【関係構築力の自己PR】面接で「この人と働きたい」と思わせる伝え方と例文


(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
なぜなら、どれだけスキルが高くても、周りと信頼関係を築けない人は組織で活躍しにくいからです。
一方で、面接で「人と話すのが好きです」「コミュニケーション力があります」とだけ伝えてしまうと、抽象的で埋もれてしまいがちです。
大事なのは、どんな場面で、どのように関係構築力を発揮して、どんな成果につなげたかを具体的に伝えることです。
この記事では、採用担当者の心を動かす関係構築力の自己PRの作り方と、すぐに使える例文を紹介します。
関係構築力を自己PRで魅せる基本構成
関係構築力をPRするときは、以下の4ステップでまとめると説得力がグッと上がります。
- 結論:関係構築力があると一言で示す
- 具体的エピソード:どんな状況で発揮したか
- 結果・成果:どんなプラスの変化を生んだか
- 応募先での活かし方:入社後どう貢献できるか
これを押さえると、ただの「人と話すのが好き」という一般論から一歩抜け出せます。
職種別!関係構築力の自己PR例文

【営業職向け】
私の強みは「関係構築力」です。
現職の法人営業では、顧客との信頼関係を第一に考え、こまめな情報提供や迅速なレスポンスを徹底しました。
その結果、取引先の担当者から新規案件を紹介いただくことが増え、前年比120%の売上を達成しました。
御社でもお客様の課題に寄り添い、長期的な信頼を築ける営業を目指します。
【接客・サービス業向け】
私の強みはお客様との信頼関係を築く力です。
現職では、常連のお客様の好みを覚え、さりげない会話を心がけたことで、「あなたに会いに来た」と言っていただけることが多くありました。
この経験を活かし、御社でもお客様に安心感を提供し、リピートにつながる接客を実践していきたいと考えています。
【マネジメント職向け】
私の強みは関係構築力を活かしたチームマネジメントです。
現職では新規プロジェクトで複数部署と連携し、メンバー一人ひとりと面談を重ねて課題を把握しました。
その結果、チームのコミュニケーションが活性化し、予定より2週間早い納品を達成しました。
御社でもチームの結束を高め、成果を最大化するマネジメントを目指します。
ありがちなNG例と差をつけるコツ

NG例
- 「人と話すのが得意です」だけで終わる
- 具体的なエピソードがない
- 結果・数字がなく説得力に欠ける
差をつけるコツ
- 「誰と」「どのように」関係を築いたかを具体的に
- 成果は数字で示すとリアル
- 応募先でどう活かすかを必ず入れる
まとめ:関係構築力の自己PRは「リアルなエピソード」が勝負
- 結論→エピソード→成果→活かし方の流れで作る
- 相手とどう信頼を築いたかを具体的に
- 結果を数字や具体的成果で語る
- 面接でも同じ流れで話せるように練習する
これだけで「この人と働きたい」と思わせる自己PRに変わります。