転職の不安を自信に変える転職Tipsメディアsomalico「あの人の転職事情」ページ

今回の転職は、「もっと幅広く、自分の可能性を試してみたい」そんな想いからでした。

前職でも業務自体にやりがいを感じる場面もありました。
特に印象に残っているのは、これまで扱ったことのない商材について、新たに良い仕入先を見つけることができた瞬間です。試行錯誤しながら成果につながった時は、純粋に「楽しい」と感じていました。

ただ一方で、「この経験をこの先どう広げていけるのか」「次のキャリアにつながっているのか」という疑問もありました。

軸転職で大事にしていたのは、自分自身が成長できるか、そしてその経験が次のキャリアにつながるかどうかという点です。

これまでの延長線上ではなく、新しいチャレンジを通じて自分の可能性を広げられる環境かを重視していました。簡単ではない場面もあると思いますが、その過程で得られる経験こそが、将来の選択肢を増やしてくれると考えていました。

まず取り組んだのは、職務経歴書の作成です。
これまでの経験を整理しながら、自分は何をやってきたのか、何が強みなのかを改めて見つめ直す時間になりました。

その後、大山さんにご相談。自分の希望や想いを整理する上でも、エージェントとの対話はとても役に立ちました。

最初はなかなか「ここに行きたい」と強く思える企業には出会えずにいましたが、大山さんにも相談しながら整理し、最終的にはオファー面談を受けました。

その内容を家族や大手企業に勤めている友人と相談し自分なりにじっくり考える時間を取りました。

大山さんと相談しながら、自分の志向や経験に合いそうな企業・職種に絞って応募しました。

面接を通じて、企業の考え方や自分に期待されている役割が徐々に明確になり、「ここでなら成長でき、次のキャリアにつながる」と感じるようになりました。最初は可能性を探る気持ちでしたが、選考を重ねる中で前向きな確信へと変わっていきました。

内定をいただいた後は、オファー面談の内容をもとに、家族や大手企業に勤めている友人に相談しながら慎重に検討しました。

最終的な決め手となったのは、自分自身の成長につながり、次のキャリアを築いていけると感じられた点です。年収は下がる結果となりましたが、それ以上に得られる経験や将来性を重視し、納得したうえで決断しました。

私からのアドバイスは、「これまでの経験をしっかり整理すること」と「次に何を成し遂げたいのかを明確にすること」です。

転職活動を始める前に、現職でどのような経験を積んできたのか、どんな場面にやりがいを感じていたのかを振り返り、そのうえで次の職場で何を実現したいのかを考えておくことが大切だと思います。これが整理できていると、選考や意思決定の場面でも迷いが少なくなります。

また、一人で考え込まず、エージェントに相談しながら進めることで、自分では気づけなかった選択肢や視点を得られることもあります。そうした意見を参考にしながら判断することで、より納得感のある転職につながると感じました。