キャリアのターニングポイントを整理し、次の一手を明確にする方法


(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
「なぜ成功したのか」「なぜうまくいかなかったのか」を整理することで、自分に合った仕事や環境が明確になります。
本記事では、自分史を振り返りながら成功・失敗のパターンを分析し、次のキャリア選択をより良いものにするための方法を解説します。
自分史を振り返るメリット
自己理解を深め、強みを明確にする
成功した経験を振り返ることで、自分が得意とするスキルや環境が明らかになります。
どのような業務で成果を上げたのかを整理することで、次のキャリア選択の指針になります。
失敗の要因を分析し、次に活かす
過去の失敗から学ぶことで、次の転職先で同じ課題に直面した際の対策が立てられます。
何が原因で成果が出なかったのか、どのようにすれば改善できるのかを客観的に分析することが重要です。
目標設定が具体的になり、行動計画が立てやすくなる
自分史を整理することで、自分に適した職種や働き方が見えてきます。
その結果、転職活動の方向性が明確になり、効率的に進められるようになります。
成功・失敗パターンを整理する方法

① ターニングポイントを書き出す
過去のキャリアで特に印象的だった出来事や転機をリストアップします。
例えば、以下のようなポイントを振り返ってみましょう。
- 転職や部署異動など、キャリアの転機となった出来事
- 大きな成功を収めた業務やプロジェクト
- 仕事で困難を感じ、乗り越えた経験
- 失敗や挫折を感じた瞬間
② 成功の共通点を探る
成功した経験を振り返り、共通する要因を整理します。
例えば、以下のような点に注目すると、自分の適性が見えてきます。
- 業務内容
「データ分析を伴う仕事では特に成果を出せた」- 環境
「自由度の高い職場でモチベーションが上がりやすい」- 人間関係
「信頼できる上司やチームメンバーがいるとパフォーマンスが向上する」
③ 失敗の原因を分析する
失敗の要因を探り、次の職場選びに活かします。
例えば、以下のようなパターンが考えられます。
- 業務のミスマッチ
「ルーチンワークが多いとやりがいを感じにくかった」- スキル不足
「リーダーシップ経験が不足し、マネジメント業務で苦戦した」- 価値観の不一致
「企業の方針と自分の考えが合わず、モチベーションが下がった」
自分史を活用した転職活動の進め方

① 転職の軸を定める
成功・失敗パターンを整理することで、自分に適した転職先の条件が明確になります。
例えば、以下のように転職の軸を設定できます。
- スキルを活かせる環境
「データ分析を活用できる仕事を選ぶ」- 働き方の柔軟性
「リモートワークが可能な企業を探す」- 成長機会の多い職場
「新しいスキルを学べる環境を優先する」
② 職務経歴書や面接でのアピールに活用
過去の経験を具体的なエピソードとして職務経歴書や面接で活用します。
例:面接での回答
質問
「これまでのキャリアの中で、特に成果を出せた経験を教えてください。」回答
「〇〇社では新規事業の立ち上げを担当し、短期間で売上を前年比130%伸ばしました。この成功の背景には、過去の△△プロジェクトで培った分析力とチームワークの経験があります。」
③ 失敗をポジティブに伝える
面接では、失敗経験を聞かれることもあります。その際は「学び」と「改善策」を加えて説明しましょう。
例:面接での回答
質問
「これまでに失敗した経験を教えてください。」回答
「以前、プロジェクト管理の経験が不足していたため、納期の調整に苦戦したことがありました。しかし、その後プロジェクトマネジメントの講座を受講し、スケジュール管理のスキルを身につけました。結果として、次の案件では納期を2週間短縮することができました。」
まとめ
転職活動を成功させるためには、過去の経験を振り返り、成功・失敗のパターンを整理することが重要です。
- 自分史を振り返り、キャリアのターニングポイントを整理する
- 成功・失敗パターンを分析し、転職の軸を定める
- 面接や職務経歴書で具体的なエピソードとして活用する
これにより、自分に合った職場環境や仕事を選びやすくなります。
自己分析をしっかり行い、次のキャリアに向けて一歩踏み出しましょう。