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転職の成功ノウハウ 面接対策
2025.08.25

【面接後に職場見学したのに不採用?】その理由と次に活かすポイント

【面接後に職場見学したのに不採用?】その理由と次に活かすポイント
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

面接後に「ぜひ職場を見てみてください!」と言われると、「これはもうほぼ内定かも」と期待してしまうのが人情です。
しかし、実際には職場見学後に不採用になるケースは少なくありません。
職場見学は“最終確認”の意味も強いため、合格確定ではないのです。

職場見学まで進んだのに不採用になる主な理由

①最終的な社内判断で条件が合わなかった

面接官レベルでは「良い人材」と思っていても、上層部の最終判断で

  • 経験値が少し不足
  • 他の候補者の方がマッチしていた

などの理由でお見送りになることがあります。


②見学中の態度や反応が評価された

職場見学も「選考の一部」と捉える企業は多いです。

  • 見学中の質問がない
  • 表情が暗い
  • スタッフへの挨拶が不自然

など、「一緒に働くイメージが湧きにくい」と判断されることも。


③会社側の都合でポストがなくなった

採用人数や予算の都合で、最終的に募集自体が止まるケースもあります。
この場合、応募者側に落ち度はありません。


職場見学は「最終確認の場」だと考える

企業が職場見学を設定する目的は大きく2つです。

  • 応募者に「働く環境」をリアルに知ってもらう
    →入社後のミスマッチを防ぐため。
  • 会社側が「現場で問題なく溶け込めそうか」を最終チェックする
    →スタッフとの相性やコミュニケーションを見ています。

つまり、職場見学は選考の一部という認識を持つと、心のダメージも減ります。


落ちた原因を知りたいときはどうする?

不採用の理由はほとんどの企業が詳細には教えてくれませんが、転職エージェントを使っていた場合は、エージェントを通して確認してみましょう。

「どこが不足していたのか」を知ることで、次回の面接や職場見学で同じ失敗を防げます。


次に活かすために|職場見学で好印象を残すコツ

次回以降の職場見学では、以下のポイントを意識してみてください。

  • 挨拶と笑顔を忘れない
  • 見学中にわからないことがあれば質問する
  • メモを取る姿勢を見せると前向きな印象に
  • 案内してくれるスタッフにも丁寧に接する

職場見学は「入社後に馴染めそうか」の確認時間です。
積極性とコミュニケーションを意識しましょう。


まとめ|職場見学後の不採用は「縁がなかった」と切り替える

  • 職場見学は合格確定ではなく、最終確認
  • 態度や質問内容も評価されている
  • 落ちた原因を客観的に振り返り、次に活かす
  • 転職エージェントを活用してフィードバックを得るのも有効

不採用はあなたの価値がないわけではなく、「会社と合わなかっただけ」。
前向きに切り替えて、次の職場見学でチャンスをつかみましょう。

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