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転職の成功ノウハウ 面接対策
2024.11.14 2024.12.26

面接で輝く「リーダーシップ」PRのコツ|STAR法やビフォー/アフター、メンバーの成長を盛り込む

面接で輝く「リーダーシップ」PRのコツ|STAR法やビフォー/アフター、メンバーの成長を盛り込む
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

転職面接で「リーダーシップ」をアピールすることは、特にマネジメント職やリーダー候補としてのポジションを目指す方にとって大変重要です。
しかし、単に「リーダーシップがあります」と伝えるだけでは不十分です。
具体的なエピソードを通じて、自身のリーダーシップがどのように発揮され、成果を生んだかを伝える必要があります。
本記事では、リーダーシップを効果的にアピールするためのストーリー構築法について、具体的な方法とコツを解説します。

STAR法でリーダーシップエピソードを整理する

リーダーシップをわかりやすく伝えるためには、エピソードを整理し、論理的に構成することが大切です。
「STAR法(Situation, Task, Action, Result)」を活用することで、ストーリーに一貫性が生まれ、相手に伝わりやすくなります。

  • Situation(状況)
    リーダーシップが求められた背景や状況を説明します。チームが直面していた課題やプロジェクトの目的を具体的に伝えましょう。
  • Task(課題)
    その状況でリーダーとして果たすべき課題や責任について説明します。例えば、「リーダーとして、チームの士気を高め、成果を出すための環境を整えること」など、役割を明確に述べます。
  • Action(行動)
    その課題に対して、どのようにリーダーシップを発揮したかを具体的に説明します。ここでは、チームメンバーのサポートやプロジェクトの指針設定など、自分が実際に行った具体的な行動を詳述します。
  • Result(結果)
    自分のリーダーシップによってどのような成果が得られたかを示します。数値や改善率など、成果を具体的な数値やエピソードを用いて表現すると効果的です。

リーダーシップエピソードに「ビフォー・アフター」を盛り込む

リーダーシップがどのように状況を変えたかを伝えるために、エピソードの中に「ビフォー・アフター」を盛り込むことがポイントです。
問題が解決される前と後の違いを明確にすることで、リーダーシップによってもたらされた成果や変化が伝わりやすくなります。

「新しいプロジェクト管理システムの導入がスムーズに進まず、チーム全体の士気が低下していたが、チームメンバーの意見を聞いて改善案を提案した結果、プロジェクトの効率が20%向上した」

このように、「変化前の課題」と「変化後の成果」を対比して説明することで、リーダーシップの有効性が強調されます。


チームメンバーの成長をリーダーシップの一部として伝える

Stock photos by Vecteezy

リーダーシップの本質は、チームメンバーの成長や力を引き出すことにもあります。
自分がどのようにメンバーをサポートし、成長を促したかをエピソードに加えると、より深いリーダーシップ像が伝わります。

「経験が浅いメンバーが業務に悩んでいたため、定期的なフィードバックやスキル向上のための研修を提案し、彼のスキルを向上させた結果、チーム全体の生産性も上がり、プロジェクトを成功に導くことができた」

自分のリーダーシップによって、チームやメンバーがどのように変わったかを具体的に伝えましょう。これにより、「自分だけでなく、周りの力も引き出せるリーダー」であることがアピールできます。


リーダーシップの「スタイル」を明確にする

Stock photos by Vecteezy

リーダーシップと一口に言っても、指示型、支援型、協調型などさまざまなスタイルがあります。
面接でのアピールでは、自分のリーダーシップのスタイルがどのようなものかを明確にし、そのスタイルがチームにどう役立ったかを具体的に伝えると説得力が増します。

  • 指示型リーダーシップ
    「プロジェクトの効率を重視し、各メンバーの役割を明確に指示することで、納期を厳守し、チーム全体の生産性を高めた」
  • 支援型リーダーシップ
    「メンバーが持つスキルやアイデアを引き出すことに注力し、チーム全体で考えを共有し合う環境を作った結果、創造的なアイデアが生まれ、プロジェクトに革新性をもたらした」

自分のスタイルが状況に応じてチームの成果に結びついたことを伝えることで、リーダーシップに柔軟性があることもアピールできます。


まとめ

面接でリーダーシップを効果的にアピールするには、具体的なエピソードを「STAR法」に沿って整理し、行動と成果を分かりやすく伝えることが重要です。
また、自分のリーダーシップスタイルやチームメンバーの成長を促した経験を盛り込むことで、単なる実績以上の深みを出せます。
具体的な数値や「ビフォー・アフター」を交えると、リーダーシップが企業にどう貢献するかをより強く示せるでしょう。
面接準備から構築したストーリーで、即戦力としての魅力をアピールしましょう。

私たちソマリも転職エージェントとしてあらゆる面でのサポートを行っております。
効果的なリーダーシップのPR方法を追求されたい方、「無料転職相談」からぜひお気軽にご希望をお寄せください。

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