書類選考や面接で差がつく!チームマネジメント&チームワークスキルの効果的な伝え方
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
エピソードによって、あなたがどのような形でチームに貢献し、協力して成果を出してきたかを伝えることができます。
以下のポイントを参考に、面接で使えるエピソードを選びましょう。
【記事概要】
目的に向かって協力したエピソード
まずは、チームで共通の目標に向かって取り組んだ経験を選ぶと良いでしょう。
「チーム全体で達成しなければならない目標があり、そのために自分がどのように協力・牽引したか」を示すことで、あなたのチーム意識が伝わりやすくなります。
例:
「〇〇プロジェクトで目標達成のために役割分担し、メンバー全員が予定通りに進められるよう進捗管理を徹底、進捗遅れが予期できたら即座にタスクを差配し直すなど、アクションを実行しました。その結果、プロジェクトを遅滞なく期限内に成功させることができました。」
チームの課題を解決したエピソード
チームの中で課題が生じたとき、自分がどのように解決に向けて動いたかを示すエピソードも効果的です。
たとえば、コミュニケーションの問題や作業の進行が停滞したときに、その状況を改善するために取った行動を伝えると、チームワークに積極的であることが伝わります。
例:
「チーム内で意見がまとまらずプロジェクトが停滞していたため、全員が意見を出せる話し合いの場を設け、過去に受講した外部のワークショップを再現してファシリテーションし、全員でブレストしました。お互いの理解が深まると共に、プロジェクトの方向性も明確化され、効率よく進められました。」
他者のサポートに回ったエピソード
チームワークにおいては、自分が主体的に行動するだけでなく、他者をサポートする姿勢も重要です。
チームメンバーの負担が増えているときにサポートしたり、他者の成功を助けるために動いた経験を語ると、協調性や周囲への気配りが評価されます。
例:
「同僚が重要なプロジェクトで忙しい状況にあることを感知し、自分がフォローする形で日常業務を一部巻き取りました。その結果、彼はプロジェクトに集中でき、チーム全体の成果に繋がりました。」
チームメンバーの強みを活かしたエピソード
チームワークでは、それぞれのメンバーの強みを活かすことも大切です。
チームメンバーのスキルや得意分野を把握し、それを最大限に活かして役割を分担した経験があれば、そのエピソードを選びましょう。
あなたが周囲の強みを尊重し、活かす姿勢が伝わります。
例:
「プロジェクトリーダーを任された際、メンバーの得意分野を把握し、スキルに応じた役割を分担しました。各自が最大限の力を発揮でき、全体のパフォーマンスが向上しました。」
困難を乗り越えたチーム経験
大きな困難やプレッシャーの中で、チームとして協力して乗り越えた経験も、面接で強調できる良いエピソードです。
ピンチを乗り切るためにどのようにサポートし合ったか、またその結果どう成功に繋がったかを説明することで、困難に対する協力姿勢やチーム全体をまとめる力をアピールできます。
例:
「急なクライアントの要望変更により、短期間でプロジェクトを再構成する必要がありました。組織の組成を考える人、クライアントの業務推進をする人、関係先との調整役、事業計画を引き直す人など、チームで役割分担をし、全員が協力して全力で取り組んだ結果、スケジュール通りに納品できました。」
まとめ
効果的な「チームワーク」のエピソードを選ぶには、以下のポイントに沿って準備しましょう。
- 共通の目標に向かって取り組んだ経験
- チームの課題解決に貢献した経験
- 他者をサポートした経験
- メンバーの強みを活かした経験
- 困難を協力して乗り越えた経験
これらのエピソードを「STAR法」(状況、課題、行動、結果)に沿って整理して伝えると、チームワークのスキルが効果的に伝わりやすくなります。
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