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転職の成功ノウハウ 面接対策
2025.06.01 2025.05.07

面接で失敗しない服装の選び方|業界別・男女別のポイントと注意点

面接で失敗しない服装の選び方|業界別・男女別のポイントと注意点
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、4期目で転職成功支援者数は100名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

「転職面接、どんな服装で行けばいいのか迷う…」
「スーツ?オフィスカジュアル?会社によって違う?」
このように、面接時の服装は意外と悩みやすいポイントです。
第一印象を左右する要素のひとつであり、清潔感・信頼感・TPOへの理解力が問われます。
本記事では、転職面接における服装の基本マナーから、業界ごとの傾向、男女別の具体例まで、面接で好印象を与えるための服装選びを解説します。

面接時の服装、基本マナーは「ビジネススーツ」

面接の基本は「フォーマル寄りで無難に」

原則として、転職面接ではダークカラーのビジネススーツが最も無難です。
以下のような服装であれば、多くの企業で問題なく通用します。

男性の基本スタイル

  • ダーク系スーツ(紺・チャコールグレーなど)
  • 白または淡いブルーのシャツ
  • シンプルなネクタイ(派手すぎない柄や色)
  • 黒または茶の革靴(汚れ・傷はNG)
  • 髪型は整える、ヒゲは清潔に

女性の基本スタイル

  • 黒・ネイビー・グレーなどのセットアップスーツ(パンツorスカート)
  • インナーは白・ベージュなどシンプルな色味
  • ナチュラルなメイク・過度なアクセサリーは避ける
  • 靴はパンプス(ヒールは3~5cm程度)
  • 髪型は顔が見えるようにまとめると好印象

【ポイント】
「個性」よりも「清潔感・信頼感・場の空気に合った服装」が評価されます。


業界・職種ごとの服装傾向と注意点

IT・ベンチャー企業

「オフィスカジュアルでOK」とされることが多いですが、面接ではジャケットスタイル(スーツ含む)を選ぶのが無難です。
社風が柔軟でも、「TPOをわきまえた対応ができる人か」は見られています。

例外として「私服指定」された場合は、

  • ジャケット+シャツ+スラックス(男性)
  • ジャケット+ブラウス+テーパードパンツ or スカート(女性)
    といった「きちんと感のある私服」を心がけましょう。

コンサル・金融・大手メーカー

フォーマルな服装が必須です。スーツ以外は基本NGと考えてください。
派手な色や柄は避け、落ち着いた印象を大切にしましょう。

アパレル・デザイン系

オシャレさやセンスも見られる業界ですが、ビジネス寄りの上品な服装が基本です。
面接官よりカジュアルにならないことがポイントです。高級ブランド品の過剰なアピールは避けましょう。


季節別の面接服装アドバイス

夏(6月〜9月)

  • クールビズが浸透していても、一次面接はスーツ+ネクタイが無難
  • ワイシャツは透け防止タイプを選び、汗ジミ対策も忘れずに
  • 女性は半袖ブラウス+ジャケットの持参が安心

冬(12月〜2月)

  • スーツの上に無地・シンプルなコートを着用(色は黒・紺・ベージュなど)
  • マフラー・手袋は控えめなデザインを選び、事前に外して整える
  • 室内に入る前にコートを脱ぎ、腕にかけて面接に臨むのがマナー

面接服装でよくあるNG例

  • しわ・汚れ・ほこりのついたスーツ
  • カジュアルすぎるシャツ
  • ノーメイク or 派手すぎるメイク
  • 派手なネイルや大ぶりなアクセサリー
  • カジュアルすぎるバッグやスニーカー

面接は「フォーマルな場」であることを忘れずに。
服装で“印象損”をしないことが大前提です。


迷ったら転職エージェントに相談を

面接を受ける企業ごとに服装の判断に迷うことがある場合は、転職エージェントに事前確認するのがベストです。

  • 「この会社の面接はスーツの前提か?」
  • 「私服指定だけど、どこまでカジュアルでいい?」
  • 「二次面接は役員だけど、初回と同じ服装で大丈夫か?」

このような細かな相談にも、企業文化に精通したエージェントであれば、的確なアドバイスをもらえるはずです。
自信をもって面接に臨むためにも、情報収集は服装選びの一部と捉えましょう。


まとめ

面接時の服装は、「マナー」と「第一印象」の観点から非常に重要な要素です。

面接服装のチェックポイント

  • 原則はダークスーツ+シンプルな小物(男女共通)
  • 業界・企業の雰囲気に応じて“やや柔らかめ”の対応もあり
  • 清潔感、丁寧さ、TPO意識が好印象のカギ
  • 迷ったら「フォーマル寄り」で選ぶのが安全
  • 私服指定・オフィスカジュアルの際は“ビジネス感”を意識
  • 季節ごとのマナーも忘れずに

自分らしさを表現することも大切ですが、まずは「面接にふさわしい服装であること」が基本。
身だしなみを整えることは、企業への敬意の表れでもあります。

第一印象で好感を得られれば、その後のやりとりや自己PRにも好影響を与えるでしょう。を目指してみてください。

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