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転職の成功ノウハウ 書類作成
2025.02.15 2025.01.28

60字で勝負を決める!効果的な職務要約のポイントと職種別の例文

60字で勝負を決める!効果的な職務要約のポイントと職種別の例文
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

転職活動で最初に目に留まる「職務要約」。
この部分は履歴書や職務経歴書の冒頭に記載され、採用担当者が最初に読む箇所です。
短いからこそ、一瞬で「この人に会ってみたい」と思わせる力が必要です。
本記事では、60字で簡潔に自分をアピールする「職務要約」の書き方について解説します。ポイントを押さえれば、あなたの強みが的確に伝わり、書類選考の通過率もアップするでしょう。

職務要約とは?

職務要約は、あなたの職歴やスキルを端的にまとめたものです。
主に以下の役割を果たします。

  • 簡潔に経歴を伝える
    多くの応募者の中で目に留まるポイントを凝縮。
  • 強みをアピール
    数字や成果を盛り込み、即戦力であることを印象付ける。
  • 自己PRの布石
    詳細な職務経歴に興味を持たせ、面接へのきっかけを作る。

なぜ60字なのか?

Stock photos by Vecteezy

読み手が負担に感じない絶妙な長さが60字です。
短すぎると情報不足になり、長すぎると読む気を失わせます。
採用担当者が「次も読んでみよう」と思うのは、簡潔かつ要点が詰まった文章です。


60字職務要約を書くコツ

1. 数字や具体的成果を入れる

「〇〇プロジェクトで売上〇%増加」「〇〇件のクライアントを担当」など、実績を示すことで説得力が増します。

  • 「営業として年間売上10%アップを達成。リーダー職としてチーム運営経験あり」
  • 「Webディレクターとして5件の新規サイト立ち上げを主導。UX改善提案でCVR向上」
2. 強みと経験を端的に表現

「〇〇が得意」「〇〇分野で専門性あり」といったキーワードを意識します。
具体的な職種名やスキルも明示します。

  • 「IT業界での5年経験。プロジェクトマネジメントとチーム統率を強みとする」
  • 「BtoBマーケティングに従事し、SNS運用で問い合わせ件数30%増加を実現」
3. 転職後の目標も示す

「〇〇の経験を活かし、〇〇分野でさらに成長したい」といった意欲を表現すると、前向きな姿勢が伝わります。

  • 「人事での採用経験5年。今後は教育・研修分野でスキルを広げたい」
  • 「広告代理店で3年勤務。企画力を活かして広報戦略の分野に挑戦したい」

NG例と改善ポイント

Stock photos by Vecteezy

× 抽象的で印象が薄い

「営業としてさまざまな業務を担当し、結果を出しました。」
数字や具体性がないため、何が強みかわからない。

◎ 改善例

「法人営業で前年比売上20%増。新規開拓と既存顧客フォローに強みあり。」
成果と役割が明確で、アピールポイントが伝わる。


実際の職種別例文

営業職

「法人営業で新規契約50件を獲得し、目標達成率120%。チームリーダー経験あり。」

ITエンジニア

「SEとして5年勤務。JavaとPythonでの開発経験が豊富で、システム設計も担当。」

事務職

「経理として月次決算を担当。業務効率化で残業削減に貢献し、経理フロー改善。」

マーケティング

「SNS運用でフォロワー数20%増加。広告運用とデータ分析を得意とし、売上向上。」


まとめ

「職務要約」はシンプルながら転職成功のカギを握る重要な要素です。
60字という限られたスペースでいかに魅力を伝えるかが勝負。

  • 具体的な数字や成果を入れる
  • 経験やスキルを端的に表現する
  • 転職後の意欲を加える

しっかりと要点を押さえ、自分の強みが際立つ職務要約を作成しましょう。
「もっと具体的なアドバイスが欲しい」という方は、「無料転職相談」より当社ソマリの転職エージェントへご相談ください。
書類作成のサポートをいたします。

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