自分に合った転職先を見つける!求人選び3つの方法とエージェントの有効活用法
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
実際に転職活動を始めようと思っても「いろいろな求人情報があるけど、自分に合った求人の探し方ってなんだろう?」、「どこから調べればいいのかな?」など、どう仕事を探せばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、自分に合った最適な求人の探し方について解説します。
転職活動において求人を探す具体的な方法は「求人広告」、「企業のホームページ(直接応募)」、「転職エージェントの紹介」の3つが挙げられます。
それぞれにメリット・デメリットがあり、求職者があまり知らない裏側などをご紹介します。
求人広告
求人広告とは、企業が大手転職サイトに広告費を支払って掲載している求人です。
費用を支払って幅広い方々の目に留まるように掲載するだけ、企業側としても熱量が高い手法になりますので、積極採用中の求人が多い一方、それだけ人手不足な業界が集中しやすいです。
例えば、飲食・不動産関連・保育・福祉関連などです。
転職希望者が探している職種が求人広告として掲載されている場合は、そこで見つけるのも一つの手だと思います。また、積極採用中で選考がスピーディーなケースが多いというメリットもあります。
一方、広告費が掛かるので、数は限定的な傾向にあります。
企業のホームページ(直接応募)
企業のホームページにある採用ページから直接申し込む方法です。
志望度が高く入りたい会社が明確にあり、その企業が求めているスキルと、転職希望者のスキルが合致していれば、採用されることもあるでしょう。
一方、直接応募の場合は企業の内情収集や選考対策、果ては年収の条件交渉なども転職希望者一人で行うことになります。
仮に転職エージェントなどが間に入っている場合は、無償でこれらのサポートをしてもらえるというメリットがあります。
逆に言うと、直接応募なら企業側が転職エージェントなどに支払う成果報酬が掛からないため、採用コストの面でメリットがあります。
そのため、採用コストを厳しく管理している会社は直接応募しか門戸を開いていないこともあります。
一方、よくある質問で、「直接応募のほうが合格率高いですか?」と聞かれることもあります。
結論、直接応募も転職エージェント経由の応募も合格率はほとんど変わることはありません。
理由は、合否を出す現場部門はどの経路で採用するかに関わらず採用を行っている事や、採用に関しては通年的にある程度の予算を割いた上で行っているため、そもそも採用コストは織り込み済みなのでその部分を考慮に入れて合否を出す必要性がないため、そして採用は一期一会なので採用したいと思った人材との貴重な出会いを無碍にすることはできないからです。
ちなみに、企業のホームページは更新に手間が掛かるため、最新の情報ではないことも多々あるというデメリットもあります。
転職エージェントの紹介
転職エージェントとは転職活動をする求職者のアドバイザーで、転職希望者が求める最適な求人を紹介する人です。
別名、キャリアアドバイザーとも言います。
その一方で、転職エージェントは企業側に有力な転職希望者を紹介する側面も持っています。
このように、転職希望者と企業との間に入り、マッチングのサポートを行う存在です。
転職エージェントによって、サポートの内容や得意とする求人領域が違います。
例えば、とにかく豊富な求人数を求めている場合は、大手の転職エージェントを利用するのがいいでしょう。
しかし大手エージェントの場合、アドバイザー1人当たりの担当する求職者数が多くなるため、求職者への細かなサポートが行き届かない傾向があります。
対して中小規模の転職エージェントは、アドバイザー1人当たりの担当する求職者数が少ない傾向にあり、職務経歴書の添削や、企業への細かなアプローチなど、手厚く小回りのきくサポートをしてもらいやすいです。
自分では考えられなかった選択肢を知りたい場合は、大手エージェントよりも中小規模のエージェントに話を聞くことをおすすめします。
転職エージェントと繋がる方法は大きく2つあります。
- 当サイトのような人材紹介事業者の運営サイトでお問い合わせフォームから問い合わせていただくパターン
- ビズリーチなどの転職スカウトサイトにご登録いただき、受け取ったスカウトに返信することで繋がるパターン
ちなみに、転職スカウトサイトで送られてくるスカウトにも「転職エージェントから」と「企業人事から」の2パターンあります。
企業人事から送られてきたスカウトに返信した場合は、間にエージェントを挟まないため、直接応募とほぼ同様の選考プロセスになることが多いです。
加えて、転職スカウトサイトを使っている以上、企業側は採用に成功した場合、転職スカウトサイトに成果報酬を支払わなければならないことになります。
つまり、直接応募と同様の選考プロセスにも関わらず、企業側は高い採用コストを支払う状況になるため、よりメリットが薄い形となります。
さらに踏み込んで言うと、結果的に転職エージェントを使うよりも直接応募の方が採用コストが高くなることも結構あります。
というのも、直接応募の末に思い描いていた働き方と違う現実に直面し、早期に離職されてしまうことも発生するからです。
直接応募といえど、早期離職はコストのダメージが大きいです。
転職エージェントが間に入ることで、転職希望者の志向性や理想とのGAPが極力少ないマッチングができ、結果、長く働いてくれる人材を獲得できて採用コストも割安になるケースも比較的よくあります。
まとめ
いかがでしたか?
中小規模の転職エージェントである我々ソマリは、上記の転職エージェントのメリットを最大限享受いただけるよう、転職希望者のスキルや考え方、転職の背景、理想の働き方を見て、企業との的確なマッチングをご支援いたします。
まずはお気軽に「無料転職相談」にご希望をお寄せください。