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転職の成功ノウハウ 面接対策
2024.10.31

初めての転職でも安心!面接でよくあるミスと失敗しないためのポイント5選

初めての転職でも安心!面接でよくあるミスと失敗しないためのポイント5選
 (監修)中嶋 竜之介

(監修)中嶋 竜之介

株式会社ソマリ 代表取締役

ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。

面接は、転職活動における重要なステップです。
しかし、いくら準備をしていても、ちょっとしたミスが選考結果に大きく影響を与えることもあります。
ここでは、よくある面接でのミスとその回避法を紹介します。

企業リサーチ不足

よくあるミス:

面接前に企業の情報を十分に調べておらず、質問に対して的外れな回答をしてしまうことがあります。
例えば、「なぜ当社を選んだのか?」という質問に、具体的な理由が答えられないと、志望度が低いと見なされてしまいます。

回避法:

応募企業のホームページ、プレスリリース、SNS、ニュースなどから最新の情報を収集しましょう。
特に、企業のミッションやバリュー、ビジョン、プロジェクト、最近のニュースに触れ、自分で志望動機のポイントを列挙しておくことで、具体的で志望度の高い回答ができます。
さらに、自分の経験やスキルがどう会社に貢献できるかを具体的にイメージしておくことが重要です​​。

自己アピールが不明確

よくあるミス:

自分の強みや実績をうまく伝えられず、面接官に自分の価値が伝わらないことがあります。
特に「強みは何ですか?」や「どのような成果を出しましたか?」という質問に対し、具体的なエピソードや数字を伴わない曖昧な答えをしてしまうことはよくあるミスです。

回避法:

自分の経験や強みを「STAR」メソッド(状況、課題、行動、結果)を用いて整理し、具体的なエピソードで伝えましょう。
数字や実績を盛り込むことで説得力が増し、面接官にもあなたの強みがクリアに伝わります​。

S=situation:どのような状況・背景でその課題に直面したのか
T=task:あなたの役割は何だったのか、どのような課題に取り組んだのか
A=action:その状況に対して具体的にどのように行動したのか
R=result:その行動の結果、何を達成したのか(数値や具体的な成果を交え)

緊張によるコミュニケーションミス

Top Quality Stock photos by Vecteezy

よくあるミス:

緊張しすぎて、面接官の質問を聞き逃したり、早口で話してしまうことがあります。
面接中に焦ってしまい、答えが冗長になったり、ポイントを伝えきれないケースも多いです。

回避法:

面接中は、質問をしっかり聞き、少し間を取ってから答える習慣を身につけましょう。
緊張を和らげるために、事前に模擬面接を行い、リラックスして話す練習をすることが有効です。
また、話しすぎないように簡潔に回答をまとめることを意識すると、自然なコミュニケーションが取れます​。
もしも質問を聞き逃してしまった時には、もう一度質問を復唱してもらうように面接官に頼みましょう。
面接は合否をつける場というよりも、お互いの相性を確かめる場です。
いわば恋愛にも近く、例えば恋人の話を聞き逃してしまった際に「ごめん。聞こえなかったからもう一回言って?」と言っても自然です。
それと同様に、自然なコミュニケーションが成立するように、もう一度話してもらうようにお願いすれば良いのです。

ネガティブな発言や前職の批判

よくあるミス:

前職や上司の悪口、ネガティブな発言をしてしまうことにも注意が必要です。
面接官に対して、前職での不満やトラブルを過度に話すことは、不満や困難に対して逃げグセがついているように捉えられ、評価を下げる結果につながります。

回避法:

たとえ前職で不満があったとしても、面接ではポジティブに伝えるよう心がけましょう。
転職理由を聞かれた場合には、「現在のスキルをより活かしたい、成長したい」という前向きな理由にフォーカスし、将来に向けた意欲をアピールすることが大切です​​。

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逆質問の準備不足

よくあるミス:

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれた際、「特にありません」と答えると、面接官に意欲・志望度が低いと見なされることがあります。

回避法:

逆質問の時間は、自分が企業に対して興味を持っていることをアピールするチャンスです。
事前に質問を用意しておき、企業のビジョンやチーム構成、今後の展望など、入社後を想定した質問をすることで、前向きな印象を与えることができます。
逆質問を考えるコツは、アニュアルレポートや中期経営計画などのIR資料に目を通すことです。
これらの資料は、投資家向けに経営の方向性を分かりやすく表現し、投資判断を仰ぐことを目的に作られています。つまり、その企業で今後何を重視して働く必要があるのかが書かれているので、その内容に沿った逆質問を行えば、自然にあなたと会社の目線が合っている=フィットしている印象を与えられます。
また、条件や労働環境についての逆質問は、打算的な印象を抱かれるリスクもあるため、面接外で転職エージェントを通じて確認する方が無難です​。

まとめ

面接で成功するためには、次の5つのミスに気をつけることが重要です。

  • 企業リサーチ不足 → 事前に徹底的なリサーチを行う。
  • 自己アピールが不明確 → STARメソッドで具体的に説明。
  • 緊張によるコミュニケーションミス → 模擬面接でリラックスする練習をする。
  • ネガティブな発言 → 前向きな転職理由を強調する。
  • 逆質問の準備不足 → 企業に関心を示す前向きな質問を用意する。

これらの回避法を意識して準備することで、面接官に良い印象を与え、転職活動の成功に近づくことができます。

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