面接の失敗を逆転のチャンスに!マイナスからプラスへ好印象を残すリカバリー術
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
時には、答えに詰まったり、思わぬ発言をしてしまう「失敗」を経験することもあるでしょう。
しかし、失敗があったからといって、すべてが終わるわけではありません。
振る舞い方によっては、失敗をリカバリーし、逆に好印象を与えるチャンスに変えることが可能かもしれません。
本記事では、面接での失敗を挽回するための具体的な方法や心構えについて解説します。
失敗をリカバリーする心構えを持つ
1. 失敗を引きずらない
面接中に失敗したと感じても、その瞬間に切り替えることが重要です。
焦ることで、その後の受け答えにも影響を与えてしまいます。
「失敗しても挽回できる」と自分に言い聞かせ、落ち着いて次の質問に対応しましょう。
2. 冷静な態度を保つ
失敗をした場合、慌てて取り繕おうとする態度は逆効果です。
冷静な態度で対応することで、面接官に「落ち着いた対応ができる人」、「物事を奥まで思考している人」という印象を与えられるかもしれません。
面接中に失敗をリカバリーする方法
1. 即座に訂正する
答えに誤りがあった場合や、伝えたいことがうまく伝わらなかった場合は、素直に訂正しましょう。
例文:
「先ほどの回答で誤解を招いてしまったかもしれませんが、正確にはこういった形で進めました。」
2. 追加説明を申し出る
一部の情報しか伝えられなかった場合は、タイミングを見て追加説明を加えると良いでしょう。
次の話題に移りかけていても、「補足させていただいてもよろしいでしょうか」と申し出ることで、自然に軌道修正を図ることができます。
面接後のフォローアップで信頼を取り戻す
1. お礼メールや転職エージェントから補足する
面接後に送るお礼メールの中で、失敗に触れながら誠実な対応をすることもリカバリーの一つです。
例文:
「本日の面接では、〇〇についてうまく説明できなかった点がありました。改めてご説明させていただくと、~といった経験を活かして貢献できると考えています。」
転職エージェントを利用して選考に進んでいる場合は、担当エージェントに援護してもらうことも可能です。
面接後に転職エージェントにメール等で詳細を共有し、採用担当に補足説明していただくよう相談してみると良いでしょう。
2. 訂正と意欲を伝えることでカバーする
面接中に大きな失敗をしたと感じる場合でも、フォローアップで意欲を示すことが大切です。
採用担当者にとって、正しい情報を得られることや丁寧な姿勢は好印象につながる可能性があります。
失敗を予防する準備方法
1. 模擬面接で練習を重ねる
転職エージェントやキャリアコンサルタントを活用し、模擬面接を行うことで緊張感を持ちながら本番の準備を整えましょう。
リハーサルを繰り返すことで、自信を持って面接に臨むことができます。
2. 想定質問と回答を準備する
業界や職種に合わせてよく聞かれる質問をリストアップし、回答を練習しておくことも重要です。
「自己PR」や「志望動機」はもちろん、「失敗経験」や「短所」についても具体的に話せるよう準備しましょう。
まとめ
面接における失敗は誰にでも起こり得ますが、それをどうリカバリーするかが重要です。
冷静な対応や素直な訂正、適切なフォローアップを行うことで、むしろ面接官に「トラブルにも対応できる柔軟性があり、丁寧な物」という印象を与えることができます。
以下のポイントを押さえて、次の面接に活かしましょう。
- 面接中の失敗は冷静に対応し、挽回のチャンスに変える。
- 面接後に転職エージェントやフォローアップを活用して信頼を取り戻す。
- 模擬面接や事前準備を通じて、失敗を予防する。
これらのリカバリー術を実践し、転職活動を成功に導いてください!
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