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2025.08.30 2025.09.01

【JAの志望動機】面接官に刺さる書き方と例文集

【JAの志望動機】面接官に刺さる書き方と例文集
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

JAの採用担当が特に知りたいのは、次の3つです。
なぜJAを選んだのか(他の地方公務員や民間企業との違い)
地域社会への思いがあるか
自分の強みをどう活かして貢献できるか
この3点を自然につなげると、説得力がグッと増します。

JAの志望動機の組み立て方

【ポイント1】「きっかけ」を入れる

  • 地元の農家との思い出
  • 家族や親戚が農業に関わっている
  • 学生時代に地域貢献活動をしていた

    など、自分だけの背景を入れる。



【ポイント2】「JAだからこそ」に言及する

JAは地域密着型で農業だけでなく金融・共済・生活支援など幅広い役割があります。
「地域の暮らしを多面的に支えられるからJAを選んだ」という点を明確に。


【ポイント3】「自分の強みと活かし方」

人と接するのが好き、誠実さ、フットワークの軽さ、計画性などを入れて、地域の方に信頼される職員像を示す。


JA志望動機の例文


【例文①:新卒向け】

私がJAを志望した理由は、地域の方々の生活を農業を通じて支え、地域の発展に貢献できる点に魅力を感じたからです。
祖父が農業を営んでおり、小さい頃から農家の大変さややりがいを身近に感じてきました。
大学では地域活性化のゼミに所属し、地域の人と関わる中で、地域社会のつながりの大切さを学びました。
この経験を活かし、地域の方々に親身に寄り添い、信頼されるJA職員として貢献したいと考えています。


【例文②:既卒・社会人経験者向け】

前職で接客業に従事し、お客様一人ひとりに合わせた対応を心がけてきました。
今後は、地域に根差し、人と人とのつながりを大切にする仕事がしたいと思い、JAを志望しました。
御組合の「地域の暮らしを総合的に支える」という姿勢に共感しており、培ってきたコミュニケーション能力を活かし、組合員の方々に寄り添ったサービス提供を実現したいと考えています。


【例文③:金融・共済部門を希望する場合】

学生時代に学んだ金融の知識を活かしながら、地域の方の生活に密接に関わりたいと考え、JAを志望いたしました。
地域密着型の金融機関として、ただ商品を提案するだけでなく、組合員の方の将来設計や生活を支える相談役になれる点に大きな魅力を感じています。
地域の皆さまに信頼していただけるよう、誠実で丁寧な対応を心がけてまいります。


JA志望動機で失敗しないコツ

  • 「安定しているから」は表に出さない
    →本音ではあっても、これだけだと印象が悪い。
  • 「農業を支えたい」だけで終わらない
    →JAは金融・共済など多角的な事業があるので、どこで活躍したいかを言及すると具体性が増す。
  • 自分の体験を織り交ぜる
    →他の志望動機と差別化できる。

まとめ|JAの志望動機で大切なのは「地域愛」と「自分らしさ」

  • きっかけ・理由・強みの3点を意識する
  • JAの事業を理解した上で「なぜJAで働きたいのか」を具体的にする
  • 自分の体験を交えて説得力を高める

これらを踏まえて、書類・面接でも一貫性を持って伝えると好印象です。

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