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あの人の転職事情
2025.03.19

「本が好き」を仕事に。出版×事業の軸を貫いた大手外資系ECへの転職ストーリー

「本が好き」を仕事に。出版×事業の軸を貫いた大手外資系ECへの転職ストーリー

ひとりひとりのキャリアと人生があるから、型押しの転職だってない。ソマリで転職された方にお話を伺いました。

性別

Iさん・35歳・マーケティング/企画

転職回数2回
担当事業が縮小するタイミングで次のキャリアを考えたいと思い転職活動を開始。

リクルート

マーケティングマネージャー
正社員
年収1,200万円
社員数 約20,000名

大手外資系EC

マーケティング/企画
正社員
年収1,250万円
社員数 約15,000名

担当事業が縮小、次のキャリアを考えるタイミング

転職を考えたきっかけ

私は昔から本が好きで、大学では文学部、大学院では出版学を専攻しました。
学生時代から「コンテンツを通じて、人が切れ端ではないしっかりとした情報を手にいれられる世界を作ること」に強い関心があり、これを仕事にしたいと考えていました。

その思いから、新卒でコンサルティング業界に進んだ後、より直接的にメディアに関われるリクルートに転職しました。
そこで紙媒体の事業に携わり、やりがいを感じながら楽しく仕事をしていました。

しかし、会社全体の戦略として紙媒体の事業縮小が進み、自分がこれまでやってきた仕事の基盤が大きく変わろうとしていました。
もちろん、経営判断としては合理的であり、会社としての方向性に異論はありませんでしたが、「私のやりたいことができる環境ではなくなっていく」という現実に直面しました。さらに、年齢的に「40歳を超えると転職の選択肢が狭まる」と感じていたことも大きな要因でした。
今のうちに、新たなチャレンジができる環境へ移るべきだと考え、本格的に転職活動を始めることを決意しました。

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転職で大切にしたこと

転職活動をする上で、私が最も大切にしたのは「Will(=将来実現したいこと)」との親和性でした。
これは、リクルート時代からずっと意識していたことで、私のWillは「コンテンツを通じて、人が切れ端ではないしっかりとした情報を手にいれられる世界を作る」という信念でした。

そのため、私は「年収が下がっても構わないし、マネージャー職にもこだわらない。とにかくWillに合う仕事をしたい」というスタンスで転職活動を進めました。
実際、リクルート時代も早い段階でマネージャー職に就きましたが、それよりも「自分がプレイヤーとして事業を動かしている実感」を持てることが重要でした。

また、ただ出版関係の業界に行くだけではなく、より多くの人に影響を与えられる場を求めました。
本を作るだけでなく、それをどのように届けるのか、どうすれば価値ある情報を広く流通させられるのかなどを考えられる環境を探すことが、私の転職活動の軸となりました。

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Stock photos by Vecteezy

Willを軸にした転職活動、エージェント選びの基準

転職エージェント選び

転職活動を始めるにあたって、私は求人を自分で探すのではなく、エージェントとの出会いを重視しました。
その理由は、私のWillがやや特殊であり、一般的な転職活動では自分に適した求人を見つけるのが難しいと感じていたからです。

そこで、ビズリーチに登録し、届くスカウトの中から

「コピペっぽくなく、自分の経歴をしっかり読んだ上で送られているか」
「紹介されている企業が私の興味に合っているか」

を基準に、3名のエージェントと面談しました。
その中の一人がソマリの中嶋さんでした。

ソマリの中嶋さんが印象的だったのはスカウトメールです。
冒頭から「⚫︎⚫︎、受けてみませんか?」という直球なもので、他のエージェントと比べても異彩を放っていました。
普通のスカウトメールは「突然のご連絡失礼いたします」といった定型文から始まることが多いので、中嶋さんのメッセージは独特でした。
その率直なスタイルと求人内容に興味を持ち、話を聞いてみることにしました。

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求人・会社選び

出版業界の様々な会社の提案をいただいたのですが、最終的に、現職の大手外資系ECと大手コンサルに強く惹かれるようになりました。

現職は、私自身が普段から利用しているサービスであり、「情報を適切に届ける」という点で、まさに自分のWillに合った仕事ができると感じました。
特に本を中心とした事業部は、自分が長年関わってきた出版の世界との親和性が高く、これまでの経験を活かせる可能性がありました。

