大手vs中小の転職エージェント比較|サポート内容の違いを理解しよう【エージェント使い分け完全ガイド】
(監修)中嶋 竜之介
株式会社ソマリ 代表取締役
ミスミ、リクルート、Amazon Japanを経て、転職エージェントである株式会社ソマリを創業。
独立後、3期目で転職成功支援者数は80名超。
Amazon、リクルートなどの大手有力企業への紹介実績と人事コネクションを強みに、あなたのキャリアをサポートいたします。
「たくさんありすぎてどのエージェントを活用すればいいか分からない」
「大手と中小があるけど、違いって何だろう?」
という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、転職エージェントの選び方、大手エージェントと中小規模のエージェントの違いについて解説します。
転職エージェントの比較
転職エージェントは、大手と中小で特色に差があります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、分かりやすく表にまとめてみました。
大手 | 中小 | |
---|---|---|
求人紹介数 | ◎ | 〇 |
1人当たりの担当する求職者数 | 100人前後 | 10~15人 |
マッチングの精度 | △ | 〇 |
カウンセリングの手厚さ | △ | ◎ |
企業側と転職希望者との連携方法 | 片手型* | 両手型* |
書類通過率 | △ | 〇 |
1社内定するまでに応募する会社数 | 15~20社程度 | 1~5社程度 |
※片手型エージェント:企業とコミュニケーションする人と転職希望者とコミュニケーションする人が分かれている
※両手型エージェント:企業と転職希望者のコミュニケーションをする人が同じ
大手エージェントの特徴
まず、大手は求人数が豊富です。全業界・職種の多数の求人を扱っています。求人が豊富という事は、転職希望者も多いという事です。
「自分に合った転職先を見つける!求人選び3つの方法とエージェントの有効活用法」でもお話ししましたが、大手では、1人のエージェントが、100人以上の求職者を担当することもザラにあります。
となると、必然的に1人の求職者にかける時間が短くなり、事務的になる確率が高くなります。
大手では、片手型という形態をとっていることが多いです。
片手型とは、転職希望者に対峙する人(個人営業)と企業に対峙する人(法人営業)が分かれていることです。
例えば、転職希望者がエージェントに企業の詳細を聞いても答えられないことがあります。
なぜかと言うと、個人営業担当なので企業側と直接連携できていないからです。
答えられなかった企業情報は、日々企業と話をしている法人営業担当に詳細を聞かなくてはいけません。
そのため、大手の転職エージェントは中小の転職エージェントよりスピード感に欠ける傾向があります。
転職エージェントに対して、「書類の添削をしてほしい」「企業ごとの面接アドバイスを実施してほしい」「求人の詳細を細かく知りたい」など細かな支援の要望がある方には、大手エージェントはおすすめしません。
しかし、自分のスキルや望む職種が明確な方、例えば、これまで機械エンジニアの設計に携わり、次の転職も同業界・同業種の職に就きたい方などは、求人数が多い大手エージェントを使った方が効率的です。
中小エージェントの特徴
中小は大手のエージェントよりも、求人数が多くないというデメリットがあります。
一方で、1人のエージェントに対して転職希望者の担当数が、10~15人ほどということが多く、1人の転職希望者にかける時間が増え、書類の添削や企業研究のための詳細情報の伝授、面接のアドバイスなどに時間をかけてくれやすいです。
また、大手と違い、両手型という形態をとっていることが多いです。
両手型とは、個人営業と法人営業が同一人物であることです。
つまり、転職エージェントが転職希望者とコミュニケーションをとり、同時に企業側の人事とも直接つながっていることを表します。
企業側とのコミュニケーションもスムーズで、些細な質問への回答や通過連絡などが早い傾向にあります。
また、転職エージェントが企業側の人事と直接繋がっているため、採用の裏側を詳しく把握しており、合格・不合格の当落線上にいた場合に援護してもらえるというメリットがあります。
当社ソマリの転職エージェントはカウンセリング能力が高い一方、両手型で企業側とのコネクションも強く、スピーディーな選考体験と、強い推薦による援護射撃を提供できます。
転職が初めての方、進む方向性が分からない方、キャリア相談をしたい方、選考への強いバックアップが欲しい方はぜひソマリをご活用ください。
また、転職エージェントは何社・何名でも使えます。大手と中小を両方使っても問題ありません。
お気軽に「無料転職相談」にてソマリの支援をご希望いただき、それとは別にご自分に合う転職エージェントを探してみるのはいかがでしょうか。