【転職活動】適性検査の案内メールが届いたら?失礼のない返信文例とマナー


(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
このとき、返信が必要なのか、どのような文章で返すべきなのか迷う方も多いのではないでしょうか。
適性検査の案内は、選考の一環として企業が重要視するステップです。
丁寧かつ迅速に返信することで、応募者としての誠実さやビジネスマナーを伝えることができます。本記事では、適性検査の案内メールへの正しい返信方法と、返信時の注意点、実用的な文例を紹介します。
適性検査案内メールが届いたらやるべきこと

まずは、企業からのメール内容をよく確認しましょう。
適性検査の案内には、以下のような情報が含まれていることが一般的です:
- 検査の種類(SPI、Webテスト、性格診断など)
- 実施方法(自宅で受験、会場受験)
- 期限や締切日時
- ログインURLや受検ID・パスワード
返信が必要かどうかを見極める
メールに「ご確認のうえご返信ください」や「受検予定日をお知らせください」といった文言がある場合は、必ず返信が必要です。
返信が求められていない場合でも、確認の意思を伝える返信をするのが丁寧な対応とされます。
返信をする際には、ビジネスマナーにのっとった形式で、要点を簡潔にまとめましょう。
選考への意欲が伝わる文面にすることが大切です。
また、もし内容に不明点がある場合や、どうしても指定日時に受検が難しい場合は、早めに連絡し調整を依頼することがマナーです。
実際に使える返信メール文例
以下に、状況別の返信メール例をご紹介します。
【文例1】受検予定日を伝えるパターン
件名:適性検査のご案内について(ご返信)
〇〇株式会社
人事ご担当者様お世話になっております。
このたびは適性検査のご案内をいただき、誠にありがとうございます。ご案内いただきました内容を確認し、以下の日程で受検を予定しております。
【受検予定日】6月5日(水)
何かご不明点等ございましたらお知らせください。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。――――――――――
氏名:山田 太郎
メールアドレス:taro.yamada@example.com
電話番号:090-1234-5678
――――――――――
【文例2】返信不要だが丁寧に返すパターン
件名:適性検査のご案内ありがとうございます
〇〇株式会社
人事ご担当者様お世話になっております。
このたびは適性検査のご案内をいただき、誠にありがとうございます。内容を確認いたしました。
ご案内いただいた通り、期日内に受検させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
――――――――――
氏名:佐藤 花子
メールアドレス:hanako.sato@example.com
電話番号:080-9876-5432
――――――――――
いずれのパターンでも、「迅速に返信すること」が重要です。
受信から24時間以内には返信するのが望ましいでしょう。
転職エージェントを活用している場合は、企業への連絡を代替してくれるケースもあります。
メールを共有してチェックしてもらえると安心です。
注意したいポイントとNG例

適性検査のメール返信では、以下のような点に注意しましょう。
■NG例とその改善
NG1:返信が遅い/無視してしまう
→意欲が低いと受け取られる可能性があります。必ず返信を。NG2:口語的な文章や略語を使う
→ビジネスメールでは「了解しました」よりも「承知いたしました」が適切です。NG3:件名が空欄
→件名は「適性検査のご案内について」など、内容が分かるように明記しましょう。
また、携帯メールアドレスを使用している場合は、企業からのメールが迷惑フォルダに入ることがあります。
こまめに確認し、必要に応じてフィルター設定を行っておきましょう。
まとめ
適性検査の案内メールが届いた際の対応ポイントを、以下に整理します。
- メールの内容を正確に確認する(受検方法・期限・ログイン情報)
- 必要に応じて、丁寧なビジネスメールで返信する
- 返信のタイミングやマナーに気をつけ、選考への意欲を伝える
転職活動では、こうしたメール対応ひとつが企業からの評価に影響を与えることもあります。
不安がある場合は、転職エージェントに相談することで、返信内容の確認や適性検査の対策も含めたサポートが受けられます。