転職の不安を自信に変える転職Tipsメディアsomalico「転職の成功ノウハウ」ページ

転職の成功ノウハウ 自己分析
2025.05.27

【自己PR例文付き】「人当たりの良さ」を効果的に伝える自己PRの書き方

【自己PR例文付き】「人当たりの良さ」を効果的に伝える自己PRの書き方
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

「人当たりが良い」は、どんな職種でも歓迎される長所です。
しかし、履歴書や面接で伝える際には、抽象的な表現になりすぎないように注意が必要です。
この記事では、「人当たりの良さ」を武器にした自己PRを、採用担当に伝わる形に整える方法と例文を解説します。

「人当たりの良さ」とは?企業が評価する具体的要素

人当たりが良い、というのは以下のような要素が含まれます。

  • 初対面でも話しやすい雰囲気を持っている
  • 相手の立場に配慮した言動ができる
  • 丁寧で誠実な対応ができる
  • 場の空気を読んで適切に動ける

このような特徴は、接客業・営業職・事務職・医療福祉職など、幅広い職種でプラス評価されます。


アピールする際のポイント【エピソードがカギ】

人当たりの良さを自己PRにする場合、次のような流れで構成すると効果的です。

■ 構成のコツ(PREP+エピソード)

  • 結論(強み):私は人当たりの良さが強みです
  • 理由・背景:なぜそう思われるのか、どんな特徴か
  • 具体例:実際にその強みが役立ったエピソード
  • 今後への活かし方:応募先でどう活かすか

自己PR例文【人当たりの良さを伝える】

■ 例①:接客・販売職向け

私の強みは、人当たりの良さを活かした丁寧な対応です。
前職のアパレル販売では、初めてのお客様にもリラックスしていただけるよう、声かけや表情を工夫しながら接客しておりました。
その結果、常連のお客様からご指名をいただくことも多く、店舗の売上にも貢献できました。
今後も、相手の立場に立った対応を大切にし、信頼されるスタッフを目指してまいります。


■ 例②:営業職・法人対応向け

私の強みは、人当たりの良さと相手に寄り添った提案力です。
法人営業として働いていた際、どのような立場の方とも話しやすい雰囲気づくりを意識し、実際に「相談しやすい営業だ」とお客様から言っていただくことがありました。
ニーズを正確に汲み取って提案することで、契約更新率もチーム内トップを維持しておりました。
今後も、信頼関係を第一に考える営業スタイルを大切にしたいと考えております。


■ 例③:未経験職種・事務職向け

私の強みは、人当たりの良さを活かしたチームワーク力です。
前職では接客業務をしておりましたが、社内外のやり取りをスムーズに行うことを意識し、上司や取引先から「調整力がある」と評価をいただくことがありました。
事務職は未経験ですが、人との円滑なやりとりや丁寧な報連相を強みに、職場全体を支える存在として貢献したいと考えております。


注意点:ただ「性格が良い」だけではNG

人当たりの良さ=人に好かれる性格だけでは弱い印象になります。
次のような表現に具体性を持たせると効果的です。

  • 「人とすぐ打ち解けられる」→「お客様の緊張を和らげられる」
  • 「丁寧な対応ができる」→「〇〇の場面で〇〇と感謝された」
  • 「よく相談される」→「業務調整やクレーム対応で信頼された」

まとめ

  • 応募先の職種に合わせて「どう貢献できるか」を明示するのが効果的
  • 「人当たりの良さ」は、接客・営業・事務など多くの職種で評価される強み
  • 自己PRでは、エピソードを交えて“ビジネスでの活かし方”を具体的に伝える
  • 抽象的な言葉ではなく、行動や成果を添えて説得力を持たせよう
一覧へ戻る 一覧へ戻る