【マネージャーの自己PR】面接官に「任せたい」と思わせるアピール例と作り方


(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
どんな目標を掲げ、どうメンバーをまとめたか
どんな成果をチームで達成したか
自分がリーダーとしてどのように課題を乗り越えたか
入社後のマネージャー像と活かし方
これらをストーリーで伝えると、採用担当者に「この人なら任せられる」と思わせることができます。
マネージャーの自己PRで外せない構成
おすすめはこの4ステップ。
- 結論:どんなマネージャーで、どんな力があるか
- 具体エピソード:実際のマネジメント事例
- 成果・結果:数字や事例で信頼性をアップ
- 活かし方:新しい職場でどう貢献するか
マネージャー自己PRの例文
◆例文①:営業マネージャーの場合
私の強みは「チームの力を最大化するマネジメント力」です。
前職では営業チームのマネージャーとして10名を統括し、各メンバーの強みと課題を分析した上で、個別面談とロールプレイ研修を導入しました。
その結果、チームの成約率を前期比30%向上させ、支店内でトップの成績を3期連続で達成しました。
御社でも、メンバー一人ひとりが能力を発揮できる組織づくりを通して、目標以上の成果を出せるマネージャーを目指します。
◆例文②:サービス業の店長・店舗マネージャーの場合
私の強みはスタッフとの信頼関係を大切にしたマネジメント力です。
前職の飲食店では店長として、スタッフのモチベーションを高めるために、月1回の個別面談と表彰制度を導入しました。
その結果、離職率が前年より20%低下し、売上も前年比で15%増加しました。
御社でも、スタッフ全員がやりがいを持てる職場を作り、お客様満足度と業績の向上に貢献したいと考えています。
◆例文③:IT系プロジェクトマネージャーの場合
私の強みは、進捗管理とメンバー調整を両立できるプロジェクトマネジメント力です。
前職では10人規模の開発チームを率い、遅延していたプロジェクトをタスク分解と週次レビューで立て直し、結果的に納期を2週間前倒しして納品しました。
その経験から、メンバーの進捗を把握しつつ、問題があれば即時に対処するスピード感を大切にしています。
御社でも、品質と納期を両立するマネージャーとして貢献してまいります。
マネージャー自己PRで避けたいNG例

- 個人の実績だけに終始してしまう
→マネジメント力を示さないと「プレイヤー止まり」に見えがち。- チームをまとめた話が抽象的
→面談・会議・改善施策など、具体的な取り組みを入れる。- 数字や成果がない
→できるだけ「成果」「数値」を入れると説得力が段違い。
まとめ|マネージャーの自己PRで信頼されるコツ
- 「何をどうまとめ、何を変えたか」を具体的に語る
- チームへの貢献と成果を数字で示す
- 入社後にどう活かすかを一言で締める
これを意識するだけで、自己PRの説得力がグッと上がり、「この人に任せたい」と思われやすくなります。