挑戦への扉を再び開く、大手日系通信会社から大手外資系ECへの転職
ひとりひとりのキャリアと人生があるから、型押しの転職だってない。ソマリで転職された方にお話を伺いました。
Kさん・39歳・営業/事業戦略
転職回数4回
常に行なっていた転職市場の情報収集をきっかけに転職活動を開始。
大手通信会社
営業/事業戦略
正社員
年収1,000万円
社員数 約62,000名
大手外資系EC
マーケティング/企画
正社員
年収1,200万円
社員数 約15,000名
常に行う情報収集からの転職
転職を考えたきっかけ
今回に限らず、私は普段からビズリーチなどで職務経歴書を最新に保ち、求人情報を定期的にチェックしています。
その意味では、いつでも転職を意識しているともいえるかもしれませんが、いつまでに転職するといった明確な意思を持ってもいません。
現職の大手外資系ECもそのような状況の中で紹介された求人でした。
前職を辞めると決めていたわけではなかったので、他の求人を見ていたわけでもありませんでした。
前職に対しては特にネガティブな思いはなく、やりがいも感じていました。
大手通信会社でBtoCの仕事に携わり、大規模な顧客基盤のデータを活用できる環境は魅力的でした。
一方で、顧客第一主義を掲げながらも日系企業ならではの制約に左右される部分も感じており、自由に動ける環境で挑戦できることに魅力を感じたことが、現職の求人に応募してみようと考えた主な理由でした。
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特化型エージェントと出会い、再挑戦
転職エージェント選び
今回の転職活動は、現職の求人を紹介していただいたソマリの中嶋さんとのやり取りから始まりました。
実は4年前にも現職に挑戦したことがあり、その際は別のエージェントを通じて選考を受けましたが不採用でした。
中嶋さんが現職の元社員であったこと、そして中嶋さん自身が「自分も一度不採用になったけど、再挑戦して入社できた」という経験を持っていることを聞き、私と同じ状況からでも入社できたという事実があることが分かり、戦略的に選考を受けられるという信頼感を抱くことができました。
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求人・会社選び
既述の通り、転職を決めていたわけではなかったため、現職以外の求人は受けていませんでした。
現職の面接に関しては、以前に選考を受けた時に感じた疑問等を踏まえ、中嶋さんから具体的なアドバイスをもらいながら準備を進めました。
現職特有の社是に基づく質問の傾向や対応策など、細かい情報を得ることができたのは非常に助かりました。
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徹底した準備で臨んだ再挑戦
面接プロセス
4年前の経験を活かし、面接の対策を徹底的に行いました。
中嶋さんからは、現職特有の面接の詳細や、回答のコツ、対策資料、動画のリンクなどを提供いただきました。
これが非常に役立ち、前回の選考時よりも自信を持って臨むことができました。
特に二次面接では、複数の面接官と一対一での対話を繰り返す形式だったため、全体として上手く進んでいるのか感触も掴みづらかったのですが、中嶋さんから事前に面接の意図や進み方等についてアドバイスをいただき、心づもりをして臨んでいたため、慌てずに進めることができたように思います。
対策段階からフィードバックをもらい、面接で話すエピソード選びの精度を高めることができたことも非常に大きかったです。
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内定・意思決定
正直なところ、選考が終わった段階では反省点も多かったため、内定の報せを受けた時は驚きました。
そして内定をいただいた後も、嬉しさがある一方、内定を受諾するどうか迷う部分もありました。
現職に強い魅力を感じていたのは事実ですが、私は日系企業での就業経験しかなく、外資系特有の実力主義やカルチャーに適応できるかという葛藤もあったためです。
そこで、中嶋さんや現職で働いていた知人、気のおけない友人らに相談しました。
多くの意見を聞く中で現職に進む上での魅力と不安が整理され、最終的には「新たな環境に挑戦してみよう」と決断しました。
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常に情報収集して自分の市場価値を把握しておくことで求人を客観的に判断する
転職成功へのアドバイス
私の場合は転職すること自体を決めて活動していたわけではなかったため、少し特殊な例かもしれませんが、転職を成功させるためには「常にたくさんの情報収集しておくこと」が重要だと思っています。
私はこれまでの経験上、何もかもが100点満点の条件で転職するというのは不可能であり、転職活動を始めると必ず何かしら不安や不満が出てしまうものだと思っています。
その中で応募する求人や受諾する求人を絞り込むためには、自分の転職希望条件を整理し、それがどこまで適うのか、希望に適う求人がどれだけあるのか、現実を知っておく必要があります。
普段からたくさんの求人情報に触れて自分の市場価値を見極めておくことで、いざ転職活動をする際に「目の前の求人が本当に自分に合っているのか」「不満点があっても許容すべきなのか、もっと良い条件の求人があるのか」などを客観的に判断し、自信を持って進めることができるようになると思っています。
また、エージェント選びも成功の重要な要素だと思いました。
中嶋さんのように特定の企業について、カルチャーや選考の特徴を深く理解しているエージェントがいることで、転職活動全体がスムーズに進むと感じました。
前職在籍中の転職活動だったため、レスポンスの早さや限られた時間で選考対策の面談が組めたことも大きく、そういった意味でフィット感もあり、満足のいく結果を得ることができました。
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