3つのポイントを武器に面接官を魅了!圧倒的自己PRで転職成功へ
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
しかし、自己PRはシンプルなようでいて「何を、どう伝えるか」を間違えると、せっかくの強みが効果的に伝わらないこともあります。
この記事では、面接で自己PRを効果的に行うためのポイントと成功の秘訣をご紹介します。
自己PRで重要な「3つのポイント」
(1)自分の強みを明確にする
自己PRの核となるのは「自分の強み」です。
まず、自分が得意とするスキルや経験、他者にはない特徴を洗い出しましょう。
特に重要なのは、応募先企業のニーズに直結する強みをアピールすることです。
例えば、IT系企業のエンジニア職であれば「最新技術への対応力」や「プロジェクトリーダーとしての実績」が強みとなります。
(2)「企業にどう貢献できるか」を伝える
採用担当者は、「自社でどう活躍できるか」を基準に候補者を評価します。
そのため、単に自分の強みをアピールするだけでなく、それがどのように企業に役立つかを具体的に説明しましょう。
企業が求める人材像に自分がフィットしていることを意識し、貢献できるポイントを示すことが重要です。
(3)具体的なエピソードでアピールする
具体的なエピソードがあると、強みや貢献度が伝わりやすくなります。
例えば、「プロジェクト管理力がある」といった抽象的な表現ではなく、「過去のプロジェクトで納期を2週間短縮した」など具体的な成果を交えることで、より説得力が増します。
採用担当者にあなたの強みが「目に見える」形で伝わるよう心がけましょう。
自己PRの効果を高めるテクニック
(1)STARメソッドで整理する
自己PRを伝える際には、「STARメソッド」を活用すると、話に構成が生まれ、わかりやすくなります。
- S(Situation): 状況を説明
- T(Task): 課題や目標を明示
- A(Action): 自分が取った行動を述べる
- R(Result): 結果を示す(数値で表すと効果的)
例:
「新規顧客開拓が課題だった部署で、月に3社の新規顧客を獲得し、1年間で売上を20%増加させました。」
(2)強みを応募先企業の課題に結びつける
自己PRは、企業が抱えている課題や目標に関連づけると、より効果的です。
企業の事業内容や成長戦略を研究し、そこで求められるスキルや特性を理解した上で自己PRを作成しましょう。
「御社が求める○○のスキルを活かし、私も貢献できると思います」といった具合に、自分の強みが具体的なニーズに応えていることを伝えます。
(3)簡潔かつ端的に伝える
自己PRは、長すぎると冗長的になり印象が薄れてしまいます。
1~2分程度で端的にまとめ、ポイントを絞って伝えましょう。
特に最初の数秒で自分の強みを明確にすることで、採用担当者の印象に残りやすくなります。
無駄な情報を省き、話をわかりやすくまとめることが肝心です。
よくある自己PRの失敗例と改善策
(1)抽象的な表現だけに終始している
失敗例:
「私はコミュニケーション力が高いです。」改善策:
「前職では、部門間の調整役として、プロジェクトの進行を円滑にし、チームの意見をまとめてリーダーに報告する役割を担っていました。結果として、プロジェクト完遂率を10%向上させました。」
(2)過去の経験だけをアピールして未来を語らない
失敗例:
「これまで多くのプロジェクトでリーダーとしての役割を果たしてきました。」改善策:
「これまで培ったリーダーシップを活かし、貴社でもチームの目標達成に向けての牽引役を務め、プロジェクトを成功に導きたいと考えています。」
(3)話の結論がわかりにくい
失敗例:
「色々な経験をしてきて、人間関係も大切だと感じました。」改善策:
「チーム全体の協力体制を強化することが、自分の強みの一つです。チームの目標達成に向けて、積極的にコミュニケーションを図りたいと考えています。」
転職エージェントの活用で自己PRをブラッシュアップ
自己PRをさらに強化するには、転職エージェントのサポートも活用すると良いでしょう。
エージェントは企業ごとに求められる人材像を把握しており、面接で響く自己PR作成のアドバイスをもらうことが可能です。
実際の面接を意識したロールプレイを通じて、説得力のある表現や、自己PRの内容を洗練させましょう。
まとめ
面接での自己PRを成功させるには、自分の強みを企業のニーズに合わせて明確に伝え、具体的なエピソードを盛り込むことが大切です。
STARメソッドや簡潔な表現を意識し、企業が「一緒に働きたい」と思えるような印象を残すことを目指しましょう。
また、転職エージェントのサポートを受けることで、自信を持って面接に臨むことができます。
私たち転職エージェントのソマリも、数多くの求職者の自己PRブラッシュアップをお手伝いしてきました。
客観的なアドバイスを取り入れて自己PRを強化したい方は、「無料転職相談」よりお気軽にお問い合わせください。
あなたらしさを最大限に表現できる転職活動を進めていきましょう。