服装とマナーで評価が変わる!面接前に確認すべきチェックリストと注意点
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
面接は第一印象が非常に重要であり、服装や振る舞いといった「マナー」が選考結果に大きな影響を与えます。
本記事では、服装の選び方や面接中の基本的な振る舞いについて解説します。
本記事では、服装の選び方や面接中の基本的な振る舞いについて解説します。
面接にふさわしい服装の選び方
1. 基本はスーツスタイル
職種や企業文化に応じて服装は異なりますが、以下の基本を押さえると安心です。
- 男性
- ダークスーツ(黒・紺・グレー)
- 無地の白シャツ
- シンプルなネクタイ(派手な柄や色は避ける)
- 革靴は黒でしっかりと磨かれていることが大切
- 女性
- ダークスーツ(パンツ・スカートどちらでも可)
- 無地の白または淡い色のブラウス
- ヒールの高さは3〜5cm程度が無難(派手なデザインは避ける)
- メイクはナチュラルに、アクセサリーも控えめに
2. オフィスカジュアルの場合
カジュアルな業界(IT、クリエイティブ職、スタートアップなど)では、スーツではなくオフィスカジュアルが求められることがあります。
- シンプルなジャケットやカーディガン
- 無地のシャツやブラウス
- チノパンやスラックス
- 清潔感のある革靴またはシンプルなスニーカー(企業文化に応じて)
事前に企業の雰囲気を調べ、迷った場合はスーツを選ぶのが安全です。
面接での基本マナー
1. 時間管理
- 対面の場合、面接会場には、予定時間の10〜15分前に到着を目指す。
- 交通機関の遅延を考慮し、余裕を持ったスケジュールを立てる。
- オンラインの場合、ビデオやマイクの音声チェック、使用ツールのアップデート確認を面接の前日までに済ませ、面接開始5分前にはパソコンの前に待機。面接開始時間ピッタリに入室する。
2. 入室時の挨拶(対面時)
- ドアを軽くノックし、「失礼します」と声をかける。
- 面接官から案内されたら「失礼いたします」と言いながら入室。
- 深く一礼をし、椅子に座る際も「失礼します」と丁寧に述べる。
3. 座り方と姿勢
- 背筋を伸ばし、椅子の中ほどに座り、背もたれに背中を付けない。
- 足は揃え、手は膝の上に軽く置く(腕を組んだり足を組んだりしない)。
- 男性の場合は、足は揃えすぎると緊張感が逃げなくなるので、少しハの字になるように足を逃がすと、適度な緊張感を持って高いパフォーマンスを出せるようになります。
4. 面接中の視線とリアクション
- 話している人の目を見る(軽く襟元・首元に視線を外しておくと、自分も相手も緊張感を抱かないためおすすめ)。
- 適度なリアクションを意識(頷きや相槌など)。
- ゆっくり、はっきりと話す。緊張して早口にならないよう注意。
面接終了時のマナー
1. 退室の仕方(対面時)
- 面接終了後は「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」とお礼を伝える。
- 立ち上がる際も椅子を静かに戻し、ドアに向かう。
- ドアの前で振り返り、「失礼いたします」と言って一礼し退室。
2. お礼メールを送る
- 面接後、感謝の気持ちを伝えるためにお礼メールを送ると良い印象を与えます。
- メールには、具体的な感謝内容や面接での気づきを簡潔に記載。
- 転職エージェント経由の場合、担当エージェントに面接の所感を伝え、先方に御礼してもらう。
面接で避けるべき行動
- 遅刻や直前の欠席連絡(必ず事前に連絡を!)
- スマートフォンの電源を切り忘れる(面接前に必ず確認)
- 面接官の発言を遮る、曖昧な回答をする
- だらしない姿勢や挙動不審な動き
まとめ
面接でのマナーは、応募者の印象を左右する重要なポイントです。
適切な服装、時間管理、丁寧な態度を意識し、採用担当者に「一緒に働きたい」と思わせる振る舞いを心がけましょう。
些細な部分まで気を配ることで、内定獲得の可能性がぐっと高まります。
面接対策やマナーのアドバイスが必要な方は、ぜひ「無料転職相談」から当社ソマリの転職エージェントをご利用ください。