【JAL志望動機】面接官に伝わるポイントと例文


(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
なぜ航空業界か(他業界ではなく)
なぜJALか(ANAや他社ではなく)
自分の強みをどう活かして貢献できるか
この3つが一貫していると、エントリーシートも面接も説得力がぐっと増します。
【記事概要】
「なぜ航空業界か」を整理する
「空を飛ぶのが好き」「海外旅行が好き」だけでは弱いです。
✅お客様に安全と快適を届ける責任感
✅国内外の人をつなぐ仕事にやりがいを感じる
✅チームで動くサービスの醍醐味に魅力を感じる
など、業界の役割や自分がそこに感じた魅力を必ず含めましょう。
「なぜJALか」を明確に

ANAや外資系でもなく、JALだからこそ…を語れないとありきたりな印象になります。
ポイントは、
- JALの企業理念(「全社員の物心両面の幸福の追求」「世界の人々に最高のサービスを提供」など)
- サービスの質や歴史、復興への取り組み
- 社員の雰囲気・社風(説明会やOB訪問で感じたこと)
を自分の言葉で具体的に入れること。
自分の強みと、どう貢献するか
「コミュニケーション力が強みです」だけでは弱いので、
- 具体的なエピソード(アルバイト・留学・サークルなど)
- その経験をどうJALの現場で活かすか
をセットで伝えましょう。
JAL志望動機の例文

【例文①:グランドスタッフ志望】
私は人と人をつなぐ空港の現場で、お客様に安心感を届ける仕事がしたいと考え、航空業界を志望しました。
中でもJALは「安全・安心を最優先し、心からのおもてなしを提供する」という理念に深く共感しています。
大学時代のカフェでの接客経験で培った、相手の立場に立って考える力を活かし、突然のトラブルにも冷静に対応し、お客様に信頼されるグランドスタッフを目指したいです。
【例文②:客室乗務員志望】
幼い頃に初めて乗ったJALの客室乗務員の方の丁寧な対応に感動した経験から、私もお客様の心に残るサービスを提供したいと考えるようになりました。
JALは復興を経てなお、挑戦と安全を両立しながら日本の空を支えている点に魅力を感じております。
大学時代に留学し異文化理解を深めた経験を活かし、どのようなお客様にも安心と快適をお届けできる客室乗務員を目指します。
【例文③:総合職(事務系)志望】
私は「安全・安心を最優先に、人々をつなぐ」という航空業界の使命に魅力を感じ、JALを志望しました。
中でも御社は復興を経て、社員の皆さまが一丸となってブランド価値を守り続けている姿に強く心を動かされました。
大学ではゼミ活動でチームをまとめ、困難な状況でも周囲と協力して目標を達成した経験があります。
この経験を活かし、組織の調整役として部門を超えて連携を支え、JALの更なる発展に貢献したいです。
JAL志望動機のNG例
- 「飛行機が好きだから」「旅行が好きだから」だけで終わる
- 他社でも通じる内容(ANAでも外資でも言える内容)
- JALの企業理念や強みを理解していない
面接官には何百人もの志望動機が届くので、自分だけのエピソード+JALならではが必須です。
まとめ|JALの志望動機は「3点セット」で差がつく
- なぜ航空業界か
- なぜJALか
- 自分の強みと貢献の具体例
これを一つのストーリーにすることで、「あなたに来てほしい」と思ってもらえる志望動機になります。