一方、コンサル業界も魅力的でした。メディア関連の戦略を考え、企業の情報発信を支援する仕事ができるため、事業側ではなくコンサルタントとして関わることで、出版やメディアの在り方に影響を与えられるかもしれないと思いました。

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初見殺しの選考を、的確な対策で乗り越える

面接プロセス

現職の大手外資系ECの面接では、同社独自の行動指針が重視されていました。
中嶋さんから「面接では、かなり具体的に行動指針に即したエピソードが求められる」と教えてもらい、対策資料を提供してもらいました。
そのおかげで、「自分のこの経験は行動指針のどの要素に当てはまるか」を整理でき、しっかり準備ができました。
この情報は、知っていたからこそ対策できて難なく選考を突破できましたが、知らずに丸腰で受けていたら間違いなく落ちていただろうと確信しています。

また、一次面接を通過した後、最終面接は4人の面接官と1on1形式で連続で話す独特のスタイルの選考でした。
一人目の面接官との相性があまり良くなく、「これは正直落ちた…」と思っていたので、後日内定の報せをいただいた際には、とても驚いたことを記憶しています。

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内定・意思決定

結果的には、現職の大手外資系ECと大手コンサル、どちらも内定をいただくことができました。そのため、意思決定はかなり迷いました。
大手コンサルは、主に働く環境が良く、以下2点が大きな魅力でした。

◾️年収が高かった
◾️フルリモートに近いハイブリッドワークで柔軟な働き方ができる

大手外資系ECは、主に事業内容とやる事が魅力的で、以下3点が秀でていました。

◾️事業に直結する仕事ができる
◾️自分のWillに最も近い仕事ができる
◾️「本」の事業部へのアサイン

最終的に決め手になったのは、「今しかできない挑戦かどうか」でした。
コンサルは、今後も募集があり挑戦できそうですが、現職である大手外資系ECのポジションはポストが限られているため、次に同じチャンスがあるとは限りません。
また、中嶋さんに「大手外資系ECは週5出社だけど、滞在時間に縛りはなくてフレキシブルな働き方ができる」と具体例を交えて説明してもらい、納得できたことで、現職への入社を決めました。

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Willを明確に、嘘をつかないことが重要

転職成功へのアドバイス

私が転職活動で大切だと思うことは2点あります。

まず一つ目は、自分の「Will」を明確にすることです。
転職活動をする上で、「自分が何を大切にしたいのか」を言語化することは非常に重要です。
私は「コンテンツを通じて、人が切れ端ではないしっかりとした情報を手にいれられる世界を作る」という軸を持っていました。
これがあったからこそ、企業選びや面接などをブレずに突き進むことができました。

二つ目は、嘘をつかないことです。
面接は 「受かるためにキャラを作る」のではなく、「マッチするかどうかを判断する場」と考えることが大切です。
私は、面接でも本音で話し、相性が合わない企業とはご縁がなかったと割り切っていました。
その結果、本当にやりたい仕事ができる企業と出会えたと思います。
また、嘘をつかずにWillを貫き通せたからこそ、最終的に自分に合う会社を紹介してくれるエージェントが残り、適切にサポートしていただけたことも成功の一因だったのかなと思っています。

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担当エージェントから一言

中嶋 竜之介

中嶋 竜之介
(代表取締役)

神奈川県横須賀市出身・元Amazon&リクルート・転職支援実績約50名※独立後

関わってきた領域は違えど、私もリクルートに在籍したことがあったため同世代だったこともあり大変コミュニケーションが取りやすい印象でした。
一貫した意思決定の軸がおありであること、また物事を俯瞰的かつ詳細に掘り下げるスタンスがおありだったのでどの会社も内定が出る方だなと思っており、想定通り複数の企業様から内定を勝ち得ました。
配属先がどこになるか分からない状況でしたが、元々一貫して「本」に関わってこられた方ですので結果的にWillを実現できそうな環境になってエージェント冥利に尽きます。
本当にありがとうございました!

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