社・職種だからこそ在宅で活かせる強みを述べる
自身の経験やスキルを、応募先の仕事内容にどう役立てるかを結びつけます。
また、初めて在宅勤務に挑戦する方は、転職エージェントを通じて在宅可能な求人を選んでもらったり、面接でのアピールポイントを整理してもらうと安心です。
すぐに使える在宅ワーク志望動機例文

以下に、在宅ワーク希望者向けの志望動機の例文を2つご紹介します。
状況に合わせてアレンジしてください。
例文①(事務職の場合)
「これまで一般事務として10年以上、正確かつ効率的に業務を進めてまいりました。育児と両立しながらも最大限の成果を上げるため、在宅勤務という形態を選択することで、通勤時間を業務準備に充てられると考えております。報連相を徹底し、チャットツールなどを活用した密なコミュニケーションで、チームに貢献していく所存です。」
例文②(IT系・クリエイティブ職の場合)
「前職ではWebデザインを中心に、社内外の案件を多数担当してきました。在宅環境でも高いクオリティを維持できるよう、自己管理と進捗共有を徹底し、複数のプロジェクトを円滑に進めた実績があります。御社の在宅ワーク制度を活かし、これまで培ったスキルでスピード感のある制作をお手伝いできればと考えております。」
例文はあくまで一例です。
ご自身の状況や職種に合わせてカスタマイズし、具体的なエピソードを盛り込むとより信頼性が高まります。
自分でまとめるのが不安な方は、転職エージェントの書類添削サービスを活用すると良いでしょう。
採用担当者に伝わる書き方のコツ

在宅ワークの志望動機では、以下のコツを意識するとより好印象を与えやすくなります。
- 「自分に都合がいい」だけでなく、企業側のメリットを示す
在宅で働くことで、集中力が高まり業務効率が上がるなど、会社にとっての利点を具体的に伝える。- 自己管理と報連相のスキルをエピソードで示す
これまでどのようにタスク管理をしてきたか、実際の工夫を一つ入れるだけで説得力が違います。- 面接や書類で一貫性を持つ
履歴書・職務経歴書・面接内容の主張がズレないように準備することが大切です。
もし志望動機の書き方に迷ったら、プロの転職エージェントに相談してアドバイスを受けると、短期間でブラッシュアップできます。
まとめ
今回のポイントを振り返ります。
- 在宅ワーク志望動機は「理由」「自己管理」「貢献」を軸に組み立てる
- 実際の業務経験を交えた具体例で説得力を高める
- 転職エージェントを活用し、添削や面接対策をプロに任せるのも一手
在宅ワークの求人は人気が高い分、志望動機の完成度が選考結果を左右します。
自分に合った形で、採用担当者に安心感を与える文章を心がけましょう。
参考
リクナビNEXT「在宅勤務可能な求人特集」
https://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp
厚生労働省「テレワーク総合ポータルサイト」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124293.html