「転職エージェントと飲みに行く」は避けるべき?|適切に判断する方法とは


(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
転職活動をしていると、転職エージェントとやり取りを重ねるうちに、少し親しくなることもあります。
そんな中で「一度飲みに行きませんか?」といった流れになることもゼロではありません。
とはいえ、エージェントと飲みに行くことに対して、不安や迷いを感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「転職エージェントと飲みに行く」ことの是非やリスク、適切な距離感の取り方について解説していきます。
そんな中で「一度飲みに行きませんか?」といった流れになることもゼロではありません。
とはいえ、エージェントと飲みに行くことに対して、不安や迷いを感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「転職エージェントと飲みに行く」ことの是非やリスク、適切な距離感の取り方について解説していきます。
転職エージェントから見た親睦を深める理由と環境
1. 利害関係がある
転職エージェントはビジネスとして求職者と接しています。
候補者が内定・入社することで報酬が発生する仕組みであるため、
- 客観性が失われる
- 利益誘導と誤解される
といったリスクもはらんでいます。
一方で、転職活動に裏事情や新たな情報にアクセスできる可能性があることも否定しません。
ご自身でその行動に価値があるのかを見極めて判断されると良いでしょう
2. 企業倫理・社内ルールで禁止されていることが多い
大手人材紹介会社では、「候補者と私的な飲食は禁止」と定めているケースもあります。
3. トラブルの元になりやすい
飲みの場では話が曖昧になったり、余計な発言が出たりすることも。
あとで「そんな話してない」「紹介してくれるって言ったじゃないか」など、認識の齟齬が生まれやすい場でもあります。
例外的に「飲み」に発展するケースもあるが…
稀に、
- 転職成功後に「お祝い」として感謝の意を伝える
- 担当者と相性がよく、関係が深まったあとで「退職後に」食事する
といったケースはあるかもしれません。
ただし、飲みに行かなくても、信頼関係は十分に築けますし、転職の成功にも全く影響しません。

まとめ
- 転職エージェントと飲みに行くのは、価値とリスクで天秤にかける
- 信頼関係は業務内のやり取りだけで十分に築ける
転職エージェントは、あくまでもキャリアをサポートするプロフェッショナルです。
面談や電話、チャットで十分に相談することは可能です。
「信頼しつつ適度な距離」を保つことで、転職活動もうまくいきやすいです。