応募書類で一歩リード!効果的なキャッチフレーズで差をつける方法
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
キャッチフレーズはあなたの強みや実績を簡潔かつインパクトのある形で伝えるため、全体の印象を大きく左右します。
本記事では、採用担当者に印象を残すキャッチフレーズの書き方を解説します。
キャッチフレーズとは?
キャッチフレーズとは、自分の強みや特徴を一言で端的に表現したフレーズのことです。
企業が求める人物像とマッチしていることを示し、自己PRを一言でまとめた形で伝えるものです。
簡潔でありながらも、あなたのスキルや経験を強く印象づける役割を果たします。
キャッチフレーズ作成のポイント
(1) 自分の強みを明確にする
まず、自分の強みや実績を把握することが重要です。自己分析を行い、自分がこれまでに積み上げてきた経験やスキルの中から、最もアピールしたい要素を洗い出しましょう。
これにより、何をキャッチフレーズで表現すべきかが見えてきます。
例
- 「営業成績を2年連続トップに導いたセールスマン」
- 「プロジェクト管理とコスト削減で貢献できるリーダーシップ」
(2) 企業のニーズに合わせる
キャッチフレーズは、単に自分の強みを伝えるだけでなく、応募企業のニーズに合致していることが重要です。
応募する職種や企業の求める人物像に合わせてカスタマイズしましょう。
求人情報や企業のミッションを確認し、企業が重視している価値観やスキルに合わせてフレーズを調整します。
例
- デジタルマーケターを欲している製造業⇨「デジタルマーケティングのノウハウで売上30%増加を実現」
- 海外展開を積極化している企業の広報⇨「貴社のグローバル展開に貢献する多言語対応のプロフェッショナル」
(3) 数値や実績を入れる
インパクトを与えるためには、具体的な数値や実績を盛り込むと効果的です。
採用担当者は、定量的な成果を求めることが多いため、過去の実績を数値化して表現することで、フレーズに説得力を持たせることができます。
例
- 「年間売上を150%に伸ばした営業戦略のスペシャリスト」
- 「チームの生産性を20%向上させたプロジェクトマネージャー」
(4) シンプルかつ覚えやすい表現を使う
キャッチフレーズは短く、覚えやすい表現が理想です。採用担当者が一目で理解しやすく、あなたの特徴がしっかりと伝わるように、シンプルな言葉を選びましょう。
長い文章や複雑な表現は避け、簡潔にまとめることを心がけます。
例
- 「成果を生み出すデータ分析のエキスパート」
- 「チームの成長を支えるリーダーシップの達人」
(5) 前向きで力強い言葉を使う
キャッチフレーズには前向きなエネルギーや自信が感じられる表現を使うことが重要です。
企業に対して自分が積極的に貢献できることをアピールするため、ポジティブな印象を与えるフレーズを選びましょう。
例
- 「変革をリードするイノベーティブなエンジニア」
キャッチフレーズの例文集
【営業職の場合】
- 「売上前年比150%を達成した営業リーダー」
- 「顧客満足度90%以上を維持するカスタマーサクセスエキスパート」
【マーケティング職の場合】
- 「デジタル広告費を20%削減し、集客数を倍増させたマーケター」
- 「SEOとコンテンツ戦略でアクセス数を50%アップさせたプランナー」
【ITエンジニア職の場合】
- 「新システム導入で運用コスト30%削減を実現したエンジニア」
- 「アジャイル手法で開発スピードを2倍にしたプロジェクトリーダー」
【事務職の場合】
- 「データ管理システムの効率化で年間200時間の業務削減を達成」
- 「細部のイシューも見逃さないバックオフィスのプロフェッショナル」
【マネジメント職の場合】
- 「チームの生産性を30%向上させたリーダーシップ」
- 「組織モチベートをしながら全体のコスト削減を実現する戦略的マネージャー」
キャッチフレーズの使いどころ
キャッチフレーズは、履歴書や職務経歴書の所定の項目の冒頭部分に配置するのが効果的です。
これにより、自分の強みや実績がパッと目に入るようにします。
また、面接でも自然な形でキャッチフレーズを入れ込めると、短時間で自分の強みを印象づけることが可能です。
まとめ
キャッチフレーズは、転職活動における自己PRの一部として、採用担当者に強い印象を与える重要な要素です。
自分の強みを明確にし、企業のニーズに合わせて、具体的な成果や数値を盛り込みつつ、シンプルで覚えやすい表現を使うことが成功の秘訣です。
他の候補者と差をつけるキャッチフレーズを作成できたら、実際に書類で表現してみましょう。
フラットな目線で、良い書類かどうか添削してもらうために、転職エージェントなどに見てもらうと良いでしょう。
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